日本の仏教宗派もある意味多様ですが、アジア各国の仏教の多彩な
在り様に改めて驚かされました。国によっては政治との絡みもあって
奥歯に物の挟まった感が拭えない記述も少なくないですが、あとがきに
も書いてあるように、それは甘受すべきでしょう。
全体を読んで感じたのは、日本に色々な宗派が過去持ち込まれた
際は、それぞれの仏教や僧侶は社会に対しもっと活動的だったと思う
のですが、現在は所謂葬式仏教に堕している。これに対して他国の
仏教・僧侶は国民の福祉に対して積極的である、と言う点です。
もともとは他国の文化理解の一環で読み始めましたが、読み始める
とむしろ日本の仏教の今後の在り様が気になってきました。
本書の前にたまたま佐々井師の「闘う仏教」を読んでいたので余計に
そう感じました。
必生 闘う仏教 (集英社新書)
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