チビタ、そろそろ成長しませんかね。
「おっぱい」等々のしつこいセリフ、飽きました。
そういうノリの部分にかなりの文章量が費やされていて、中身の薄っぺらさが今回は酷かったです。
ラストも、なし崩し的というか。
アスタロトのせいで、あれだけ酷い被害(死者も相当出たのでは)があったのに、俊介は大して問いつめるでも責めるでもなく何となく許しちゃう(受け入れちゃう)ような感じで、チビタのまた「おっぱい」発言で有耶無耶になるし。
番外編のキャラ達が登場したのは良かったけど、そのせいでチビタのしつこいセリフが増えたとも言えるし。
最後に安否情報がもたらされるだけで尻すぼみだし。
レミエルとチビベルと、レミエルとベリアルが、それぞれ前進したかな、という部分ぐらいですかね。
チビタが赤ちゃんじゃないとダメなのでしょうかね、セシル文庫的に。
もう小説の面白さなんか後回しなんですよね。
小説として、BL小説として成り立った上での、プラスαな付加価値としての子供(赤ちゃん・幼児~小学生)ネタ、じゃないんですよね。
子供ネタありき、なんですよね。
ただ子供の可愛さが描かれてさえいればいいというだけのレーベルに成り下がっちゃいましたね。
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