一気に読み進むことができる一冊。
私は心理療法家としてクリニックにて勤務しており、月に症例が50ケースほどあります。
大学にて臨床心理学を学んだ際に、ユングに傾倒しており、いまは実存心理学の学びと瞑想、ヨガを実践しています。
臨床家として実感している実存的なお悩みに関するアプローチとして、原始仏教ほど相応しいものはないと実感しています。
また、私はカトリック信者であります。
カトリックでも、ヴィパッサナー瞑想を霊性指導のために取り入れている修道会がありますが、瞑想が、いかにエゴを捨て去り、神に近づくことができるのか、神の愛を体感できるのかが、理解できるのではないかと思います。
スピリチュアルなことが好きな方や、それらを感受する力をお持ちの方には、この本は、きっとエゴを捨てた上での大きな繋がり、心理学で言うならば、ユングの集合的無意識、また、スピリチュアルで言うならば、ワンネス、とかでしょうか、それらは存在するとしても、決してそこに執着しないで、その先を行くこと、を教えてくれる、一冊でしょう。
いまここ、しかも、今の自分を超える。
私は、この本を読んで、多くの患者さんの顔が浮かびました。
今ここを認めること、それから、この世で生きる意味、つまりは実存する意味を追求する。
清らかに、今の自分を受け入れつつも、より高い自己の成長を求める方、ぜひ、お読みいただきたいと思います。
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