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戦後史のなかの日本社会党―その理想主義とは何であったのか (中公新書) 新書 – 2000/3/1
- 本の長さ373ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2000/3/1
- ISBN-104121015223
- ISBN-13978-4121015228
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
敗戦直後、日本社会党が誕生した。戦前の無産政党を糾合し、「社会主義国日本」を目指しての結党である。しかし以後半世紀、一度として単独政権を打ち樹てることなく、ついに崩落した。社会党の歴史は、日米安保体制=自由主義陣営を打破する闘いとそれに絡まる路線・派閥抗争の軌跡でもある。ソ連型社会主義と共振するその「理想主義」は、議会制民主主義と相容れない側面をもっていた。日本社会党を通して、戦後日本の全体像に迫る。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月18日に日本でレビュー済み
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高名な国際政治学者である著者によって、国際政治と社会党の連動が、鮮やかに描かれています。社会党がなぜ理想主義に終始し、ドイツの社会民主党のように、「国民政党」になれなかったのか。そこに、日本のリベラルデモクラシーが抱える問題点があるような気がします。自民党だけが、現実的な選択肢として選ばれている状況が続くことが良いのだろうか。国民から見て政党は何なのか。私たちは政党という存在にどれだけ主体的に向き合ってきたのか。そのような問題意識のある方は、大変有意義な本だと思います。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年4月29日に日本でレビュー済み
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その根幹はなんであったのか、本書の突き詰めた処であるようです。
改めて考えさされたのは社会党内の権力闘争。あまりにもかけあなれすぎた左右の派閥。その辺りの理解がすすみました。
自身の課題として社会民主主義や西欧型の社会主義政党への考察が必要になりました。
また左右両派がひとつの政党に留まっていたのはその支援団体である労働組合との関係があったのでしょう。その辺りの論考を何処かに求めるべきかと考えています。
改めて考えさされたのは社会党内の権力闘争。あまりにもかけあなれすぎた左右の派閥。その辺りの理解がすすみました。
自身の課題として社会民主主義や西欧型の社会主義政党への考察が必要になりました。
また左右両派がひとつの政党に留まっていたのはその支援団体である労働組合との関係があったのでしょう。その辺りの論考を何処かに求めるべきかと考えています。
2013年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる五十五年体制について書かれた本は多い。また、政権与党であった自民党に関する分析も多い。しかし、社会党の具体的な内容については容易に分かる本がない。少なくとも寡聞にして私は知らない。これが分かり易く提示されている。ただ、右派が現実路線を党内で樹立できなかったことと、党内優位を構築した左派が国民と乖離したことは、読者は既に知っているので、それを時系列に沿って提示するだけでなく、掘り下げて欲しかった。「リベラル」と「ラディカル」は違うし、また、リベラル派と、イデオロギー政党とは同じではないので、こうした点については不足している。
2012年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会党の問題点を客観的に論じている数少ない良書です。社会党に関する本は社会主義を肯定する立場(社会主義協会や佐々木派等左派)から問題点をぼかす論じ方か、問題点にする立場では、自民党や経団連系が敵のように書くか、昔社会党にいた人が反省しながらぼやいているものがほとんどです。偏った見方があまりなくとても読みやすい本です。
終章で「日本社会党の理想主義」が20ページにわたり書かれていますが、非現実的な政策しか出せなかった要因は何であったか、階級政党から国民政党に脱皮する独社民党のゴーデスブルグ綱領のようなものの必要性をなぜ感じなかったについてユニークな分析がされていて的を得ておりすばらしい。旧社会党や共産党の人には偏った批判に見えるかも知れないが反論できるものならして欲しい。
日本は自民党と自民党的な人が実権を握っている民主党が二大政党で、成長が予想されている橋本市長の維新の会の第三勢力も自民等右派に通じています。このような主要勢力が政権を取り続けていたら、日本がアメリカ、韓国とならんで先進国中三悪の格差社会・大金持ち優遇で、自殺者(日・韓)や医療放置死・他殺者(米)が他の先進国よりも比率が異常に高い状況は改善されないでしょう。では、金持ちに擦り寄っていかない社会民主主義者の党、それはフランス社会党やドイツ社民党に近い性格をもつものと思われるが、それがなぜ日本で育たなかったのか。その答えの大部分が日本社会党の歴史とその問題点にあり、今後の社会民主主義者の党の成長を促すためにも社会党の研究は重要です。その意味でもこの本は良書であり一読をお勧めします。なお、同様の良書に「日本社会党 その組織と衰亡の歴史−岡田一郎(新時代社)」があります。
終章で「日本社会党の理想主義」が20ページにわたり書かれていますが、非現実的な政策しか出せなかった要因は何であったか、階級政党から国民政党に脱皮する独社民党のゴーデスブルグ綱領のようなものの必要性をなぜ感じなかったについてユニークな分析がされていて的を得ておりすばらしい。旧社会党や共産党の人には偏った批判に見えるかも知れないが反論できるものならして欲しい。
日本は自民党と自民党的な人が実権を握っている民主党が二大政党で、成長が予想されている橋本市長の維新の会の第三勢力も自民等右派に通じています。このような主要勢力が政権を取り続けていたら、日本がアメリカ、韓国とならんで先進国中三悪の格差社会・大金持ち優遇で、自殺者(日・韓)や医療放置死・他殺者(米)が他の先進国よりも比率が異常に高い状況は改善されないでしょう。では、金持ちに擦り寄っていかない社会民主主義者の党、それはフランス社会党やドイツ社民党に近い性格をもつものと思われるが、それがなぜ日本で育たなかったのか。その答えの大部分が日本社会党の歴史とその問題点にあり、今後の社会民主主義者の党の成長を促すためにも社会党の研究は重要です。その意味でもこの本は良書であり一読をお勧めします。なお、同様の良書に「日本社会党 その組織と衰亡の歴史−岡田一郎(新時代社)」があります。
ベスト500レビュアー
日本社会党は、常に自民党に次ぐ第二党でありながら、長らく万年野党であり続けた。
決して自民党を諸手を挙げて歓迎するわけでもない筆者は、自民党の一党優位を許したのはむしろ日本社会党ではなかったかと、日本社会党の戦後の歩みを批判的な視点から記述していく。
戦後すぐから60年安保あたりまでの歴史は、社会党内で右派と左派が主導権を奪い合う歴史で、なかなか興味深い。
かつては社会民主主義を目指しつつも資本主義を認めソ連共産主義の独裁を批判し、講和条約や日米同盟を認める右派優位だったが、次第に総評の出張機関としての左派色が強くなり、右派は最終的には民社党として離脱してしまう。
後半で、社会主義インターの立場は民社党に近く、社会党はその方針と何度も対立し、最終的には離脱してしまうという話が出てくるが、現実的な野党を求めるならば、社会党右派が育ってくれた方がよかったのかもなとは思わされる。
60年安保以降の記述は、国際関係の狭間で振り回される社会党の姿が描き出されていると感じた。
特に中ソ対立において立場を曖昧なままにし、中国に必死にすり寄ろうとしつつも、結局日中国交回復は公明党のパスと当の自民党が大半の役割を担い、社会党は大した役割は果たせず、中国からも軽んじられている状況はなかなか可哀想ではある。
「日中共同の敵」発言をきちんと再確認しておきながら、中国はアメリカに急接近してしまい、自衛隊や日米同盟を認めるようにたしなめられるのだから、確かにはしごを外されたという表現も当たっている。
北朝鮮への急接近で、朝鮮戦争の責任を北朝鮮からアメリカへと180度転換するのは、しかし自己都合の極を見ているかのようであった。
冷戦以降のところでは、細川政権成立時の選挙で自民党は(選挙前に離党した議員の議席を引けば)あまり票を減らさなかったのに対し、社会党は大きく議席を減らしているというのは一つ印象的である。
自社連立が社会党内でさえ全然話が回っていなかったことは、社会党の方向性の一貫性のなさ、烏合の衆的な側面を最期の最期で見せているような感じもする。
350頁以上をかけて社会党の歴史を眺めてくれているが、それでも要所を拾っただけで全体を見渡せた気分は残念ながらしない。
内部抗争を書いている部分では内部抗争だけ、海外との関係を描く部分では海外との関係だけ、という感じの書き方のため、書かれていない要素がいろいろあるのが原因だと思う。
例えば60年安保以降の国内事情はあまり出ていない。例えば70年安保前後の学生紛争の動き、革新自治体の興隆といった話は本書ではほとんど触れられていない(後者は 革新自治体 - 熱狂と挫折に何を学ぶか (中公新書) などに詳しい)。
また、社会党の左派色、理想主義を考える上では、だれがどのようにそれを支持していったのか、という点が重要だと思うが、例えば進歩的知識人との関係、支持母体の動きなども考察されていない。
議席が1.5大政党と言われる状態が長く続いたわけだが、なぜそこから増えなかったか(そもそも過半数をとるだけの候補者を立てていなかったという話もある)、なぜそれでも0.5の分は議席をとり続けられたのか、こうした点もあまり議論されているとは言えない。
社会党というのがそれだけ複雑な存在だということかもしれないし、本書はそれはそれでコンパクトにまとまっている本だとは思うが、もう一歩という印象もぬぐえない。
とはいえ、社会党の歴史を知る一冊目としては悪くない本だと思う。
決して自民党を諸手を挙げて歓迎するわけでもない筆者は、自民党の一党優位を許したのはむしろ日本社会党ではなかったかと、日本社会党の戦後の歩みを批判的な視点から記述していく。
戦後すぐから60年安保あたりまでの歴史は、社会党内で右派と左派が主導権を奪い合う歴史で、なかなか興味深い。
かつては社会民主主義を目指しつつも資本主義を認めソ連共産主義の独裁を批判し、講和条約や日米同盟を認める右派優位だったが、次第に総評の出張機関としての左派色が強くなり、右派は最終的には民社党として離脱してしまう。
後半で、社会主義インターの立場は民社党に近く、社会党はその方針と何度も対立し、最終的には離脱してしまうという話が出てくるが、現実的な野党を求めるならば、社会党右派が育ってくれた方がよかったのかもなとは思わされる。
60年安保以降の記述は、国際関係の狭間で振り回される社会党の姿が描き出されていると感じた。
特に中ソ対立において立場を曖昧なままにし、中国に必死にすり寄ろうとしつつも、結局日中国交回復は公明党のパスと当の自民党が大半の役割を担い、社会党は大した役割は果たせず、中国からも軽んじられている状況はなかなか可哀想ではある。
「日中共同の敵」発言をきちんと再確認しておきながら、中国はアメリカに急接近してしまい、自衛隊や日米同盟を認めるようにたしなめられるのだから、確かにはしごを外されたという表現も当たっている。
北朝鮮への急接近で、朝鮮戦争の責任を北朝鮮からアメリカへと180度転換するのは、しかし自己都合の極を見ているかのようであった。
冷戦以降のところでは、細川政権成立時の選挙で自民党は(選挙前に離党した議員の議席を引けば)あまり票を減らさなかったのに対し、社会党は大きく議席を減らしているというのは一つ印象的である。
自社連立が社会党内でさえ全然話が回っていなかったことは、社会党の方向性の一貫性のなさ、烏合の衆的な側面を最期の最期で見せているような感じもする。
350頁以上をかけて社会党の歴史を眺めてくれているが、それでも要所を拾っただけで全体を見渡せた気分は残念ながらしない。
内部抗争を書いている部分では内部抗争だけ、海外との関係を描く部分では海外との関係だけ、という感じの書き方のため、書かれていない要素がいろいろあるのが原因だと思う。
例えば60年安保以降の国内事情はあまり出ていない。例えば70年安保前後の学生紛争の動き、革新自治体の興隆といった話は本書ではほとんど触れられていない(後者は 革新自治体 - 熱狂と挫折に何を学ぶか (中公新書) などに詳しい)。
また、社会党の左派色、理想主義を考える上では、だれがどのようにそれを支持していったのか、という点が重要だと思うが、例えば進歩的知識人との関係、支持母体の動きなども考察されていない。
議席が1.5大政党と言われる状態が長く続いたわけだが、なぜそこから増えなかったか(そもそも過半数をとるだけの候補者を立てていなかったという話もある)、なぜそれでも0.5の分は議席をとり続けられたのか、こうした点もあまり議論されているとは言えない。
社会党というのがそれだけ複雑な存在だということかもしれないし、本書はそれはそれでコンパクトにまとまっている本だとは思うが、もう一歩という印象もぬぐえない。
とはいえ、社会党の歴史を知る一冊目としては悪くない本だと思う。
2015年9月28日に日本でレビュー済み
55年体制の一端を担った日本社会党の、平易な解説本である。
とはいえ内容は結構深い。
社会党といえば、しばしば日本国の存在自体を否定するかのようなイメージを持つが、実は結党時は中間派の日本無産党と右派の社会民衆党はおよそ左翼とは言えないような、国家社会主義・天皇制を養護するような右翼であった。
また社会党左派は、西欧型社民主義ではなくプロレタリア革命に基づくソ連型社会主義を志向したが、議会で多数を占めた暁にはその状態を固定化させ、社会主義革命を達成するという、およそ議会制民主主義とはかけ離れた思想であった。
それとは別に、社会党右派は西欧型社民主義を目指していた。のだが、片山哲内閣のときの失敗によって、左派優位になったために日の目をみることはなかったが、田中角栄は右派の重鎮であった江田三郎が政権を取ることもありうる、と考えていたそうである。
また自民党は親米の政党であったが、社会党は親ソ・親中・親北朝鮮の政党であったわけだが、中ソ対立のときに党自体が分断の危機に遭う。結局日本社会党は冷戦と中ソ対立という社会主義国家同士のいがみ合いに巻き込まれてゆく。
先ずなにより、日中国交正常化するにあたって、中国の関心は社会党より自民党親中派に移っていくのである。
ここでは拙い文章しか綴ることができなかったが、社会党を知る上での良き入門書となるだろうし、また日本とアジア外交を知ることもできるようになる。
結局は、理想を求めつつも、現実から遊離した政党であった感は否めない。
とはいえ内容は結構深い。
社会党といえば、しばしば日本国の存在自体を否定するかのようなイメージを持つが、実は結党時は中間派の日本無産党と右派の社会民衆党はおよそ左翼とは言えないような、国家社会主義・天皇制を養護するような右翼であった。
また社会党左派は、西欧型社民主義ではなくプロレタリア革命に基づくソ連型社会主義を志向したが、議会で多数を占めた暁にはその状態を固定化させ、社会主義革命を達成するという、およそ議会制民主主義とはかけ離れた思想であった。
それとは別に、社会党右派は西欧型社民主義を目指していた。のだが、片山哲内閣のときの失敗によって、左派優位になったために日の目をみることはなかったが、田中角栄は右派の重鎮であった江田三郎が政権を取ることもありうる、と考えていたそうである。
また自民党は親米の政党であったが、社会党は親ソ・親中・親北朝鮮の政党であったわけだが、中ソ対立のときに党自体が分断の危機に遭う。結局日本社会党は冷戦と中ソ対立という社会主義国家同士のいがみ合いに巻き込まれてゆく。
先ずなにより、日中国交正常化するにあたって、中国の関心は社会党より自民党親中派に移っていくのである。
ここでは拙い文章しか綴ることができなかったが、社会党を知る上での良き入門書となるだろうし、また日本とアジア外交を知ることもできるようになる。
結局は、理想を求めつつも、現実から遊離した政党であった感は否めない。






