ドーキンスの著作はどれもそうなのですが、
本書でも科学と真剣に向き合うことの重要性を訴えています。
また似非科学に対する警鐘も鳴らしています。
自然科学を扱う学者の中には、
神の存在を証明するために科学を利用する人たちや、
人が他の生命と異なり、特殊な存在であることを証明するために、科学を利用する人たちや、
自分の主張を正当化するために、都合のいいところだけ科学を利用する人たちが、
結構います。
また、社会科学(経済学、社会学、心理学、教育学など)を扱う学者の多くは、
自然科学を無視していたり、自然科学に無知だったりします。
科学とは真実を手にする為の人類の壮大な挑戦の歴史であり、
これからもそうでなければなりません。
科学と名のつく学問を扱う人はドーキンスを見習うべきですし、
科学者としてのプライドを持つべきです。
ドーキンスと同じスタンスで科学と真剣に向き合っている以下の人たちの書籍もお薦めです。
・ダニエル・デネット(哲学者)
・スティーブン・ピンカー(進化心理学者)
・ハワード・ガードナー(認知心理学者)
・アントニオ・ダマシオ(脳科学者)
・マット・リドレー(サイエンスライター)
2008/3/4読了
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悪魔に仕える牧師 単行本 – 2004/4/23
リチャード・ドーキンス
(著),
垂水 雄二
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
「利己的な遺伝子」「ミーム」の唱導者にして、練達の科学啓蒙家でもあるドーキ ンス待望の新作エッセイ集。今回は、彼がこれまでに各種メディアに発表してきた エッセイや書評などをテーマ別に編纂した、『虹の解体』の流れに属する科学啓蒙 書です。一貫した論理の説得力と巧みな比喩の魅力は相変わらず。進化論、遺伝子 工学関連のエッセイ、生物学書などの書評(長年の論敵グールドの本の書評がまと められており、グールドの死後に書かれた、意外な一文もあります)、親しい友人 への惜別の辞など、テーマがいくつにも分かれていますが、編集の妙もあって、ま とまり感の強い出来になっています。自伝的な要素を多分にふくんでいるのと、反 宗教というべき立場が鮮明になっているのが、これまでの著作との目立った相違で しょう。おのおののエッセイが短いので、はじめてドーキンスを読む方にもお勧め いたします。
タイトルの「悪魔に仕える牧師」は、ダーウィンが知人宛に書いた書簡の中でつ かわれた言葉で、進化論という無神論的な、自然のいとなみに「神」は関係ないと いう立場を押しだそうとした自分が、信心深い社会には「悪魔に仕える牧師」のよ うに映るだろう、という思いから記された言葉のようです。
タイトルの「悪魔に仕える牧師」は、ダーウィンが知人宛に書いた書簡の中でつ かわれた言葉で、進化論という無神論的な、自然のいとなみに「神」は関係ないと いう立場を押しだそうとした自分が、信心深い社会には「悪魔に仕える牧師」のよ うに映るだろう、という思いから記された言葉のようです。
- 本の長さ451ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/4/23
- ISBN-104152085657
- ISBN-13978-4152085658
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
無人島に携えていくべき万能の道具。それこそ「科学的思考」である。宗教などの理知に反する営みを斬って捨て、科学的思考だけが信頼に足ることを、進化論ほかのさまざまな主題にからめて説く、ドーキンス初のエッセイ集。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2004/4/23)
- 発売日 : 2004/4/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 451ページ
- ISBN-10 : 4152085657
- ISBN-13 : 978-4152085658
- Amazon 売れ筋ランキング: - 249,545位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 917位科学読み物 (本)
- - 40,452位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一番この本で痛快だったのは,ドゥルーズ/ガタリやそれに類した哲学者たちをけなしているところです.彼らの書いていることは難しくに思わせているだけで何の発見も真実もないという部分でした.以前,ラカンも含めてたくさんの哲学書を読みましたが,わかりそうでわからないというジレンマに陥り,自分の能力不足を実感していました.
エッセー集だと思って,なめて読むと難しいかも.
以下は一部の要約になります
121 ダーウィンは性淘汰と自然淘汰を区別していた.ペニスは自然淘汰の発現であり、メスを引きつける道具(雄クジャクやグッピーの色など)とはなり得ない.
競合相手がいなくなれば、自然淘汰しか残らない.
123 すべてのの生物は共通の祖先から発達した親戚であるから、上下関係はない.つまり人間が一番上位ではないのである.
124 遺伝子の混合が自然淘汰なら、いずれ混合が十分になり、すべての種が均一になる.二つの種が交わったとき、中間の性質を持った種は生まれない.
130 繁殖力の多いペアはより多くメスを生む傾向がある.元々雄が生まれる傾向がある種ではこれによって雄雌の均衡がもたらされる.
132 母親は子どもに対して、父親より多くの投資をする.つまり、雄は他の雄と競うための投資を行い、雌は他の雌との争いを避けて自分の子ども投資する.その結果、雄は競うために派手になり、雌はえり好みがうるさくなる.
134 人間とチンパンジーのDNAの文字配列は98%以上似ているが、遺伝子としての類似性は0である.
138 進化的幼児化.チンパンジーの子どもはより人間に似ている.人類の進化は幼児化といえる.私たちは形態的には幼児なのに性的に成熟してしまった類人猿である.
140 人種間の異なった性質は性淘汰の結果である.つまり人間は外見的な差異が大きいけれども、遺伝子的な差異はほとんどない.(黒人は熱帯地方では、黒人同士の結婚が望まれるが、北へ行くほど、白人との結婚が増えるようになる...という結論か?)
141 人種はイヌの品種にかなり似ている.イヌの品種の見た目はかなり異なっているように見えるが、根底の遺伝子変異は非常に少ない.しかし、イヌの場合、性的淘汰ではなく人間が品種を作り出している.知能は性的淘汰の結果かも知れない.雌は賢い雄を好ましく思う.
142 宇宙人にとって数学と物理は共通の話題であるが、政治経済心理学は共通の話題ではない.ダーウィンは共通の話題となるだろう.
151 進化とは大きな飛躍ではなく、遺伝子を少しずつ変えていくのである.たとえ多くの遺伝子の変化のセットがあっても、生存できる遺伝子の変化はほんの少しのセットである.さらにその中で有利に立てるセットが多くの子孫を残す.
153 エントロピーの法則と矛盾していない.混沌とした系の中から生き残るのは進化したものだけである.その他の系は無くなるだけである.
エッセー集だと思って,なめて読むと難しいかも.
以下は一部の要約になります
121 ダーウィンは性淘汰と自然淘汰を区別していた.ペニスは自然淘汰の発現であり、メスを引きつける道具(雄クジャクやグッピーの色など)とはなり得ない.
競合相手がいなくなれば、自然淘汰しか残らない.
123 すべてのの生物は共通の祖先から発達した親戚であるから、上下関係はない.つまり人間が一番上位ではないのである.
124 遺伝子の混合が自然淘汰なら、いずれ混合が十分になり、すべての種が均一になる.二つの種が交わったとき、中間の性質を持った種は生まれない.
130 繁殖力の多いペアはより多くメスを生む傾向がある.元々雄が生まれる傾向がある種ではこれによって雄雌の均衡がもたらされる.
132 母親は子どもに対して、父親より多くの投資をする.つまり、雄は他の雄と競うための投資を行い、雌は他の雌との争いを避けて自分の子ども投資する.その結果、雄は競うために派手になり、雌はえり好みがうるさくなる.
134 人間とチンパンジーのDNAの文字配列は98%以上似ているが、遺伝子としての類似性は0である.
138 進化的幼児化.チンパンジーの子どもはより人間に似ている.人類の進化は幼児化といえる.私たちは形態的には幼児なのに性的に成熟してしまった類人猿である.
140 人種間の異なった性質は性淘汰の結果である.つまり人間は外見的な差異が大きいけれども、遺伝子的な差異はほとんどない.(黒人は熱帯地方では、黒人同士の結婚が望まれるが、北へ行くほど、白人との結婚が増えるようになる...という結論か?)
141 人種はイヌの品種にかなり似ている.イヌの品種の見た目はかなり異なっているように見えるが、根底の遺伝子変異は非常に少ない.しかし、イヌの場合、性的淘汰ではなく人間が品種を作り出している.知能は性的淘汰の結果かも知れない.雌は賢い雄を好ましく思う.
142 宇宙人にとって数学と物理は共通の話題であるが、政治経済心理学は共通の話題ではない.ダーウィンは共通の話題となるだろう.
151 進化とは大きな飛躍ではなく、遺伝子を少しずつ変えていくのである.たとえ多くの遺伝子の変化のセットがあっても、生存できる遺伝子の変化はほんの少しのセットである.さらにその中で有利に立てるセットが多くの子孫を残す.
153 エントロピーの法則と矛盾していない.混沌とした系の中から生き残るのは進化したものだけである.その他の系は無くなるだけである.
2014年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダーウィンの進化論を少し読んだことはありますが,あれほどドキドキ感がありませんね。退屈で,半分読んで本棚行きになりました。娘に書いた手紙で終わっているあたり、これがこの本の落ちなのかと思うと少々しらけます。
2013年3月14日に日本でレビュー済み
ドーキンス初のエッセイ集という事だが、ドーキンス以外の編者が過去の著述を纏めたもので、全体テーマに一貫性がある訳ではない。ドーキンスの著作が元々エッセイ風の趣きを持っているため、これまでの著作と読後感が大きく異なるという事もない。全体の印象としては主に科学的な物の見方の重要性を訴えた「虹の解体」に一番近く、後の「神は妄想である」を想起させる宗教(信仰)批判も際立っている。
とにかく、代替医療や信仰等に基づく"非"科学的考え方に対する強い反発・啓蒙と共に、生粋のダーウィン主義者(の代表者)たる自負が伝わって来る。また、相変わらずのレトリックの巧さには舌を巻くものがある。ある章を"ミーム"の(伝搬性の)話題から始め、これをコンピュータ・ウイルスの話題へと転じ、更にこれを宗教批判へと繋げた上で、章の題名を「心のウイルス」と名付けるのだから、大したものである(この構成は編者によるものかも知れないが)。生まれ故郷でもあり、人類の起源でもあるアフリカについての熱い想いが語られている点も印象に残る。
全7章の内、第5章全体を長年のライバルでもあり、畏友でもあったグールドに捧げている点も興味をそそる。主にグールドの著作の書評なのだが、最高の敬意を払いつつ(大枠で2人の考え方・活動方針に差がない事が分かる)、それでもその欠点を指摘せざるを得ない所にドーキンスらしさを見る思いがした。個人的には本章が一番面白かった。過度に専門的な話が出て来ないし、エッセイ形式である事も手伝ってドーキンス入門書として楽しめる内容と言って良いのではないか。
とにかく、代替医療や信仰等に基づく"非"科学的考え方に対する強い反発・啓蒙と共に、生粋のダーウィン主義者(の代表者)たる自負が伝わって来る。また、相変わらずのレトリックの巧さには舌を巻くものがある。ある章を"ミーム"の(伝搬性の)話題から始め、これをコンピュータ・ウイルスの話題へと転じ、更にこれを宗教批判へと繋げた上で、章の題名を「心のウイルス」と名付けるのだから、大したものである(この構成は編者によるものかも知れないが)。生まれ故郷でもあり、人類の起源でもあるアフリカについての熱い想いが語られている点も印象に残る。
全7章の内、第5章全体を長年のライバルでもあり、畏友でもあったグールドに捧げている点も興味をそそる。主にグールドの著作の書評なのだが、最高の敬意を払いつつ(大枠で2人の考え方・活動方針に差がない事が分かる)、それでもその欠点を指摘せざるを得ない所にドーキンスらしさを見る思いがした。個人的には本章が一番面白かった。過度に専門的な話が出て来ないし、エッセイ形式である事も手伝ってドーキンス入門書として楽しめる内容と言って良いのではないか。
2013年2月16日に日本でレビュー済み
ドーキンスの大胆な反宗教思想は『神は妄想である』によってよく知られているが、本書はそのプロローグと言える作品である。「伝統・権威・お告げ」によって民衆に信じこませる宗教というものの異常さと残酷さを、豊富な例と鋭い論理で明確に浮かび上がらせている。なかでも、9・11テロ直後に書いた『立ち上がるべきとき』は短いが強力な文章である。
《人間の心は二つの大きな病気を持っている。すなわち、世代を超えて復讐心を伝えていく衝動と、人々を個人として見るのではなく、集団としてのレッテルを貼り付けたがる傾向である。預言者アブラハムに端を発する、ユダヤ、イスラム、キリスト教はどれも、この両方を爆発的に混ぜあわせ(そして、それに強い拘束力を与え)ている。意図的に見えないふりをするのでないかぎり、今日の世界における暴力的な憎しみ合いのすべてとはいわないまでも大部分において、宗教的な不和を生み出す力の関与を指摘できないということはない。長年にわたって、宗教の危険な集団的妄想への軽蔑を慎み深く覆い隠してきた私たちのような人間は、立ち上がって、声をあげる必要がある。9月11日以降、事態は変わったのだ。「すべては変わった、何もかもすっかり変わってしまった」。》
《人間の心は二つの大きな病気を持っている。すなわち、世代を超えて復讐心を伝えていく衝動と、人々を個人として見るのではなく、集団としてのレッテルを貼り付けたがる傾向である。預言者アブラハムに端を発する、ユダヤ、イスラム、キリスト教はどれも、この両方を爆発的に混ぜあわせ(そして、それに強い拘束力を与え)ている。意図的に見えないふりをするのでないかぎり、今日の世界における暴力的な憎しみ合いのすべてとはいわないまでも大部分において、宗教的な不和を生み出す力の関与を指摘できないということはない。長年にわたって、宗教の危険な集団的妄想への軽蔑を慎み深く覆い隠してきた私たちのような人間は、立ち上がって、声をあげる必要がある。9月11日以降、事態は変わったのだ。「すべては変わった、何もかもすっかり変わってしまった」。》
2007年6月3日に日本でレビュー済み
と言う表現がちょうどいい。本書はさまざまな場面でかかれた書評やエッセイを文字通り寄せ集めたもので、同じ話題同士が章にまとめられ書かれた背景や解説もついているが、話題は飛び飛びで一貫性がないし、専門用語と言うほど難解な表現は少ないものの、生物学と進化論に関わった人名や出来事が当たり前のように出てくる。だからスラスラ読み解くには進化に関する書籍をいくつか読んでおいた方がいいし、それならドーキンスの著書を一、二冊読むに越したことはない。本書の理解にも進化論の理解にも役立つという意味で一石二鳥だ。系統立てて読者を啓蒙したり説得させる作りにはなっていない。表現も簡潔と言えない(内容が重複する部分もある)。以上の理由で本書はファン向けであると言ってしまいたい。
ただそれらの問題さえクリアしていれば、話題は幅広いのでエッセイ集として面白く読めるのは間違いない。
ただそれらの問題さえクリアしていれば、話題は幅広いのでエッセイ集として面白く読めるのは間違いない。
2018年11月13日に日本でレビュー済み
「利己的な遺伝子」や「虹の解体」,「盲目の時計職人」,「神は妄想である」あたりの代表作を読んでおくと,この本に収録されたエッセイが抵抗なく頭に入ってくると思います.
エッセイという短い文章の中で社会や科学を取り巻く様々な問題に取り組む本書は,一つのテーマを中心に書かれる他の著作と異なり,ドーキンスの人柄や人生,その価値観などを多面的に教えてくれました.
エッセイという短い文章の中で社会や科学を取り巻く様々な問題に取り組む本書は,一つのテーマを中心に書かれる他の著作と異なり,ドーキンスの人柄や人生,その価値観などを多面的に教えてくれました.
2007年3月2日に日本でレビュー済み
ドーキンスは現在オックスフォード大学で科学を一般に広めるための活動に従事しているということです。
この本は彼の現在の活動ラインに沿って、科学的でないものへの徹底的な批判をしています。ポストモダンのフーコーやデリダなどのフランス哲学、オルターナティブと呼ばれる似非科学、本家本元のキリスト教、その他のニューサイエンスが槍玉にあがっています。
またポパーやクーンなどの著名な科学哲学者をも、物理学偏向の形而上学といった感じで認めないのは、ポパーが晩年、進化論を否定したりした体と思われます。ドーキンスにとっては、自己複製子とその選択的な増殖こそが、物理学以上に重要な科学的発見だといいたいのだと感じます。
その攻撃的な侮蔑には、名を成した科学者としては珍しいように思いますが、しかし、こういった執念や情熱があったからこそ彼の「利己的な遺伝子」というラディカルな書籍も出てきたのでしょう。科学者としてありたいと思う人はぜひとも読んでほしいエッセイ集です。
もう一つはグールドやハミルトンとの個人的な関係についてですが、これは進化生物学をある程度勉強していて、彼らの断続平衡説や包括適応度などの業績や考えについてある程度知る人には面白いでしょう。
あえて、批判を述べるなら、やはり全体の主題というものがなく、特にまとまりがないので、ドーキンスという人と業績を知っている人向けの本かなとは思います。
この本は彼の現在の活動ラインに沿って、科学的でないものへの徹底的な批判をしています。ポストモダンのフーコーやデリダなどのフランス哲学、オルターナティブと呼ばれる似非科学、本家本元のキリスト教、その他のニューサイエンスが槍玉にあがっています。
またポパーやクーンなどの著名な科学哲学者をも、物理学偏向の形而上学といった感じで認めないのは、ポパーが晩年、進化論を否定したりした体と思われます。ドーキンスにとっては、自己複製子とその選択的な増殖こそが、物理学以上に重要な科学的発見だといいたいのだと感じます。
その攻撃的な侮蔑には、名を成した科学者としては珍しいように思いますが、しかし、こういった執念や情熱があったからこそ彼の「利己的な遺伝子」というラディカルな書籍も出てきたのでしょう。科学者としてありたいと思う人はぜひとも読んでほしいエッセイ集です。
もう一つはグールドやハミルトンとの個人的な関係についてですが、これは進化生物学をある程度勉強していて、彼らの断続平衡説や包括適応度などの業績や考えについてある程度知る人には面白いでしょう。
あえて、批判を述べるなら、やはり全体の主題というものがなく、特にまとまりがないので、ドーキンスという人と業績を知っている人向けの本かなとは思います。








