書籍は絶版になっているようで「こんな素晴らしい本が、ありえない!」と思わず憤慨してしまいましたが、kindle版があるとしってほっとしました。
短歌も、イラストも、素晴らしい!
こんなに透明感溢れていてこんなにも大人の心情を描けるだなんて、なんという素晴らしい作家さんだろう、東直子さん、、、とうっとりしてしまった。
結構、たわいのない(高校時代のおしゃべりのような)シーンが描かれていたりするのですが、それも、彼女の手にかかると、なんともあまずっぱく、それでいて、確かで、しばし、その世界に浸っていたくなる。
怠惰なる少女じわじわ涙する「たましいなんて欲しくなかった」
例えばそんな作品にふくまれた、なんという濃密な情景よ。
彼女の眼差しを羨ましく感じた。
是非、読んでほしい。そんな一冊です。
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