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戦争というもの 単行本 – 2021/5/13

4.5 5つ星のうち4.5 344個の評価

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『昭和史』や『日本のいちばん長い日』など、数々のベストセラーを遺した昭和史研究の第一人者・半藤一利が、最後に日本人に伝え残したかったこととは――。

本書では、太平洋戦争下で発せられた軍人たちの言葉や、流行したスローガンなど、あの戦争を理解する上で欠かせない「名言」の意味とその背景を、著者ならではの平易な文体で解説する。
開戦から80年の節目の年に、「戦争とはどのようなものか」を浮き彫りにした、後世に語り継ぎたい珠玉の一冊。

「戦争の残虐さ、空しさに、どんな衝撃を受けたとしても、受けすぎるということはありません。破壊力の無制限の大きさ、非情さについて、いくらでも語りつづけたほうがいい。いまはそう思うのです。
九十歳の爺さんがこれから語ろうとするのは、そんな非人間的な戦争下においてわずかに発せられた人間的ないい言葉ということになります。いや、全部が全部そうではなく、名言とはいえないものもまじりますが、それでもそこから将来のための教訓を読みとることができるでありましょう。むしろ許しがたい言葉にこそ日本人にとって教訓がつまっている。そういう意味で〈戦時下の名言〉と裏返していえるのではないかと思うのです」――本書「まえがき」より抜粋

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出版社より

半藤 一利 はんどう かずとし 孫 実孫 北村 淳子 おはよう日本
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半藤 一利 はんどう かずとし 孫 実孫 北村 淳子 おはよう日本
半藤 一利 はんどう かずとし 孫 実孫 北村 淳子 おはよう日本
半藤 一利 はんどう かずとし 孫 実孫 北村 淳子 おはよう日本

商品の説明

出版社からのコメント

<目次>
まえがき
一に平和を守らんがためである(山本五十六)
バスに乗り遅れるな(大流行のスローガン)
理想のために国を滅ぼしてはならない(若槻礼次郎)
大日本は神国なり(北畠親房)
アジアは一つ(岡倉天心)
タコの遺骨はいつ還かえる(流行歌「湖畔の宿」の替え歌)
敗因は驕慢の一語に尽きる(草鹿龍之介)
欲しがりません勝つまでは(国民学校五年生の女子)
太平洋の防波堤となるのである(栗林忠道)
武士道というは死ぬ事と見付けたり(山本常朝)
特攻作戦中止、帰投せよ(伊藤整一)
沖縄県民斯かく戦へり(大田 実)
しかし――捕虜にはなるな(西平英夫)
予の判断は外れたり(河辺虎四郎)
あとがき
解説 半藤末利子
編集後記

著者について

1930(昭和5)年、東京生まれ。東京大学卒業後、文藝春秋に入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て、作家となる。1993(平成5)年、『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、1998年、『ノモンハンの夏』で山本七平賞を受賞する。2006年、『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』で、毎日出版文化賞特別賞を受賞。『決定版 日本のいちばん長い日』『聖断―昭和天皇と鈴木貫太郎―』『山本五十六』『ソ連が満洲に侵攻した夏』『清張さんと司馬さん』『隅田川の向う側』『あの戦争と日本人』『日露戦争史』など多数の著書がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2021/5/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/5/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 176ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569849652
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569849652
  • 寸法 ‏ : ‎ 12.3 x 1.7 x 17.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 344個の評価

著者について

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半藤 一利
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1930年、東京・向島生まれ。

東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。

著書は『日本の一番長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『幕末史』など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
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この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年9月1日に日本でレビュー済み
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為政者、統制のとれた軍人は別として、戦争の渦中に置かれた一般市民、国民に、どのような事態が生じるものかを、おおまかに知ることができました。
2024年5月1日に日本でレビュー済み
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半藤さんの書物で知る、戦争中の経験談や当時の庶民の様子。光景がまざまざと浮かび上がってきます。さらに軍部や政治家達の様子も、イキイキと描かれていて往時の異常さがくっきり見えます。優れた本です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年4月19日に日本でレビュー済み
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現代人必読の本
2023年10月10日に日本でレビュー済み
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悲惨・残酷で非人間的である戦争の中で発せられたわずかな人間的な言葉と、同時に国民的ヒステリーが生じていった事情を14編の短編につづったものです。
9割の石油資源をアメリカからの輸入に依存していた事実一つをとっても、アメリカを相手に戦争を起こすなど無謀としか言いようのない戦いに国民を駆り立て、マスコミがそれを煽る狂騒状況の中でも、戦争に異議を唱え冷静な判断を呈した人々が(軍人のなかでさえ)いたということは一つの救い。ではあるにしても、天皇ですら最後まで異議を通したら殺されるか幽閉されるかと恐れ、戦う手段もなく世界事情も無視した東条内閣の戦争推進に逆らうことができなかったというのは、驚愕に尽きます。

戦争中の逸話ではありますが、今に共通する問題も提示されています。特に;1)沖縄に対する国家としての謝罪がいまだに行われない、どころか、辺野古の基地問題でも沖縄が戦う相手は米軍ではなく、日本政府、すなわち沖縄の戦争は終結していないこと。2)冷静に判断すれば発生の可能性が高いことでも、起こってほしくない→だから起こらない、という思考、最悪の事態を想定して動くことを嫌う思考、は変わっていないこと。福島の津波による原発事故はその典型と言えるのではないでしょうか。

最後の一人が倒れるまで戦う、という支離滅裂なスローガン- この狂信がアメリカに原爆を落とさせる言い訳を与えてしまった- に巻き込まれて本当に国を滅ぼしてしまった日本の歴史を絶対に忘れてはならない。
どんな戦争でも、犠牲になるのはいつも民衆であり、弱い人々です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年6月27日に日本でレビュー済み
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私には、内容が難しかったような気がします
2023年8月26日に日本でレビュー済み
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なぜ戦争は起きるのか。そしてなぜやめられないのか。この国の未来はこの国の歴史から紐解くしかなく、戦争を体験した昭和史研究の第一人者の筆者が最期に残した次世代へのメッセージだと受け止める。戦争と言う最悪の状況を作り出して行く国家という組織を、言葉から深く考察と検証がされて行く。2度とその暴走する歯車にならないために、今を生きるものは必読ではないか。そして戦争を経験していない私たちも、次世代にも語らなくてはならないのだと考えた。
2022年10月7日に日本でレビュー済み
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私は、何の理由もなく著者を避けてました まずは、これを読んで考えるべし
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年7月23日に日本でレビュー済み
以下、レビューから引用。
>最後の一人が倒れるまで戦う、という支離滅裂なスローガン- この狂信がアメリカに原爆を落とさせる言い訳を与えてしまった- に巻き込まれて本当に国を滅ぼしてしまった日本の歴史を絶対に忘れてはならない。
>どんな戦争でも、犠牲になるのはいつも民衆であり、弱い人々です。

令和の現代において国民の勤勉性は失われ、前例踏襲、高齢者優遇、社会主義的な硬直した統治体制が蔓延り、失われた30年間は経済停滞が著しい。少なくとも現代日本は、自ら変革が出来ない国であることは明らかだ。
尊い命を無駄に消費することは倫理的な悪である。しかし、この国は戦争でリセットされたからこそ発展した側面もあり、「国を滅ぼしたか」は議論の余地がある。「戦争すべきか」は別の論点であるが、戦争断固反対として思考停止に陥るのでなく、本書に綴られたような歴史の多角的な分析を踏まえて、日本の再生戦略に活かすことが肝要だ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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