心に花を咲かせよう
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曲目リスト
1 | あすという日が (混声合唱) |
2 | 心に花を咲かせよう (混声合唱) |
3 | 瑠璃色の地球 (混声合唱) |
4 | 切手のないおくりもの (女声合唱) |
5 | 見上げてごらん夜の星を (女声合唱) |
6 | 心の瞳 (女声合唱) |
7 | アメイジング・グレイス (混声合唱) |
8 | 上を向いて歩こう (混声合唱) |
9 | ありがとう (女声合唱) |
10 | 涙をこえて (混声合唱) |
11 | 遠い世界に (女声合唱) |
12 | 故郷 (混声合唱) |
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : キングレコード
- EAN : 4988003426484
- 時間 : 54 分
- レーベル : キングレコード
- ASIN : B008CGLR4M
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 232,419位ミュージック (の売れ筋ランキングを見るミュージック)
- - 3,659位オペラ・声楽 (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
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殿堂入りNo1レビュアーベスト10レビュアーVINEメンバー
「心に花を咲かせよう合唱団」は、東日本大震災の復興支援するプロジェクト合唱団です。
「ハルモニア・アンサンブル(様々な合唱コンクールで優勝している実力はこの録音でも伝わりました)やS.P.C 合唱団など、音大生を中心とした」メンバーですので、発声面での不安もなく、メンバーの声の若さが爽やかさにつながります。とても上手ですし、好感のもてる素直な発声に聴き惚れました。
指揮者は東京混声合唱団を率いて見事な合唱指導をした山田和樹です。2009年にブザンソン国際指揮者コンクール優勝した後、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者に就任するなど、その実力ぶりには定評があります。
山本瓔子作詞、八木澤教司作曲「あすという日が」は何回聴いても歌詞が心の奥底に響きます。復興支援のシンボル的な曲ですが、合唱の魅力がストレートに伝わる曲でした。それのアンサーソングがアルバム・タイトルになった「心に花を咲かせよう」です。
山本瓔子の詩に、多くの合唱曲を世に問うている若手の上田真樹が素敵な曲を付けました。上田真樹の個性であり、特徴でもある掛け合いの妙が、歌詞を浮きあがらせ、リスナーに印象深く届けられていると思いました。
「心に花を咲かせよう合唱団」のメンバーの透明で、若さが感じられるコーラスの響きとダイナミックなレンジの広さを高く評価しています。
松本隆作詞、平井夏美作曲の名曲「瑠璃色の地球」を加藤昌則が素敵な混声合唱に仕上げました。よく歌われる合唱アレンジとは少し違いを出していますが、好印象です。歌詞の当て方がオリジナルの歌唱とは違うのですが、それも味わいとして聴きました。
「切手のないおくりもの」は財津和夫作詞、作曲だったのですね。その事実を初めて知りました。まついえつこ編曲の女声合唱は歌詞が進むにつれ、飽きがこないように結構変化に富んだアレンジを施してありました。
上田真樹編曲の「見上げてごらん夜の星を」は、同じく坂本九の「上を向いて歩こう」を前奏に用いる工夫で始まります。名曲ですし、名アレンジでした。特に3分を越えるあたりから始まる女声のア・カペラの透明で豊かな響きの合唱は絶品でした。合唱団員の高い音楽性が伝わりますし、とても印象に残る演奏でした。
そして坂本九のラスト・ソングとなった「心の瞳」もしっとりと歌い上げています。元々名曲なのですが、ユニゾンを交えた合唱で切々と語りかけるように歌っています。歌詞がストレートに伝わる様な子音の発声の美しさに感心しました。これだけ聴き取りやすい合唱もあまりないと思います。「心に花を咲かせよう合唱団」はプロジェクト合唱団とのことですが、完成度の高さにびっくりしています。
東京混声合唱団よりもずっと好感をもって聴きました。山田和樹も振り甲斐のある合唱団だった事だと推察します。
静かなピアノの前奏を受けて、男声ユニゾンで始まる「涙を越えて」もいいですね。原曲イメージとは違うバラードでスタートします。女声ユニゾンがそれを追いかけ、ハーモニーが広がる瞬間の美しさは素敵でした。かぜ耕士作詞、中村八大作曲の名曲を相澤直人がオリジナルとは違うアレンジを施してあるのが好印象でした。
そしてテンポ・アップした後の爽やかなコーラスは40年前のステージ101を彷彿とします。当時のメンバーの田中星児、太田裕美、谷山浩子などの笑顔を思い出しながら聴いています。
女声合唱でしっとりと始まる「遠い世界に(五つの赤い風船)」も嬉しい選曲でした。西岡たかし作詞、作曲の1969年から70年にかけて大ヒットした曲を、上田真樹が声部の掛け合いを効果的に使用する印象的なアレンジを施しました。透明な女声ハーモニーがフォークを代表する名曲に彩りを添えています。
ラストは 高野辰之作詞、岡野貞一作曲「故郷」を混声合唱で披露しています。上田真樹の編曲は聴き慣れた名曲に新しい風を吹き込んだように感じました。ピアノ伴奏に乗せてオーソドックスなハーモニーのあと、オブリガードを効果的に使用し、声部の掛け合いを輪唱のように使うことで、少し変化を付けています。転調以後の合唱の音圧は相当なもので、女声ソロを散りばめながら、ピアニシモの美しさも披露しながら、心に染みるような合唱曲を披露していました。
「ハルモニア・アンサンブル(様々な合唱コンクールで優勝している実力はこの録音でも伝わりました)やS.P.C 合唱団など、音大生を中心とした」メンバーですので、発声面での不安もなく、メンバーの声の若さが爽やかさにつながります。とても上手ですし、好感のもてる素直な発声に聴き惚れました。
指揮者は東京混声合唱団を率いて見事な合唱指導をした山田和樹です。2009年にブザンソン国際指揮者コンクール優勝した後、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者に就任するなど、その実力ぶりには定評があります。
山本瓔子作詞、八木澤教司作曲「あすという日が」は何回聴いても歌詞が心の奥底に響きます。復興支援のシンボル的な曲ですが、合唱の魅力がストレートに伝わる曲でした。それのアンサーソングがアルバム・タイトルになった「心に花を咲かせよう」です。
山本瓔子の詩に、多くの合唱曲を世に問うている若手の上田真樹が素敵な曲を付けました。上田真樹の個性であり、特徴でもある掛け合いの妙が、歌詞を浮きあがらせ、リスナーに印象深く届けられていると思いました。
「心に花を咲かせよう合唱団」のメンバーの透明で、若さが感じられるコーラスの響きとダイナミックなレンジの広さを高く評価しています。
松本隆作詞、平井夏美作曲の名曲「瑠璃色の地球」を加藤昌則が素敵な混声合唱に仕上げました。よく歌われる合唱アレンジとは少し違いを出していますが、好印象です。歌詞の当て方がオリジナルの歌唱とは違うのですが、それも味わいとして聴きました。
「切手のないおくりもの」は財津和夫作詞、作曲だったのですね。その事実を初めて知りました。まついえつこ編曲の女声合唱は歌詞が進むにつれ、飽きがこないように結構変化に富んだアレンジを施してありました。
上田真樹編曲の「見上げてごらん夜の星を」は、同じく坂本九の「上を向いて歩こう」を前奏に用いる工夫で始まります。名曲ですし、名アレンジでした。特に3分を越えるあたりから始まる女声のア・カペラの透明で豊かな響きの合唱は絶品でした。合唱団員の高い音楽性が伝わりますし、とても印象に残る演奏でした。
そして坂本九のラスト・ソングとなった「心の瞳」もしっとりと歌い上げています。元々名曲なのですが、ユニゾンを交えた合唱で切々と語りかけるように歌っています。歌詞がストレートに伝わる様な子音の発声の美しさに感心しました。これだけ聴き取りやすい合唱もあまりないと思います。「心に花を咲かせよう合唱団」はプロジェクト合唱団とのことですが、完成度の高さにびっくりしています。
東京混声合唱団よりもずっと好感をもって聴きました。山田和樹も振り甲斐のある合唱団だった事だと推察します。
静かなピアノの前奏を受けて、男声ユニゾンで始まる「涙を越えて」もいいですね。原曲イメージとは違うバラードでスタートします。女声ユニゾンがそれを追いかけ、ハーモニーが広がる瞬間の美しさは素敵でした。かぜ耕士作詞、中村八大作曲の名曲を相澤直人がオリジナルとは違うアレンジを施してあるのが好印象でした。
そしてテンポ・アップした後の爽やかなコーラスは40年前のステージ101を彷彿とします。当時のメンバーの田中星児、太田裕美、谷山浩子などの笑顔を思い出しながら聴いています。
女声合唱でしっとりと始まる「遠い世界に(五つの赤い風船)」も嬉しい選曲でした。西岡たかし作詞、作曲の1969年から70年にかけて大ヒットした曲を、上田真樹が声部の掛け合いを効果的に使用する印象的なアレンジを施しました。透明な女声ハーモニーがフォークを代表する名曲に彩りを添えています。
ラストは 高野辰之作詞、岡野貞一作曲「故郷」を混声合唱で披露しています。上田真樹の編曲は聴き慣れた名曲に新しい風を吹き込んだように感じました。ピアノ伴奏に乗せてオーソドックスなハーモニーのあと、オブリガードを効果的に使用し、声部の掛け合いを輪唱のように使うことで、少し変化を付けています。転調以後の合唱の音圧は相当なもので、女声ソロを散りばめながら、ピアニシモの美しさも披露しながら、心に染みるような合唱曲を披露していました。