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感情 (〈1冊でわかる〉シリーズ) 単行本 – 2005/12/22

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

感情はどんな働きをしているのか?喜びや悲しみ、怒りや嫌悪など、私たちが日々経験する心の動きは文化によって違うのだろうか?感情は非合理的で理性のじゃまものなのか?気分操作の技法とは?人間と同じ感情をもったロボットは果たして実現可能か?感情をめぐる科学的研究が、近年、めざましい進展をとげている。認知心理学、進化心理学、脳神経生理学、人工知能研究、ロボット工学など、幅広い分野の最新の知見を紹介しながら、多彩なトピックを軸に、機知に富んだ語り口で人間の情動がもつ多様な機能を描きだす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

エヴァンズ,ディラン
1966年生。感情心理学、ロボット工学。現在、西イングランド大学知的自律システム研究所シニア・レクチャラー

遠藤/利彦
1962年生。発達心理学、感情心理学。京都大学大学院教育学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 単行本: 211ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2005/12/22)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4000268848
  • ISBN-13: 978-4000268844
  • 発売日: 2005/12/22
  • 商品パッケージの寸法: 18 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 3件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 61,625位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 単行本
「私が望むところは、情動がいかに働くかについてより多く知ることによって、少しでも、私たちが、より惨めな生活ではなく、より豊かな生活をおくり得るようになるということである。」(まえがき、viiページより)

我々の多くは、理性と感情というものは互いに相反するもので、「合理的」という言葉は殆ど「非感情的」という言葉と同じような意味で使っているのではないでしょうか。賢明な選択というのは、感情を交えず、理性に基づいて導き出されたものである、と考えているのではないでしょうか。

著者は、そのような立場は取りません。

「聡明なる行為は、情動と理性との調和的な融合の結果、生じると考える。もし情動を持たない生き物がいたとしたら、それは、私たち人間よりも理性にまさるどころか、むしろ劣ると信じるものであり、また、その一方で、心(情)よりは頭(知)に耳を傾けた方がよい場合もあると考えるものである。いついかなるときに情感に従い、また逆にそれを無視すべきかを知り得る力は、ときに『情動的知性』とも呼ばれる貴重な才能なのである。」
(まえがき、vi-viiページより)

情動は、決して賢明な選択の妨げとなるようなものでも、完全に切り捨てられるべきものでもありません。著者の言葉を借りれば、「情動には情動なりの固有の理性があ
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投稿者 トップ100レビュアー 投稿日 2010/12/29
形式: 単行本 Amazonで購入
情動を進化論的に三つに分ける。
.基本情動(生得的、皮質下)    驚き、恐れ、怒り、嫌悪、喜び等
.文化的特異な情動(文化、学習による)
.高次認知的情動(新皮質)     愛、恥、誇り、嫉妬、罪悪感、照れ、羨み等
そして、この三つは人間が共通に有する基本的な心のデザインの一部である。

気分は情動より長く持続する。人にとって最も善きものは他者に関わるものである。そして、気分操作の手法として手っ取り早く手にする近道が生まれた。言語(話す)、薬、芸術、瞑想(身体技法)である。
また、美的好み(芸術)については、視・聴・嗅・触・味覚の好みに規則性があり遺伝子に組み込まれていると考えていい。
情動は、意識を起動させる。記憶、判断、レビューについても重要な役割りを果たしている。
情動が働くところには、必ず、それなりの理性が潜んでいる。逆もまた同じである。(情動的知性)
自然選択は遺伝子を後世代へ伝えていくのに最良のやり方は何かということを直接思考するようにはデザインしなかった。
代りに情動を私たちに与え、私たちの遺伝子が後世代にうまく伝わるようにした。

全ては、身体という共通基盤の上に乗っかっている。これは事実でありそこから出発する以外にはない。情動は異種の
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形式: 単行本
 感情とはどのようなものなのか、概論的に大まかに捉える際には、非常に興味深く読める。

 まず、基本的な感情とはどのようなものなのかということが導入部分で述べられ、スタートレックのスポックが登場し、感情と理性について、感情は理性を邪魔するだけのものなのかということが述べられる。その後、幸福などについて論は進む。

 今までの感情論を述べる本と異なり、感情は非合理的ではない、邪魔なものではない、ということを述べつつ、しかしながら完全に肯定するわけでもないという位置をとっている。

 その意味で、新鮮な気分で読み進められる。
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