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忘却のための記録―1945-46 恐怖の朝鮮半島 単行本(ソフトカバー) – 2014/1/25

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商品の説明

内容紹介

北朝鮮の凍土に寂しく眠る数万の御霊に捧げる

物語のはじまりは昭和20年8月9日。
ソ連は日ソ中立条約を破棄して、侵攻を開始。

鉄道員の父を持つ中学生の徹少年は、朝鮮北部吉州で終戦を迎えた。
終戦後もなお続くソ連軍の侵攻。徹少年一家も避難のため朝鮮南部を目指すが、
途中でソ連軍によって足止めを食らう。

爆撃、復讐、襲撃、略奪、強姦、飢餓、極寒、病気そして脱出

過酷な運命の中で、祖国日本への生還を目指す引揚者の労苦を少年の目で描写。
いまなお朝鮮の凍土に眠る、望郷の想いを果たせなかった無念の日本人の御霊に捧げる慟哭の書

朝鮮引き揚げ体験記、30年以上の時を経て復刻!

本書の内容紹介動画をyoutubeで御覧いただけます。
youtubeで「忘却のための記録」で検索してください。

出版社からのコメント

鄭 大均(首都大学東京特任教授)による解説(一部抜粋)

『忘却のための記録』の著者・清水徹は一九三〇年、現在のソウル市龍山区に生まれた「外地」
二世である。徹の父はやがて朝鮮半島最北の咸境北道の機関区に勤務するようになり、避難行が
はじまったとき徹は羅南中学三年生だった。本書はその避難行を著者が回顧的に綴った作品で、
非業の死を遂げた同胞を哀悼するとともに、そのいまわしい思い出を拭い去るために書いたものだという。

引揚げ者のなかでも、ソ連軍占領地域からの引揚げ者には特有の困難と痛ましさがあった。
とりわけ大きな悲劇に見舞われたのは満州在住の日本人であったが、清水家のように、
北朝鮮在住の日本人の運命も過酷であった。なによりも不運であったのは、引揚げが一年以上も
先送りされ、出国の自由が奪われたということであろう。
それがやっと開始するのは四六年十二月に入ってからのことであるが、多くのものはそれ以前に
自力脱出を試み、しかし、その行路で餓死・凍死・伝染病死で亡くなったものが三万五千人ほどもいる。
清水家の場合も無傷ではなかった。五人家族のうち、日本に無事たどり着いたのは四人で、
父は、四六年二月二十日、咸興の収容所で亡くなっている。

本書に記されている引揚げ体験はもう半世紀以上も前のできごとであり、したがって忘れられて当然の
ことといってもよいが、しかし、これは日本人が経験した最後のグローバル体験といえるものであり、
ここには今日の私たちの歴史観や世界観に資するところが少なくない。本書に記されている清水家の体験は、
今日でいったら、内戦の過程で国外への脱出を余儀なくされた二百二十万人以上のシリア人難民や、
貧困や内乱や干ばつに絶望してヨーロッパに向かうアフリカ人難民の体験に似通ったものであり、
また北朝鮮が舞台というなら、これは今日いう「脱北者」の先駆けのような体験であった。

にもかかわらず、引揚げ者たちの体験は今やえらく矮小化されて眺められているのだなと思わされたのは、
赤尾覺氏(『咸北避難民苦難記』著者)からある体験を聞かされたからである。
氏は最近、朝日新聞の取材を受けたが、北朝鮮地域で、なぜかくも多くの犠牲者が出たのかの問に、
「餓死・凍死・伝染病死」と答えたところ、「炊き出しなど食料供給があり、衣料・寝具などの配給が
あるのに何故?」と反問され、絶句したという。「避難民とは、東日本大震災の被災者と同程度に考えて
いるのだなと、がっくりきました」と氏はいう。

これではたしかにがっくりくるであろう。被災者といっても、東日本大震災の被災者が国民の支援に
支えられているとしたら、北朝鮮からの引揚げとは、帝国崩壊の過程でいまや異郷となった戦場の地を
逃げ惑う体験であり、収容所や避難所で生活するといっても、それは昼夜の別なくソ連兵が襲ってくる
体験であり、家族や同居者が高熱にうなされ、土色の皮膚に変わり、ある日、ある一家が消えるように
死んでいく体験であった。

そのような体験を東日本大震災の被災者と同程度のものと考えているとしたら、それはこの時代の
被災者たちの体験を著しく矮小化している。というだけではなく、今日のシリア難民やアフリカ難民の体験をも
その程度に眺められていることを暗示しているのであり、だとしたら、私たちは今や世界の人びととの
共感帯を失いつつあるのではないか。

『忘却のための記録』に戻るが、この本は静の本というよりは動の本である。
たしかに同書には悲しみの記述があり、死の記述があり、やがて死に無感動になる記述がある。
しかし徹は「今日もおれは生きているぞ! 」と命の力を感じる少年であり、生活に必要なものは何でも
拾ってやろうと野良犬のように目を光らせて歩く少年であり、母を助けるためにソ連軍の司令部に
残飯拾いに行く少年であり、また生きるために母の作ったかぼちゃ羊羹を道端で売る少年でもあった。
この本はなによりも、清水家の人々が不幸の合間に動き、働いていたことを教えてくれる本なのである。

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登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 296ページ
  • 出版社: ハート出版 (2014/1/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4892959707
  • ISBN-13: 978-4892959707
  • 発売日: 2014/1/25
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9 9件のカスタマーレビュー
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引揚げについて多角的に知るために購入しました。

「竹林はるか遠く」の著者に比べ年齢が高いせいか、男性のためか、より広い視野で状況をとらえ書き記しています。
昔の少年は、少年でありながらも「日本男子」としての誇りを持ち、本当にしっかりしていたこと。当時の教育は精神面も鍛えていたのだと痛感しました。
ページをめくるにつれ著者の感情の起伏がなくなり、淡々と話が進むようになります。それがとても現実的で、心が震える思いがしました。
戦争は終わったのに、北を脱出するまで「生存」への戦いは続く。それを救うのは知識と生への執着、そして信頼できる友の存在です。
綴られているのは過去の出来事ですが、今を生きる私たちにとって大きな糧となる一冊だと思います。
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某新聞社の慰安婦記事が問題になっているが、この本に書かれた内容は他の誰でもないご自身に対してかかれたもので、偽りの入り込む余地がない。当時中学生だった著者の純粋な心に染み込んだ事実が記録されているという点で、とても価値がある。当地でも戦時中、軍関係の施設が作られ中韓からの労働者が働いていたが、市の聞き取り調査で、当地で宿舎を提供していた普通の民家(部家を提供できるような、部屋数の多い比較的恵まれたお百姓、しかし蚕を飼っていた当時としてはまれな存在ではなくちょっと大きいという程度のお百姓)の人々が、施設ができることでどのような影響を受け、更に海を渡ってきた彼らとどのような暮らしをし、ともに暮らし、どう見ていたか、敗戦で彼らはどのような行為に出たか。大学教授などの知識層がまき散らした幻想とはまったう違う事実がそこにある。
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日本人も「国を失う」という壮絶な経験をした。財産をすべて奪われ裸同然で引き揚げて来た日本人が多数いた。
しかし昔の私は、引揚者の労苦の話を聞くと「日本人は戦争加害者のくせに、なに被害者ぶってるの。先に日本が侵略して朝鮮の方を苦しめたり、中国人からすべてを奪ったんでしょ。復讐されて当然。自業自得でしょ。」
と突き放した感想を持っていた。
そして、安全と空気はタダみたいな感覚で「国境なくせば平和になる」と漠然と感じていた。

…自分で歴史を学んでからは、まったくそう思わなくなった。

ロシア人は残虐で、朝鮮人は恩知らずで卑怯な民族だとつくづく思う。そういうお国柄。他民族を信用してはならない。
そして、国を失うということは、どういうことなのか、どういう酷い目に遭うということなのか今一度振り返って、今ある平和を当然と思わないようにしたい。

以下本文より引用する。

「やがて官舎街へきた。そこである屋敷から朝鮮人が荷車をひいて出て来るのを見た。車には家具類はもちろん、薪の類から漬物樽まで積まれていた。白昼の公然たる泥棒。しかし訴えるべき警察はない。そう知ると、急に恐ろしさを感じた。どこを見回しても、ぼくの味方らしいものはない。これまで、ぼくはいつ、どんなところにいても、こ
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少年の実体験。財産はもちろん、着の身着のまま、病気や飢えと戦いながら
ただひたすら日本を目指した著者。
未だに、学校教育では「日本は侵略戦争をした」と言っていますが
果たしてそれが本当なのか、
教育現場で、歴史の真実が教えられているのか。
昔・戦前の日本人は、心身ともに立派であった。
著者に対しても、著者のお父様・お母様、一緒に行動した日本人、
著者以外の名前を知らない、朝鮮半島・大陸からの引揚者のみなさん、ありがとうございます。
と思いました。
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終戦の前後、数日間のうちに生活が激変した。
殆ど語られなかった、朝鮮人・ロシア人からの虐待・強盗・強姦・殺人。
この一冊読まなければ、平和に難なく、日本へ引き上げてきたとのだと思っていました。
学校では学べない真実。
お勧めの一冊です。
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