英国のクラシックな怪談や、シャーロック・ホームズものの探偵小説を彷彿させる話の雰囲気、作品の香りが、いつもながらいいですねぇ。とりわけ、おしまいのふたつの話がふわりとした感じでつながり、ラストへと導かれるところが心地よかったです。
あとがきで作者が、「実は単行本に収録していない『ヴィルヘルム・某日』がまだ2本ありまして。いつか別の形で収録できたら と思います」と、書いていらっしゃいました。ぜひいつか、読んでみたいですね。
「秘密のヴィルヘルム」「夢を見るひと」「猫は誰にも言わない」「花の記憶」「ヴィルヘルムの待ち人」「扉をあける風」を収めた、「うるわしの英国」シリーズの最終巻。神出鬼没のおやじ猫・ヴィルヘルムの活躍が、うれしかったな(にんまり)
『月の出をまって』『中国の鳥』『空中楼閣の住人』『花々のゆううつ』、そして本書と、19世紀末の英国を舞台にしたシリーズを楽しみに読んできたので、「ああ、最終巻かあ」と、さびしい気がしましたけれど。
コーネリアスとヴィルヘルムの門出を祝し、エルガーの『威風堂々 第1番』吹奏♪
- コミック: 192ページ
- 出版社: 小学館 (2007/10/26)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4091313965
- ISBN-13: 978-4091313966
- 発売日: 2007/10/26
- 梱包サイズ: 21 x 15 x 2 cm
- おすすめ度: 5件のカスタマーレビュー
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