生きてるとよくないこと、気に留めるまでもないこと、そしてたまにはうれしいことが起きるけど、時にはよくないことが一気に来たり、不安に思っていたことが次々と現実になったりする耐え難い時期があると思います。
また、子供の頃の育てられ方や学校、若かった頃の職場の影響で、人一倍生真面目に重苦しく生きてる人も多いと思います。
苦しい時期には、あるいはずっと重苦しい人は、朝少し気分がよくても、また日が暮れるにしたがって言いようもない不安に駆られ、必死に耐える繰り返しの中で日々を送ってる。別に金持ちにならなくていいから、少しでもラクに心穏やかに、不安や悩み少なく生きるにはどうすればよいのか。
苦しさの原因・経緯は人様々でしょうし、この本に解が書いてあるわけではないですが、やってみるとマイナスがかなり消えることとして、心に残ったのは以下の点です。
このうち、4の「人にコントロールを渡さない」は、けっこう時間かかると思いますが、1,2,3は今日からでもできる。
「なんかもったいない」からとっておいたスーパーのレジ袋やクッキーの空き缶、思い出深いけどもう着ない服、ちょっと気になってそのへんに積んであったDMを捨てる。
気分が沈んで来たら「いかんいかん、こんなところで沈滞してては、外でよう」と速攻出かける。
で、近所走るでもジムでもなんでもいいから体動かす。
効果は絶大です。悩み深い人には、止まってしまうことがリスクなんだと思います。
大変かも知れないけど、「エイ」っと動き出せば、慣性が働いて、動き出せる。
そして重苦しく止まってた自分の異様さに「ハッ」と気付く。
1. やる気は出そうと思って出るものではなく、活動するから出る。そのために、もろもろの少しずつ未完了になってることを終わらせる。たくさんの未完了を終わらせて、身軽になる。だから動ける。
2. 楽しいから笑うのはでなく、笑顔を作ってみる。だから楽しくなってゆく。
3. 深刻になりそうになったら、とにかく心拍数を上げる、走ってみる。
4. ほめられることを期待したり言葉多くしゃべることで自分を安売りしない。それは人にコントロールを渡してることだから。コントロールすることで自分を高めたがってる人はけっこういて、でもそういう人からは離れたほうがいい。
これらのことは、今更真新しいことでもなんでもないかも知れませんが、この著者の不思議に静かな語り口で語られると、「すうっ」と心に入ってくるんです。
ということで、苦しい時期にある方、ずっと重苦しかった方、まず動き出しましょう。
自分も実践してゆこうと思います。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
