新訳が出たが、表現をわかりやすくした模様。それだけなんだけど、やっぱり好きだから買ってしまった。
久しぶりに読んだ。まったく新しい本として読めるという事実に驚いた。そしてかつて気にしていたところとまったく違う視点で読んだ時にその内容の深さに震えた。
「愛するということ」は、技術であり、自分を愛することができなければ他者を愛することはできない。そしてこれは習練すべきものだ。
学生の時に読んだのは、哲学専修の人からこういうのもいいといわれて読んだ気がする。そのときは、「愛するということ」というテーマがちょっと気恥ずかしい様に思っていたが、内容が全然そういうものでなかったことに驚いていた。
社会人になって。親になって読んだ時は、親子の愛のところばかりが気になった。自分の子供の頃を思い出し、自分はどうだったろうか、そして自分の子供に対してどうだろうかということばかり読んだ気がする。
今浄土真宗の学びをしている自分からすると、資本主義の中にあっての人間のあり方、ナルシシズム(これは無明に置き換えられそう)について新たな気付きがあった。
ブーバーを読んだ時のように、何回も戻って読み直した。何度も読んでいるはずなのに、新しい発見をさせられた。
最近、哲学書を読むと仏教との近さとまたその壁を感じる。本当のことを求める所は一緒。そして言語という限界ある手段で進むのも同じ。自分は法話でその先を聞いている気がする。言語の限界は場で超越しているのかもしれない。
こういう人が読んだらいいという本ではなく、あらゆる年齢の人すべてが読んで自身で考えていくことが求められる本。
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愛するということ 単行本 – 2020/8/28
購入を強化する
読み継がれて60年――
世界的ベストセラーに30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた、改訳・新装版!
◆各界の方々からのメッセージ
池谷裕二さん(脳研究者・東京大学薬学部教授)
愛について哲学し、愛の技術と理論を学び、そして、愛する練習を繰り返す――。そんな本はほかにはありません。ときに手厳しい言葉も綴られますが、著者が私たち読者のことを愛してくれている証拠です。
小谷野敦さん(比較文学者・作家)
間違えてはいけない。これは「愛されるということ」ではない。この本をいくらよく読んで何かを実行しても、好きな相手から好かれるようにはならない。そういう勘違いさえしなければ、読んでもよい。
姜尚中さん(政治学者)
愛に飢えながら、愛を語りえないわたしたちの不幸。それは、愛が歪んだナルシシズムと利己心の別名になっているからだ。愛するということは、自己への信頼と他人の可能性への信頼にもとづく最も人間らしい技術にほかならないことを知ったとき、愛は輝きを増し、そしてわたしの希望となった。本書によってわたしは救われたのだ。
菊地成孔さん(音楽家・文筆家)
「愛ってこんなに面倒くさいものなの」?と思うでしょうけれども、こんなに面倒くさいんです。あらゆる愛の実践が、歌の歌詞だけになってしまった現代に残された、今となっては喰えないぐらいにキツイ本です。「ずっとそばにいるよ」とか「声聞けないと死にそうだよ」とかいった言葉に本気でグッと来るような人は、読まない方が良いかもしれません。
岸見一郎さん(哲学者)
高校生の時に初めて知ったフロムの著作の中で、もっとも大きな影響を受けたのが『愛するということ』である。「愛は技術なのか」。にわかには答えを出せないこの問いをフロムと共に粘り強く考え抜いてほしい。
武田砂鉄さん(ライター)
愛というのはね……なんてアナタに語り始める人がいたとしたら(しかも偉そうに!)、この本のことを思い出しましょう。そう簡単に語れるものじゃないってことを、思い出すことができます。
谷川俊太郎さん
『愛するということ』を、若いころは観念的にしか読んでいなかった。再読してフロムの言葉が大変具体的に胸に響いてくるのに驚いた。読む者の人生経験が深まるにつれて、この本は真価を発揮すると思う。
出口治明さん(APU〈立命館アジア太平洋大学〉学長)
愛は幸福に生きるための技術である。学生時代に初めて本書を手にした時の感動が蘇る。愛とは信念の行為であり愛の技術を習練するには知力と努力が必要だ。ステイホームの今こそ、孤独を癒す愛の技術を学んで欲しい。
中江有里さん(女優・作家・歌手)
自己承認欲求や自己顕示欲に縛られて苦しんでいる方に、「愛されることじゃなくて愛すること」、「愛することって技術だから、誰でも習得することができる」ということを、シンプルに伝える一冊。
平野啓一郎さん(小説家)
確かに、古びてしまった点もある。しかし、それを選り分ける批評的な手作業は、却って深く、読者に、現代の愛を考えさせる。「愛の技術」を説く本ではあるが、文明論でもあり、私たちの困難を理解しつつ、鼓舞してくれる。
弘中綾香さん(テレビ朝日アナウンサー)
寂しい独り者が読むものだと思わないでほしい。家族がいる人や、パートナーと上手くいっている人であっても、本当に自分はその人のことを愛せているか、この本を読んだ後に自問自答してほしい。愛するということを、生まれながらに出来る人なんていないのだから。
ブレイディみかこさん(ライター・コラムニスト)
本書の英題は『The Art of Loving』。ARTは芸術のほか、技術、能力などを意味する。この本は「落ちる」感情ではなく、「踏み込む」意志から始まる愛のARTを語っている。その追求こそ、これからの人間と社会の進むべき道だろう。
文学YouTuberベルさん
「愛なんて、学校で習っていないからわからない!」と冗談をかます私に本気でぶつかってきた一冊だった。読んだ多くの人はこう思うだろう。「自分はまだ本当の愛を知らなかった」と。
ミッツ・マングローブさん(歌手・タレント)
私のように主体性や自己肯定力の低い者にとって、愛とは、とめどない勘違いと妥協と失望の連続であり、それらを乗り越える気力や相手への情があるかないかを自分に問いただす作業だった。愛というこの世でもっとも面倒くさいアクトを習練し、こなし続けることで、これまで見えなかった自分を知れるかもしれない。
森まゆみさん(作家)
初読の学生時代、私はカップルの片われで、「愛されること」ばかり考えていた。結婚、出産、育児、離婚、市民運動、更年期障害、老いの自覚を経て再読し、この本が何百倍も広く深い、生きる意味を照らす鏡であると思えてきた。
■時代に合わない表現・用語などを変更
旧:異性愛 → 新:恋愛 旧:兄弟愛 → 新:友愛
旧:月賦 → 新:カード払い 旧:冷感症 → 新:不感症
旧:前世紀、今世紀 → 新:一九世紀、二〇世紀
■さらに読みやすくわかりやすい訳にブラッシュアップ
〈旧〉
愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、きっと失望するにちがいない。そうした期待とはうらはらに、この本が言わんとするのは、愛というものは、その人の成熟の度合いに関わりなく誰もが簡単に浸れるような感情ではない、ということである。
↓
〈新〉
愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、がっかりするだろう。この本は、そうした期待を裏切って、こう主張する――愛は「その人がどれくらい成熟しているかとは無関係に、誰もが簡単に浸れる感情」ではない。
〈旧〉
生まれてはじめて、合一感、共有意識、一体感といったものを知る。
↓
〈新〉
生まれてはじめて、他者との結びつき、分け合うこと、一体感といったものを知る。
★対になる装丁で、フロムの代表作『生きるということ 新装版』を同時刊行★
【著者】 エーリッヒ・フロム (Erich Fromm 1900~1980年)
精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。真に人間的な生活を可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても知られる。著書に『自由からの逃走』『破壊』『悪について』『ワイマールからヒトラーへ』『反抗と自由』ほか多数。
【訳者】 鈴木晶 (すずき・しょう)
法政大学名誉教授。著書に、『フロイトからユングへ』『フロムに学ぶ「愛する」ための心理学』ほか多数。
世界的ベストセラーに30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた、改訳・新装版!
◆各界の方々からのメッセージ
池谷裕二さん(脳研究者・東京大学薬学部教授)
愛について哲学し、愛の技術と理論を学び、そして、愛する練習を繰り返す――。そんな本はほかにはありません。ときに手厳しい言葉も綴られますが、著者が私たち読者のことを愛してくれている証拠です。
小谷野敦さん(比較文学者・作家)
間違えてはいけない。これは「愛されるということ」ではない。この本をいくらよく読んで何かを実行しても、好きな相手から好かれるようにはならない。そういう勘違いさえしなければ、読んでもよい。
姜尚中さん(政治学者)
愛に飢えながら、愛を語りえないわたしたちの不幸。それは、愛が歪んだナルシシズムと利己心の別名になっているからだ。愛するということは、自己への信頼と他人の可能性への信頼にもとづく最も人間らしい技術にほかならないことを知ったとき、愛は輝きを増し、そしてわたしの希望となった。本書によってわたしは救われたのだ。
菊地成孔さん(音楽家・文筆家)
「愛ってこんなに面倒くさいものなの」?と思うでしょうけれども、こんなに面倒くさいんです。あらゆる愛の実践が、歌の歌詞だけになってしまった現代に残された、今となっては喰えないぐらいにキツイ本です。「ずっとそばにいるよ」とか「声聞けないと死にそうだよ」とかいった言葉に本気でグッと来るような人は、読まない方が良いかもしれません。
岸見一郎さん(哲学者)
高校生の時に初めて知ったフロムの著作の中で、もっとも大きな影響を受けたのが『愛するということ』である。「愛は技術なのか」。にわかには答えを出せないこの問いをフロムと共に粘り強く考え抜いてほしい。
武田砂鉄さん(ライター)
愛というのはね……なんてアナタに語り始める人がいたとしたら(しかも偉そうに!)、この本のことを思い出しましょう。そう簡単に語れるものじゃないってことを、思い出すことができます。
谷川俊太郎さん
『愛するということ』を、若いころは観念的にしか読んでいなかった。再読してフロムの言葉が大変具体的に胸に響いてくるのに驚いた。読む者の人生経験が深まるにつれて、この本は真価を発揮すると思う。
出口治明さん(APU〈立命館アジア太平洋大学〉学長)
愛は幸福に生きるための技術である。学生時代に初めて本書を手にした時の感動が蘇る。愛とは信念の行為であり愛の技術を習練するには知力と努力が必要だ。ステイホームの今こそ、孤独を癒す愛の技術を学んで欲しい。
中江有里さん(女優・作家・歌手)
自己承認欲求や自己顕示欲に縛られて苦しんでいる方に、「愛されることじゃなくて愛すること」、「愛することって技術だから、誰でも習得することができる」ということを、シンプルに伝える一冊。
平野啓一郎さん(小説家)
確かに、古びてしまった点もある。しかし、それを選り分ける批評的な手作業は、却って深く、読者に、現代の愛を考えさせる。「愛の技術」を説く本ではあるが、文明論でもあり、私たちの困難を理解しつつ、鼓舞してくれる。
弘中綾香さん(テレビ朝日アナウンサー)
寂しい独り者が読むものだと思わないでほしい。家族がいる人や、パートナーと上手くいっている人であっても、本当に自分はその人のことを愛せているか、この本を読んだ後に自問自答してほしい。愛するということを、生まれながらに出来る人なんていないのだから。
ブレイディみかこさん(ライター・コラムニスト)
本書の英題は『The Art of Loving』。ARTは芸術のほか、技術、能力などを意味する。この本は「落ちる」感情ではなく、「踏み込む」意志から始まる愛のARTを語っている。その追求こそ、これからの人間と社会の進むべき道だろう。
文学YouTuberベルさん
「愛なんて、学校で習っていないからわからない!」と冗談をかます私に本気でぶつかってきた一冊だった。読んだ多くの人はこう思うだろう。「自分はまだ本当の愛を知らなかった」と。
ミッツ・マングローブさん(歌手・タレント)
私のように主体性や自己肯定力の低い者にとって、愛とは、とめどない勘違いと妥協と失望の連続であり、それらを乗り越える気力や相手への情があるかないかを自分に問いただす作業だった。愛というこの世でもっとも面倒くさいアクトを習練し、こなし続けることで、これまで見えなかった自分を知れるかもしれない。
森まゆみさん(作家)
初読の学生時代、私はカップルの片われで、「愛されること」ばかり考えていた。結婚、出産、育児、離婚、市民運動、更年期障害、老いの自覚を経て再読し、この本が何百倍も広く深い、生きる意味を照らす鏡であると思えてきた。
■時代に合わない表現・用語などを変更
旧:異性愛 → 新:恋愛 旧:兄弟愛 → 新:友愛
旧:月賦 → 新:カード払い 旧:冷感症 → 新:不感症
旧:前世紀、今世紀 → 新:一九世紀、二〇世紀
■さらに読みやすくわかりやすい訳にブラッシュアップ
〈旧〉
愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、きっと失望するにちがいない。そうした期待とはうらはらに、この本が言わんとするのは、愛というものは、その人の成熟の度合いに関わりなく誰もが簡単に浸れるような感情ではない、ということである。
↓
〈新〉
愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、がっかりするだろう。この本は、そうした期待を裏切って、こう主張する――愛は「その人がどれくらい成熟しているかとは無関係に、誰もが簡単に浸れる感情」ではない。
〈旧〉
生まれてはじめて、合一感、共有意識、一体感といったものを知る。
↓
〈新〉
生まれてはじめて、他者との結びつき、分け合うこと、一体感といったものを知る。
★対になる装丁で、フロムの代表作『生きるということ 新装版』を同時刊行★
【著者】 エーリッヒ・フロム (Erich Fromm 1900~1980年)
精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。真に人間的な生活を可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても知られる。著書に『自由からの逃走』『破壊』『悪について』『ワイマールからヒトラーへ』『反抗と自由』ほか多数。
【訳者】 鈴木晶 (すずき・しょう)
法政大学名誉教授。著書に、『フロイトからユングへ』『フロムに学ぶ「愛する」ための心理学』ほか多数。
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社紀伊國屋書店
- 発売日2020/8/28
- 寸法13.5 x 1.8 x 19.5 cm
- ISBN-104314011777
- ISBN-13978-4314011778
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた、改訳・新装版!
著者について
【著者】 エーリッヒ・フロム (Erich Fromm 1900~1980年)
精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。真に人間的な生活を可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても知られる。著書に『自由からの逃走』『破壊』『悪について』『ワイマールからヒトラーへ』『反抗と自由』ほか多数。
【訳者】 鈴木晶 (すずき・しょう)
法政大学名誉教授。著書に、『フロイトからユングへ』『フロムに学ぶ「愛する」ための心理学』ほか多数。
精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。真に人間的な生活を可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても知られる。著書に『自由からの逃走』『破壊』『悪について』『ワイマールからヒトラーへ』『反抗と自由』ほか多数。
【訳者】 鈴木晶 (すずき・しょう)
法政大学名誉教授。著書に、『フロイトからユングへ』『フロムに学ぶ「愛する」ための心理学』ほか多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フロム,エーリッヒ
1900年、ドイツ・フランクフルトに生まれる。ハイデルベルク、フランクフルト、ミュンヘンなどの大学で学んだのち、ベルリンで精神分析学を学ぶ。フランクフルト社会研究所を経て、1933年アメリカに渡り、のちに帰化。イェール、ミシガン州立、ニューヨークなどの大学で教鞭をとり、さらにメキシコに移住。1980年没。フロイト理論にマルクスやヴェーバーを接合して精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。また、真に人間的な生活とは何か、それを可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても有名である。しだいに、禅や東洋宗教へも関心を深めた。著書多数
鈴木/晶
1952年、東京に生まれる。東京大学文学部ロシア文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期修了。法政大学名誉教授。専攻は文学批評、精神分析学、舞踊学。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1900年、ドイツ・フランクフルトに生まれる。ハイデルベルク、フランクフルト、ミュンヘンなどの大学で学んだのち、ベルリンで精神分析学を学ぶ。フランクフルト社会研究所を経て、1933年アメリカに渡り、のちに帰化。イェール、ミシガン州立、ニューヨークなどの大学で教鞭をとり、さらにメキシコに移住。1980年没。フロイト理論にマルクスやヴェーバーを接合して精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。また、真に人間的な生活とは何か、それを可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても有名である。しだいに、禅や東洋宗教へも関心を深めた。著書多数
鈴木/晶
1952年、東京に生まれる。東京大学文学部ロシア文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期修了。法政大学名誉教授。専攻は文学批評、精神分析学、舞踊学。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 紀伊國屋書店 (2020/8/28)
- 発売日 : 2020/8/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 212ページ
- ISBN-10 : 4314011777
- ISBN-13 : 978-4314011778
- 寸法 : 13.5 x 1.8 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 234位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1位ドイツ・オーストリアの思想
- - 1位西洋哲学入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
星5つ中の4.4
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装丁も含めて本は好きなのでこういう傷があるとかなりガッカリします。かと言って返品交換する手間も面倒なので星1レビューとさせて頂きます。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月4日に日本でレビュー済み
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110人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年10月31日に日本でレビュー済み
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なぜ、帯にアナウンサーのコメントを載せる?
売れたらそれでいいのか?
とくに内容が学術的だけに、鼻についた
話にならない
売れたらそれでいいのか?
とくに内容が学術的だけに、鼻についた
話にならない
2021年2月6日に日本でレビュー済み
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アドラー心理学をわかりやすく解説した、嫌われる勇気の続編である、幸せになる勇気の後半の重要な愛について解説していたのはフロムのこの本の内容がベースだったので、読んでみた。
前半部分の愛に技術が必要である部分やそれぞれの愛についての記載は興味深く、またアドラー心理学の流れから共感できふものも多かったが、やはり宗教観のない自分には神の話が出てきてから興味が薄れ、さらに後半部分には今の時代にはそぐわない内容や断定的な言い回しが辛く、今の資本主義の中では愛の実践はほとんど出来ないと言われたら、頑張ろうという感じに読み終えてならない。
一つだけ言えることは、これは相手に好かれるための恋愛指南者ではなく、愛の技術の必要性は、それは自分が相手を愛するための技術であるという考えに根ざしたもの。その一点については高く共感できた。
前半部分の愛に技術が必要である部分やそれぞれの愛についての記載は興味深く、またアドラー心理学の流れから共感できふものも多かったが、やはり宗教観のない自分には神の話が出てきてから興味が薄れ、さらに後半部分には今の時代にはそぐわない内容や断定的な言い回しが辛く、今の資本主義の中では愛の実践はほとんど出来ないと言われたら、頑張ろうという感じに読み終えてならない。
一つだけ言えることは、これは相手に好かれるための恋愛指南者ではなく、愛の技術の必要性は、それは自分が相手を愛するための技術であるという考えに根ざしたもの。その一点については高く共感できた。
2020年11月28日に日本でレビュー済み
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60年も前に書かれたものだとは思えないほど、新鮮な内容に感じます。私が感じていたことや、疑問に思っていたことが文字化されていて、そうそれ!と納得する箇所がいくつもありました。20代の頃に読んでいたらピンとこなかったかもしれないけれど、色々経験した50の今読んで共感することが多かったと思います。フロムの他の本も読みたくなりました。この本を知ることができて良かったです。この本を知るきっかけはこちらでした。ありがとうございます。
2022年2月14日に日本でレビュー済み
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「自分の頭で考える」ということを教えられました。特に、「信念」について書かれた最終章が素晴らしい内容です。
「自分自身にたいする関心を超越して、相手の立場にたってその人を見ることができたときにはじめて、その人を知ることができる。」
「愛に関していえば、重要なのは自分の愛にたいする信念である。つまり、自分の愛は信頼に値するものであり、他人のなかに愛を生むことができる、と「信じる」こと」
自分の生き方に迷いがあった時に、この本に出会い、私も、「これが正しい」と自分が信じることを大切にして、そのために人生を献げる生き方をしたいと願わされました。
私の人生の手引きとなった本のひとつです。
「自分自身にたいする関心を超越して、相手の立場にたってその人を見ることができたときにはじめて、その人を知ることができる。」
「愛に関していえば、重要なのは自分の愛にたいする信念である。つまり、自分の愛は信頼に値するものであり、他人のなかに愛を生むことができる、と「信じる」こと」
自分の生き方に迷いがあった時に、この本に出会い、私も、「これが正しい」と自分が信じることを大切にして、そのために人生を献げる生き方をしたいと願わされました。
私の人生の手引きとなった本のひとつです。