戦闘糧食(ミリメシ)から各国の食文化の一端が分かるようになっている。
戦闘糧食は各国の一般人の食生活を色濃く反映している。
戦闘糧食を手に入れた経緯も各々記載されており、興味深い。
量、味、携帯性、調理性ごとに評価。
メニュー内容から食文化や戦闘糧食に対する各国軍隊の思想が読み取れる。
「食」といえば中国。
台湾はあったが中華人民共和国はなかった。
気になるところ。
読み続けていると、上手かろうとも、まずかろうとも「戦闘糧食(ミリタリー・レーション)」の本物を食べてみたくなる。
軍事機密にあたることはそんなになさそうだ。
ユニセフとか国連難民高等弁務官事務所とか国際協力機構とかの資金獲得活動として、世界の戦闘糧食の斡旋販売でもしてくれないだろうか!?
文中もカラー写真なら五つ星。
第1章 ボスニア・ヘルツェゴビナ
(アメリカ、フランス、ドイツ、ウクライナ、スウェーデン、フィンランド、クロアチア)
第2章 アルバニア&マケドニア
(イタリア、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本、自衛隊食堂訪問記、台湾)
第3章 コソボ
(HDR、BP‐5、警視庁の「五目ご飯」を食べる)
第4章 東ティモール
(マレーシア、オーストラリア、シンガポール)
第5章 再訪ボスニア・ヘルツェゴビナ
(イギリス、スペイン、リトアニア、ポーランド、デンマーク、ノルウェー、ロシア、アメリカ、零式戦闘糧食登場!)
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戦闘糧食の三ツ星をさがせ!―ミリタリー・グルメ 単行本 – 2002/11/1
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社光人社
- 発売日2002/11/1
- ISBN-104769810083
- ISBN-13978-4769810087
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
戦術、戦法が各国で異なるように、世界の軍隊のコンバット・レーションを食べくらべてみれば、お国柄や食文化、思想のちがいが一目瞭然でおもしろい。熱気と湿気にうだり、極寒に耐えて戦う兵士たちの“心の糧”となる戦闘糧食のすべてを軽妙、快活に綴るフォト・エッセイ。
内容(「MARC」データベースより)
ハイテク兵器を備えた最前線の兵士たちは、何を食べて戦っているのか!? 紛争地を駆け巡り兵士たちと寝食をともにした軍事ジャーナリストが、世界22カ国・27種類、70食のレーションを食べつくす世界初のグルメブック。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大久保/義信
1963年、茨城県に生まれる。コンピュータ技術者を経て、月刊『軍事研究』編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1963年、茨城県に生まれる。コンピュータ技術者を経て、月刊『軍事研究』編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 光人社; 新装版 (2002/11/1)
- 発売日 : 2002/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 246ページ
- ISBN-10 : 4769810083
- ISBN-13 : 978-4769810087
- Amazon 売れ筋ランキング: - 780,551位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 466位その他の軍事関連書籍
- - 3,009位軍事入門
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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VINEメンバー
日・米・英・独・仏・露に加え、台湾・マレーシア・インドネシアや北欧・東欧などなど各国のレーションを扱っているのがいいところ。文章量もかなり多く、読み応えは十分であり、実際に食べているような感じにさせてくれるのは素晴らしいです。
加えて、陸上自衛隊の基地食堂の様子や海上自衛隊護衛艦のレポート記事、各国軍隊の訪問記なども書かれており、この部分も興味深く読むことが出来ました。
惜しむらくは、カラー写真が少ない点です。冒頭の数ページがカラーとなっていますが、それ以外のページは全て白黒でした。また写真自体が小さいのも残念。せめて中程のページにもカラーページを加えて欲しかったですね。
アメリカ軍のどこか無国籍な雰囲気を漂わせるレーションに比べて、他の国のレーションはどこかに必ず「郷土の味」が潜んでいるようです。システマチックで無機質な包装の中にうまそうな料理が潜む…、このシュールな雰囲気を味わうのも本書の妙味と言えます。
加えて、陸上自衛隊の基地食堂の様子や海上自衛隊護衛艦のレポート記事、各国軍隊の訪問記なども書かれており、この部分も興味深く読むことが出来ました。
惜しむらくは、カラー写真が少ない点です。冒頭の数ページがカラーとなっていますが、それ以外のページは全て白黒でした。また写真自体が小さいのも残念。せめて中程のページにもカラーページを加えて欲しかったですね。
アメリカ軍のどこか無国籍な雰囲気を漂わせるレーションに比べて、他の国のレーションはどこかに必ず「郷土の味」が潜んでいるようです。システマチックで無機質な包装の中にうまそうな料理が潜む…、このシュールな雰囲気を味わうのも本書の妙味と言えます。
VINEメンバー
名前の通り、戦闘糧食=ミリメシについて、実際に筆者が従軍取材の中で体験したレポートです。
カラー写真も豊富で読みやすく、もちろん日本の自衛隊の糧食も登場します。
面白いのは、これら糧食を通して各国の軍隊の特色そして食文化にまで言及している点です。
やはり国が変われば食事も変わる、兵士と自国を結びつけるのも、「ミリメシ」という食文化なのだと思いました。
巻末近くには、タイトルどおり「ミリメシ」としての戦闘糧食の評価もあります。
この本を通して、意外とミリメシ本があることを知りました。
そういう意味でも、初心者にも受け入れられやすい一冊ではないでしょうか。
カラー写真も豊富で読みやすく、もちろん日本の自衛隊の糧食も登場します。
面白いのは、これら糧食を通して各国の軍隊の特色そして食文化にまで言及している点です。
やはり国が変われば食事も変わる、兵士と自国を結びつけるのも、「ミリメシ」という食文化なのだと思いました。
巻末近くには、タイトルどおり「ミリメシ」としての戦闘糧食の評価もあります。
この本を通して、意外とミリメシ本があることを知りました。
そういう意味でも、初心者にも受け入れられやすい一冊ではないでしょうか。
2004年8月8日に日本でレビュー済み
日夜、危険と隣り合わせにある兵士にとって、食事とは最も心休まる時だそうです。そうした戦時下にある状態で、特に一般的に食べられているのが「糧食=レーション」なのです。
で、この糧食というもの、国々によってそれはもう千差万別・百花繚乱・十人十色(?)で、イラストを見ているだけでも飽きません。(多少、似たような形体をしている国々もありますが・・・)
小説・漫画のネタにも非常に有効です!(多分)戦争・軍隊マニア、もしくは戦争を題材にした創作活動をしている方は必見、必読、必買の一品といえるでしょう!
あと、フランス・イタリアなどの食事(レストランなど)の美味しい国は糧食も美味しいそうです。食文化先進国は兵士の食事にまでこだわる!というのが、なんとも微笑ましいものです。
で、この糧食というもの、国々によってそれはもう千差万別・百花繚乱・十人十色(?)で、イラストを見ているだけでも飽きません。(多少、似たような形体をしている国々もありますが・・・)
小説・漫画のネタにも非常に有効です!(多分)戦争・軍隊マニア、もしくは戦争を題材にした創作活動をしている方は必見、必読、必買の一品といえるでしょう!
あと、フランス・イタリアなどの食事(レストランなど)の美味しい国は糧食も美味しいそうです。食文化先進国は兵士の食事にまでこだわる!というのが、なんとも微笑ましいものです。
2015年7月8日に日本でレビュー済み
この本の内容自体には不満はないのですが、やたら戦闘糧食が美味そうに見えて困ります。
特に欧州各国の軍隊が装備するレーション、さらに言えばフランスやイタリアのは美味そうです。文中にもあるように戦闘糧食とはその国の軍が入札を行い、缶詰やレトルト食品を製造している業者が応札して落札して納品するものなので、民需用にも似たものがあると思います。
ところが、日本国内で探し回っても売っていません。かろうじてレバーパテの缶詰とラタトゥイユ(夏野菜のシチュー)の缶詰を見つけましたが、メインのおかずになる缶詰ではないです。もう現地に行くか個人輸入でもするしかないのかなあ、とも思います。
そんなわけで逆恨みを込めて(笑)、星一つ減らさせて頂きます。
ごめんなさい(汗)
ところで米軍のMRE、二つほど入手して食べてみました。・・・もう充分です(笑)。
特に欧州各国の軍隊が装備するレーション、さらに言えばフランスやイタリアのは美味そうです。文中にもあるように戦闘糧食とはその国の軍が入札を行い、缶詰やレトルト食品を製造している業者が応札して落札して納品するものなので、民需用にも似たものがあると思います。
ところが、日本国内で探し回っても売っていません。かろうじてレバーパテの缶詰とラタトゥイユ(夏野菜のシチュー)の缶詰を見つけましたが、メインのおかずになる缶詰ではないです。もう現地に行くか個人輸入でもするしかないのかなあ、とも思います。
そんなわけで逆恨みを込めて(笑)、星一つ減らさせて頂きます。
ごめんなさい(汗)
ところで米軍のMRE、二つほど入手して食べてみました。・・・もう充分です(笑)。