昨年シングル発売された曲は、是までのBerryzらしい元気なポップ・ロックで微笑ましい感じが漂っている。
今回レコーディングされたアルバム曲や、シングル発売された”Be元気…”は、今後彼女達が目指すべき音域やファルセット・ボイスとの境界付近の聞かせ方のテクニック等、アイドル路線から、アーティストへと進化する可能性を示している。
又、”Be元気…”のMVでは、一人づつの成長がグループ全体の表現や目に見えない色香を醸し出しているのが見て取れる。
後数年もすると、其々が表現する方向性や取り組み方の違いが際立って来ると、新たな展開を準備しなければならなくなる事を考えると、今年から来年に掛けての
大きな飛躍を見過ごすと、貴重な体験を見逃す事になる。