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思考停止社会 「遵守」に蝕まれる日本 (講談社現代新書) Kindle版
建築不況、食品偽装、市場混乱、メディアスクラム、裁判員制度……。日本停滞の背景には「法令遵守」からさらに進む、なんでも「遵守」の害があった! コンプライアンスの第一人者が問題を鋭く指摘、解決策を示す。(講談社現代新書)
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/2/20
- ファイルサイズ363 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
日本の経済と社会を覆う閉塞感の正体。相次ぐ食品企業の「不祥事」、メディアスクラム、年金記録「改ざん」問題、裁判員制度…コンプライアンス問題の第一人者が、あらゆる分野の問題に斬り込み再生への処方箋を示す。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
レビュー
──私は、かねてから「コンプライアンス=法令遵守」という考え方が誤っていると言い続けてきました。この二つがイコールではないということには、多くの人が賛同してくれます。大きくうなずいて「まったくその通りだ。私もかねてからそう思っていた」と言ってくれます。しかし、ほとんどの人がこの二つがイコールではないと言っている意味は、「コンプライアンス>法令遵守」です。「コンプライアンスは法令遵守より大きい。社会規範も倫理もすべて遵守しないといけないのに、法令だけ遵守すれば良いというようなことを言っているからダメなんだ」ということです。実は、このように「遵守」の対象を法令だけではなく倫理や規範にまで拡大して、「何でも遵守」とする考え方の方が、「偽装」「改ざん」などのレッテル付けによる一方的な非難につながり、一層大きな問題を生じさせているのです。
そこで、このような「遵守」に蝕まれつつある今の日本の状況を、思いきり書いてみようと思ったのが今回の新書です。食品業界の不祥事、裁判員制度の問題、いわゆる年金「改ざん」問題など最近の様々な事例を通して分析し、その思考停止状態から脱却して、この日本を良くしていくためにはどうしたらよいのかを考えています。
(中略)
国民への人気取りしか考えていない政治、責任回避ばかりの行政、問題を単純化するマスコミ、まさに「思考停止のトライアングル」そのものです。それを生じさせた「遵守」という言葉が、日本の社会を確実に蝕んでいます。
(PR誌『本』3月号より) --著者メッセージ --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
そこで、このような「遵守」に蝕まれつつある今の日本の状況を、思いきり書いてみようと思ったのが今回の新書です。食品業界の不祥事、裁判員制度の問題、いわゆる年金「改ざん」問題など最近の様々な事例を通して分析し、その思考停止状態から脱却して、この日本を良くしていくためにはどうしたらよいのかを考えています。
(中略)
国民への人気取りしか考えていない政治、責任回避ばかりの行政、問題を単純化するマスコミ、まさに「思考停止のトライアングル」そのものです。それを生じさせた「遵守」という言葉が、日本の社会を確実に蝕んでいます。
(PR誌『本』3月号より) --著者メッセージ --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
郷原/信郎
1955年、島根県松江市生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2005年より桐蔭横浜大学法科大学院教授、06年弁護士登録。08年、郷原総合法律事務所開設。警察大学校専門講師、公正入札調査会議委員(国土交通省、防衛省)、標準報酬遡及訂正事案等に関する調査委員会委員(厚生労働省)なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
1955年、島根県松江市生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2005年より桐蔭横浜大学法科大学院教授、06年弁護士登録。08年、郷原総合法律事務所開設。警察大学校専門講師、公正入札調査会議委員(国土交通省、防衛省)、標準報酬遡及訂正事案等に関する調査委員会委員(厚生労働省)なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00DKX4JQA
- 出版社 : 講談社 (2009/2/20)
- 発売日 : 2009/2/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 363 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 119ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,758位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 1,468位講談社現代新書
- - 7,518位社会学 (Kindleストア)
- - 16,054位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年9月20日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
わかり易いが、内容が少し、事件報告・事例分析に偏りがちに感じる。同著者の「法令遵守が日本を滅ぼす」の方が説得力がある。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
VINEメンバー
Amazonで購入
コンプライアンスを理解するための新しいスタンダードである。郷原氏が書かれた内容そのものについては他の方々のレビューが詳しいので割愛するが、おそらく、これからはこの新しいスタンダードを理解している人とそうでない人は同じ土俵で話をすることができなくなるだろう。コンプライアンス・デバイドが始まっている。
そしてこの本をスタンダードとして、もっと本質的な問題が語られていかなくてはならない。
コンプライアンスの中核に潜んでいるのはたぶん大衆と言う名の怪物である。間違いを指摘されるのが嫌いで、複雑な真実を知る努力を面倒がり、簡単で分かりやすいものしか理解したくない大衆に真実を伝えることは難しい。
本書ではメディアの責任が厳しく言われているが、メディアとは言え、やはり資本主義の社会で経営されている会社。果たして大衆が喜ばない真実を伝えられるものなのだろうか? 愚昧な権力者に諫言をするには常に死を覚悟しなくてはならないのだ。
巨大な権力を握ってしまった大衆と本書を読んだ一人ひとりがどうやって戦っていくかが問われている気がする。郷原氏にはその戦いをどうすべきかを是非続編で説いて欲しい。
そしてこの本をスタンダードとして、もっと本質的な問題が語られていかなくてはならない。
コンプライアンスの中核に潜んでいるのはたぶん大衆と言う名の怪物である。間違いを指摘されるのが嫌いで、複雑な真実を知る努力を面倒がり、簡単で分かりやすいものしか理解したくない大衆に真実を伝えることは難しい。
本書ではメディアの責任が厳しく言われているが、メディアとは言え、やはり資本主義の社会で経営されている会社。果たして大衆が喜ばない真実を伝えられるものなのだろうか? 愚昧な権力者に諫言をするには常に死を覚悟しなくてはならないのだ。
巨大な権力を握ってしまった大衆と本書を読んだ一人ひとりがどうやって戦っていくかが問われている気がする。郷原氏にはその戦いをどうすべきかを是非続編で説いて欲しい。
2009年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「法令遵守が日本を滅ぼす」で、不祥事続きの社会に独自の視点を提供して警鐘を鳴らした、郷原教授の第二弾。早とちりしないように申し上げますが、法律を守らなくていいから、というのではありません。法律が制定されるにはそれぞれ社会的な背景があり、その背景を理解せずして法を守ることだけに眼が向いてしまう危険を、指摘しています。私たちと法を取り巻く社会の要請を鋭敏に感じ取り、チームワーク(コラボレーション)でそれに応えることの大切さを説いています。前著から2年の間にも、数多くの不祥事がありました。耐震偽装、食品偽装、インサイダー取引で捕まった村上ファンド、年金記録改ざん。それらを間近で見続けた著者が語る個々のケースでは、一般の報道で知ることのできない世界が広がります。中には、世界的長寿番組、水戸黄門を放映するTV局も登場します。
水戸黄門では番組終盤に登場する印籠によって、視聴者はそれまでの胸のつかえ、溜飲が下がります。言ってみれば、ご印籠は胃散のようなもの。胃散を撒くことで視聴率を稼ぐTV局は、いつしか社会の要請は胃散だと、勘違いするのでしょうか。報道番組でも、コメントが溜飲の下がる胃散であれば、視聴者の受けも良いと思い込でいるかのよう。結果、TVというマスメディアの種は、社会の要請と思い込んだ胃散に過剰適応して、絶滅する可能性も考えられます。また視聴者も胃散ですっきりしたと思っていて、実は秘かに胃癌が進行しているかもしれません。法令遵守という印籠=胃散が、かえって日本を蝕んでいるのでは。
自らの体を蝕む病を、しっかりと眼を見開いて見据え、絶滅ではなくて進化の道を指し示す本書。1809年2月12日にチャールズ・ダーウィンが生まれてから、ちょうど200年に当たる2009年2月。この時に上梓されたのは、偶然ではないように思います。
水戸黄門では番組終盤に登場する印籠によって、視聴者はそれまでの胸のつかえ、溜飲が下がります。言ってみれば、ご印籠は胃散のようなもの。胃散を撒くことで視聴率を稼ぐTV局は、いつしか社会の要請は胃散だと、勘違いするのでしょうか。報道番組でも、コメントが溜飲の下がる胃散であれば、視聴者の受けも良いと思い込でいるかのよう。結果、TVというマスメディアの種は、社会の要請と思い込んだ胃散に過剰適応して、絶滅する可能性も考えられます。また視聴者も胃散ですっきりしたと思っていて、実は秘かに胃癌が進行しているかもしれません。法令遵守という印籠=胃散が、かえって日本を蝕んでいるのでは。
自らの体を蝕む病を、しっかりと眼を見開いて見据え、絶滅ではなくて進化の道を指し示す本書。1809年2月12日にチャールズ・ダーウィンが生まれてから、ちょうど200年に当たる2009年2月。この時に上梓されたのは、偶然ではないように思います。
2017年11月28日に日本でレビュー済み
マスコミで企業や官庁などの不祥事とされてきたことの報道や、裁判員制度の制定について、それが真実あるいは本当によいことであったのかを検証するとともに、そのような報道などに対して問題提起をしている。特にネット社会になってから、「我こそは正義の味方」とばかりに、個人や企業や官庁の不祥事をことさらにあげつらう炎上が頻発している。しかも、反論すると、それがさらにひどくなり、個人でも企業では社会から葬られるまでになることもある。企業ではそれを避けるため、官庁では自己保身のために、場合によっては時代遅れであったり、少々おかしいと思っても、すでにある決まりを遵守となっているのだろう。でもこの本では、それによって、決まりを遵守してればいいのか、あるいは、日本社会が不寛容になっているというか、マスメディアもそれに乗っかって煽っていて、報道が間違いと指摘されてもさまざまな屁理屈で言い逃れをしようとするところがあっていいのかということが書いてある。そうしたことを、この本の著者は、自身の経験を含めて冷静に分析している。思考停止で不寛容で屁理屈ではぐらかす社会でいいはずがないでしょうと思うのだが。






