犬木先生の書く女の子たちは、お人形よりも人形ぽいと感じてきましたが、
こちらの「怪奇人形館」を読んで、それが正しかったと分かりました。
今作には犬木先生の描く人形がたくさん出てきますが、それよりも出てくる女の子たちの顔の丸さは
勝っているし、ころっとしていて、特に良い主人公の場合、その純粋な心がとても可愛らしいのです。
ホラー漫画ではあるけれど、やはりこのあり得ないくらい丸顔の女の子たちの可愛らしさが
犬木作品の大きな魅力であるということは間違いないでしょう。
同じホラー漫画では、谷間夢路先生の描く女の子たちにも同様の可愛さを感じます。
それはキャラクターが可愛い顔して、実に人間らしい喜怒哀楽を併せ持っているからこそ出る可愛さなのだと思います。
ホラー作品というのは、やはり人の心の表裏を描いてこそのホラーであり、彼らには共通項としてそこがあるのです。
「青い目のマリー」は泣ける傑作でした。
怪奇人形館 (講談社コミックスフレンド) (日本語) 新書 – 1992/7/1
犬木 加奈子
(著)
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新書
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日1992/7/1
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ISBN-104061763555
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ISBN-13978-4061763555
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1992/7/1)
- 発売日 : 1992/7/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4061763555
- ISBN-13 : 978-4061763555
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