歴史に詳しい人は言うであろう、ここで森可成が宇佐山城で散る！
……………はずだったんだが、静子が初陣！それだけではなくゲリラ軍長…。
これには「はい？」となりました。本当に平和主義な現代から来たのでしょうか？なぜゲリラの役目を詳しく知り、ゲリラ行動に移す勇気と覚悟はどこからきているのだろうか？
まぁ、何はともあれ、宇佐山城の防衛と森可成の救出に成功し、歴史は変わった。とはいえ槍が持てなくなったので死人扱いとなっているが。命があるだけでも嬉しかった(静子のしたことはむちゃくちゃだが)
しかし静子の知識はどこまで多岐にわたっているのか。兵器、異なる種と種を掛け合わせ、優れた生物を作ろうとする知識。
そういえば四巻で浅井長政の救済も成功している。確か歴史では織田軍(豊臣秀吉)と浅井軍の戦いで、長政は自害。お市とその子供達は織田軍に引渡し済みだった。
それが長政とその父との戦いで、動物をたくさん引き連れた静子軍がそこに偶然かち合って、静子と長政連合軍で長政の父を追い払った。
これにも唖然とした。これは史実に沿って静子は農業チート、兵器チートで織田軍を支えるのかと思ったが違う。歴史を変え、武将救済をする小説だと分かった。
5巻では長政は静子軍に入っております。元気に励んでおります。
今までの戦国タイムスリップ作品にはない新しい救済方法だと思う。ぶっ飛んだやり方の。
興味を持ったら読んで欲しい。動物の行動にも注目して欲しい。癒されること間違いなしだ。
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