あらすじは内容紹介通りです。
大雑把にまとめると、「後輩攻めで先輩受け視点・ちょっとコミカルな部分も交えながらの刑事もの」という所。
もちろん恋愛も楽しめました。
仕事と恋愛のバランスがちゃんと取れている話です。
二話構成なのですが、どちらも良かった。
(右が後輩・塚原、左が先輩・本名(ほんな))
刑事ものとしても良かったし、またその話が恋愛部分に関係するように作られていたので、恋愛ものとしても良かった。
キャラの個性が光ってたのも良かったです。
塚原をガサツに感じる本名、本名の小言をはねかえす塚原という構図が面白くて。
塚原は意図的じゃないんだけど、本名の小言を引き出して漫才のような会話になってました。楽しかった。
そんな塚原はとても魅力的でした。
普段はそんな感じでも、男らしく締める所はビシっと締めて、いざっていう時には頼りになって、とてもカッコ良かった。
優しいし、気が利くし、努力家だし。
子供っぽいところもありましたが、それも魅力のひとつとして可愛かった。
一方の本名は、仕事の事では勘が鋭いのに、プライベートで自分の事はよくわかってないのが面白かった。
まぁそうでないと、この話成り立たないんですが。
無自覚キャラではあるけれど、ちょっと神経質めいたところも面白く、塚原といいコンビになってたと思います。
あ、二話目に出てくる本名の先輩・皆川さんもいい味だしてて好きでした。
彼も是非幸せになってほしいと思います。
そして今回二重のお楽しみがありました。
どこで買っても付いてるのかな?S・Sのペーパー作品があって。
本作の番外編として「恋愛できない休日なんです」と、その裏に「言ノ葉ノ花」の番外編で「言ノ葉ノ休日〜朝〜」の二作品がありました。
この二作品は本来なら関係の無い話なんだけど、微妙につながりを持たせて関連してるっぽいのが面白かった。
最後まで楽しめて満足しました。
恋愛できない仕事なんです【電子限定SS付き】 (ディアプラス文庫) Kindle版
砂原糖子
(著)
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言語日本語
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出版社新書館
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発売日2013/6/10
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ファイルサイズ17552 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
警視庁、薬物捜査係の刑事・本名は後輩の塚原のガサツさが嫌いだ。苛つく本名に対し、改める気配のない塚原の態度がまたストレスだった。ある日一斉摘発があり、事件に関わった男をとり逃がした二人。手がかりを得るため男の恋人を取り調べていた最中、本名は「あなたってさ、恋愛したことないでしょ?」と指摘される。言葉の意味を測りかねていた時塚原にゲイバーへの聞き込みに誘われ、出かけていった本名だが!?
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00UYRROC6
- 出版社 : 新書館 (2013/6/10)
- 発売日 : 2013/6/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 17552 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 253ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 129,284位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月10日に日本でレビュー済み
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13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2013年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
刑事の後輩×先輩モノ。
素の糖度はゼロで、ホント甘い言葉とか甘ったるい時間もなし。
少し男臭さもあるけれど、全体的に四角張った雰囲気。
……だけど、なんとなくその隙間にリーマンの純愛がつまってて、恋愛と仕事がバランス良いストーリーでした。
後輩(攻め)の塚原はあけすけで一見ガサツな男。
先輩(受け)の本名は繊細ぽいけど割と天然。
一見馬が合わなそうな2人が、事件や仕事を通して次第に近くなり、塚原に言いくるめられる形でぐずぐずと本名が溶けていくという、取り込まれ型恋愛。
イラつく相手は気になる相手。大嫌いなのに気になる。
そんな裏腹な態度から派生する恋愛でしたが、あまり心の機微は伝わってこなかったです。
いきなり発展してて、あれ?っと思ったり。
むしろ伏線の事件の方が、手が込んでたりして印象に残りました。
攻めの塚原がちょっと強引で男臭いところがかっこよかったけど、全体としては普通かな、ということで3つ星で。
素の糖度はゼロで、ホント甘い言葉とか甘ったるい時間もなし。
少し男臭さもあるけれど、全体的に四角張った雰囲気。
……だけど、なんとなくその隙間にリーマンの純愛がつまってて、恋愛と仕事がバランス良いストーリーでした。
後輩(攻め)の塚原はあけすけで一見ガサツな男。
先輩(受け)の本名は繊細ぽいけど割と天然。
一見馬が合わなそうな2人が、事件や仕事を通して次第に近くなり、塚原に言いくるめられる形でぐずぐずと本名が溶けていくという、取り込まれ型恋愛。
イラつく相手は気になる相手。大嫌いなのに気になる。
そんな裏腹な態度から派生する恋愛でしたが、あまり心の機微は伝わってこなかったです。
いきなり発展してて、あれ?っと思ったり。
むしろ伏線の事件の方が、手が込んでたりして印象に残りました。
攻めの塚原がちょっと強引で男臭いところがかっこよかったけど、全体としては普通かな、ということで3つ星で。
2014年11月9日に日本でレビュー済み
そりゃぁ、これだけ忙しい毎日を送る刑事だったら、なかなか恋愛なんてできませんよね。
ただ、お互いに理解のある同僚同士なら、なんとか成り立つのかな?
・・・なんて考えつつ、楽しませていただきました。
あと、一言言わせてもらうなら。。。「本名、鈍すぎ!!」
本当に、こんなニブちん良く手に入れられたよね。
長年の塚原の苦労と忍耐強さの賜物でしょうかね。
個人的には、後輩の塚原がお気に入りです。
特に、2話目の塚原の嫉妬や独占欲や怒涛の告白には、本名大好きさがダダ漏れていて、完全にやられてしまいましたね。
塚原の必死さがとっても可愛いです。
刑事同士の恋に興味のある方へおススメいたします。
ただ、お互いに理解のある同僚同士なら、なんとか成り立つのかな?
・・・なんて考えつつ、楽しませていただきました。
あと、一言言わせてもらうなら。。。「本名、鈍すぎ!!」
本当に、こんなニブちん良く手に入れられたよね。
長年の塚原の苦労と忍耐強さの賜物でしょうかね。
個人的には、後輩の塚原がお気に入りです。
特に、2話目の塚原の嫉妬や独占欲や怒涛の告白には、本名大好きさがダダ漏れていて、完全にやられてしまいましたね。
塚原の必死さがとっても可愛いです。
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