恋する寄生虫 (メディアワークス文庫) (日本語) 文庫 – 2016/9/24
三秋 縋
(著)
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本の長さ322ページ
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言語日本語
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出版社KADOKAWA
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発売日2016/9/24
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ISBN-104048924117
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ISBN-13978-4048924115
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。二人は、社会復帰に向けてリハビリを共に行う中で惹かれ合い、やがて恋に落ちる。しかし、幸福な日々はそう長くは続かなかった。彼らは知らずにいた。二人の恋が、“虫”によってもたらされた「操り人形の恋」に過ぎないことを―。
著者について
1990年生まれ、岩手県出身の作家。ウェブ上で『げんふうけい』名義の小説も発表し、人気を博している。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
三秋/縋
1990年生まれ、岩手県出身の作家。ウェブ上で『げんふうけい』名義の小説も発表し、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1990年生まれ、岩手県出身の作家。ウェブ上で『げんふうけい』名義の小説も発表し、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2016/9/24)
- 発売日 : 2016/9/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 322ページ
- ISBN-10 : 4048924117
- ISBN-13 : 978-4048924115
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 107,888位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 163位メディアワークス文庫
- - 5,792位ライトノベル (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月18日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
多分ネタバレになるので注意。コミック版の前半で面白そうだと思って原作に当たったのですが、実際前半部分はSFとしてもプラトニックな恋愛模様としても魅力的でした。あっさりとした日常描写が主人公の無機質な荒んだ感情ともマッチして、距離感がいい(し、期待通りなベタ展開もある)。ところが後半の謎解きというかミステリーパート、恋愛描写になってからは、前半の理性的な描写が抜けて理論や行動が場当たり的に感じられます。主人公が何故極端に触れてそういう結論になるのかが分からない(障害があってもそれまでは理性的だったのに)。まあ極端に言えばとある見せ場を作るためだったんでしょうが、あそこも不自然というかご都合主義というか・・・そして最後の最後まで登場人物をいじめる事で悲劇感を煽られて逆に冷めます。前半伏線部分ですでに終わった物語である回想が挟まれていたりするので、価値観が反転するのなんてのも予想出来てるんで、素直に作ればいいのにくどい。なんだろうなぁ、村上春樹のノルウェイと世界の終わり的な余韻を狙ったけど、力が足りなかった感じがします。心象を投影した風景描写とか結構好きなんですけどねぇ。ちょっと謎が多い人物はいるので、もしかしたら裏のストーリーは綺麗に組めているのかも知れませんが・・・でもほんと、前半の展開とヒロインのいじらしいかわいさだけで買う価値はあります。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三秋先生の書く小説のヒロインは素敵な人が多いですね。
「三日間の幸福」から、天使のようなミヤギさん
「いたいのいたいのとんでゆけ」から、悪魔のような霧子さん
この作品では、恋する少女のひじりさん。
三秋先生は登場人物をどん底に落としてそこから愛しい人と二人きりの世界から上を見上げて身を寄せ合う、というような作風が多いように思いますが、今回もそこに近いタイプでしょうか。
この作品のレビューではその傾向が好きな人たちからは、「今回はそんなにひどくもない」というような感想を持たれた方も多いようですが、私個人的にはこの作品は一番さみしくて後を引きました。
もちろんネタバレ厳禁として詳細は書けませんが、「三日間」のクスノキも「いたいのいたいの」の湯上も、スターティングオーヴァーも電話をかけていた場所も、君の話、もだいたい主人公もしくはヒロインがお互いのために必死に動いて燃え尽きた感があり、バッドエンドだろうがハッピーエンドだろうが、結果はどうであれ物語の枠内できっちりしっかり悔いを残さずやり切った、というイメージがあるからですね。
それに比べると今作は、周囲の流れや成り行きに抗えずに翻弄されたまま終えてしまった感がすごく切なくて、自分自身が手を加えて二次創作という名の改変でもしたくなります(笑)
あと、「佐薙ひじり」は三秋先生の作品のヒロインにしては珍しく、物語途中でのビジュアルの変化や印象の変化が大きいヒロインですので、表紙やその後のイラストの挿絵でいわゆるキャラ萌え、というのも個人的にはアリな読み方かもしれません。
「三日間の幸福」から、天使のようなミヤギさん
「いたいのいたいのとんでゆけ」から、悪魔のような霧子さん
この作品では、恋する少女のひじりさん。
三秋先生は登場人物をどん底に落としてそこから愛しい人と二人きりの世界から上を見上げて身を寄せ合う、というような作風が多いように思いますが、今回もそこに近いタイプでしょうか。
この作品のレビューではその傾向が好きな人たちからは、「今回はそんなにひどくもない」というような感想を持たれた方も多いようですが、私個人的にはこの作品は一番さみしくて後を引きました。
もちろんネタバレ厳禁として詳細は書けませんが、「三日間」のクスノキも「いたいのいたいの」の湯上も、スターティングオーヴァーも電話をかけていた場所も、君の話、もだいたい主人公もしくはヒロインがお互いのために必死に動いて燃え尽きた感があり、バッドエンドだろうがハッピーエンドだろうが、結果はどうであれ物語の枠内できっちりしっかり悔いを残さずやり切った、というイメージがあるからですね。
それに比べると今作は、周囲の流れや成り行きに抗えずに翻弄されたまま終えてしまった感がすごく切なくて、自分自身が手を加えて二次創作という名の改変でもしたくなります(笑)
あと、「佐薙ひじり」は三秋先生の作品のヒロインにしては珍しく、物語途中でのビジュアルの変化や印象の変化が大きいヒロインですので、表紙やその後のイラストの挿絵でいわゆるキャラ萌え、というのも個人的にはアリな読み方かもしれません。
2019年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
極度の潔癖症で生き辛さを感じていた主人公が仕事を辞め、何となく作ったマルウェアを、クリスマスに発動する様にセットしていると、それを探知したという相手から呼び出され、報酬と共に出された指示は、『ある女の子と親しくなる事』。自分の家に他人を入れるのも拒否したい彼でしたが、言葉を交わす内に親近感を覚え、彼女がいない時には寂しさを感じます。しかし、その状態には秘密が。読み応えのある物語で、実際にあり得る事だというのも作品タイトルにあります。オススメの一冊です。
2018年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三日間の幸福といたいの、いたいの飛んでゆけがほんとに好きでバットエンドだけどハッピーエンド、ハッピーエンドだけどバットエンドというのが自分にしっくり来るのだと思います。
そういう意味で三秋すがるの作品に期待してしまっている面もある。
この作品について言えば前半はとても読みやすく感情もすんなり入ってきたが後半はもう少し残酷でも良かったと思いました。あくまで個人の意見ですが。
自分のなかで三日間の幸福といたいの、いたいの飛んでゆけが強すぎて君が(僕が)電話をかけていた場所も今作も少し物足りない感を感じてしまっている。
色々書きましたが、やっぱり三秋すがるの作品は好きなのでこれからも買おうと思います。設定が独特で面白いしなんだかんだぶれないところがあるのでまだ読んでいない人にはおすすめです。次回作にも期待!!!
そういう意味で三秋すがるの作品に期待してしまっている面もある。
この作品について言えば前半はとても読みやすく感情もすんなり入ってきたが後半はもう少し残酷でも良かったと思いました。あくまで個人の意見ですが。
自分のなかで三日間の幸福といたいの、いたいの飛んでゆけが強すぎて君が(僕が)電話をかけていた場所も今作も少し物足りない感を感じてしまっている。
色々書きましたが、やっぱり三秋すがるの作品は好きなのでこれからも買おうと思います。設定が独特で面白いしなんだかんだぶれないところがあるのでまだ読んでいない人にはおすすめです。次回作にも期待!!!
2020年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男女の恋模様が鮮やかに描かれており、読み進めるほど物語に引き込まれいてるような面白さがある。
なかなか起こりえない展開でありながらも、冷めるような不自然なシーンも少ないため私は良くできてるなと感じた。
私が思う一番の見応えは、寄生虫についても本格的に紹介されているところだと思う。人によっては、これから寄生虫について、寄生のメカニズムについてより興味を抱くのではないだろうか。
寄生虫と恋愛がどう関わりを持ちストーリーが進行してゆくのか、ぜひ読んでみてほしい。
なかなか起こりえない展開でありながらも、冷めるような不自然なシーンも少ないため私は良くできてるなと感じた。
私が思う一番の見応えは、寄生虫についても本格的に紹介されているところだと思う。人によっては、これから寄生虫について、寄生のメカニズムについてより興味を抱くのではないだろうか。
寄生虫と恋愛がどう関わりを持ちストーリーが進行してゆくのか、ぜひ読んでみてほしい。