対談形式なので、気軽に読める便利な本。しかし、結構中身は濃いので、背景的歴史を押さえておかないと、
理解が十分にできないところもあるので、けっして薄ぺらな対談ではありません。
”食”(中華料理と日本料理)から始まり、”漢字”、次から次へとテーマを変えながら、文化の違い、思想の違いを明らかにしてゆく。
短時間で読めますので、気楽にどうぞ。
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徹底解明!ここまで違う日本と中国―中華思想の誤解が日本を亡ぼす 単行本 – 2010/7/1
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社自由社
- 発売日2010/7/1
- ISBN-104915237567
- ISBN-13978-4915237560
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「相手に悪いと思う日本人」、「相手が悪いと思う中国人」。海がへだてる日・中文化の違いはイスラムとキリスト教文明の差より大きい。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石/平
1962年、中国四川省生まれ。84年、北京大学哲学科卒業。在学中に、毛沢東洗脳教育から目覚め、中国民主化運動に邁進。四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。89年の天安門事件をきっかけに祖国中国と、精神的に決別。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。評論家として、執筆・講演活動に入る
加瀬/英明
1936年、東京生まれ。慶應義塾大学・エール大学・コロンビア大学で学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。77年より福田、中曽根内閣で首相特別顧問として対米折衝に貢献。皇室についての著作も多い。日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。伊能忠敬の玄孫でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1962年、中国四川省生まれ。84年、北京大学哲学科卒業。在学中に、毛沢東洗脳教育から目覚め、中国民主化運動に邁進。四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。89年の天安門事件をきっかけに祖国中国と、精神的に決別。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。評論家として、執筆・講演活動に入る
加瀬/英明
1936年、東京生まれ。慶應義塾大学・エール大学・コロンビア大学で学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。77年より福田、中曽根内閣で首相特別顧問として対米折衝に貢献。皇室についての著作も多い。日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。伊能忠敬の玄孫でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 自由社 (2010/7/1)
- 発売日 : 2010/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4915237567
- ISBN-13 : 978-4915237560
- Amazon 売れ筋ランキング: - 448,070位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 131位中国の地理・地域研究
- - 17,180位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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ベスト1000レビュアー
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年9月4日に日本でレビュー済み
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先ほど『かわいそうな歴史の国の中国人』についてのレビユーを書きましたが、本書はその中国の本質を2人の識者の対談という形において違いはありますが、読者たる私にとっては全く目から鱗の思いでした。加瀬先生の博識、石平先生の元中国人として苦労をされた揚句日本人となられたそのご苦労は本書で一つに化して読者に中国認識の正確な知識を与えてくれたと思います。実はアマゾンで本書を買う前に本書は近くの公立図書館で発見しすでに読み終えていたのですが、本書はいずれまた読みたいとの思いでアマゾンに注文し入手しました。
平易でそれでいて歴史の真実を余すところなくお二人は語ってくれています。本書も中高生のみでなく大学生、一般社会人も読むべき書です。中韓に歴史認識がどうのと馬鹿の一つ覚えのようにほざかれる前にその言葉に熨斗を付けてお返ししましょう。近日、再読するつもりです。ついでに中韓におもねた挙句馬脚を現した朝日新聞にも本書を読ませたいものです。
平易でそれでいて歴史の真実を余すところなくお二人は語ってくれています。本書も中高生のみでなく大学生、一般社会人も読むべき書です。中韓に歴史認識がどうのと馬鹿の一つ覚えのようにほざかれる前にその言葉に熨斗を付けてお返ししましょう。近日、再読するつもりです。ついでに中韓におもねた挙句馬脚を現した朝日新聞にも本書を読ませたいものです。
2013年7月9日に日本でレビュー済み
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彼の国の人々がかくもご都合主義で、いつも虚勢を張って見下げ、「戦えば我が方が勝つのか」に話がいつもそこに向いてしまう態度、それらを理解する視点を学ばさせて頂いた。また他をうらやむという、如何ともし難い隠れた劣等感を有し、他のもっているものを羨み、さしたる努力もなく、かすめたいという欲望にさらされているのだ…即物的で貪欲なあり方、個々の努力や人生そのものが、あっても消えてしまうような国。図書からはとりわけ宗教心が内在化できなかったのが、彼の国の不安定の大本であると強く教えられた。その意味で、例えば我々が「福」というとき、充実した平穏な日常の中でそれを感じるが、彼の国の人々がよく用いる漢字「福」は、偶然に転がって舞い込んだ万馬券のようなことをさすのであろう、それをいつも望んでやまない。
他の国では宗教が担っている人格構造への貢献を、抑圧的なかたちをとらないで制度的に行わねば、絶対に彼の国の不安定、リスクは消滅しないのであろうし、国際的な規範には沿わないままで、いつまでも大国の虚勢だけを言い張るだけの国に堕して仕舞うであろう、と思わされた・・・昔さんざん聞いたイデオロギーなんてものも、この本を読んでみれば、それもむなしいと感じるはず! 加えて「天」はこの地が意外に狭いことにようやく気付き始めたのでは?
他の国では宗教が担っている人格構造への貢献を、抑圧的なかたちをとらないで制度的に行わねば、絶対に彼の国の不安定、リスクは消滅しないのであろうし、国際的な規範には沿わないままで、いつまでも大国の虚勢だけを言い張るだけの国に堕して仕舞うであろう、と思わされた・・・昔さんざん聞いたイデオロギーなんてものも、この本を読んでみれば、それもむなしいと感じるはず! 加えて「天」はこの地が意外に狭いことにようやく気付き始めたのでは?
2010年11月20日に日本でレビュー済み
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石平氏の著書は、何冊か読ませて頂き、この本はその一冊になります。
戦後世代にとっての「外国」とは、アメリカを初めとする欧米諸国を指す時代が長く、
アジアに目が向き始めたのは、ごく最近のことなのかも知れません。
少なくとも自分の考え方の中の「中国」は、尊敬する孔子の故郷であり、
歴史的にも古い国であるというくらいの認識しかありませんでした。
しかし、現在の諸事から推測するに、私のような人間の考えている中国は、
戦後作られた「中国像」であるか、江戸鎖国時代の一般庶民の認識と大差ない
「閉ざされた世界から妄想する絵空事」であったと考えざるを得ません。
Chinaの中に存在する「中国」という思想に対して、一体どのような
サバイバル戦略を取っていくのか、それが21世紀日本の政治課題から
消える日は決して無いでしょうし、そのために必要な示唆を多く含んでいる
一冊であると思います。
この本を取ると「己を知り、敵を知れば百戦危うからず」という
彼の地の偉大な賢者の言葉を思い出し、苦笑いせざるを得ません。
戦後世代にとっての「外国」とは、アメリカを初めとする欧米諸国を指す時代が長く、
アジアに目が向き始めたのは、ごく最近のことなのかも知れません。
少なくとも自分の考え方の中の「中国」は、尊敬する孔子の故郷であり、
歴史的にも古い国であるというくらいの認識しかありませんでした。
しかし、現在の諸事から推測するに、私のような人間の考えている中国は、
戦後作られた「中国像」であるか、江戸鎖国時代の一般庶民の認識と大差ない
「閉ざされた世界から妄想する絵空事」であったと考えざるを得ません。
Chinaの中に存在する「中国」という思想に対して、一体どのような
サバイバル戦略を取っていくのか、それが21世紀日本の政治課題から
消える日は決して無いでしょうし、そのために必要な示唆を多く含んでいる
一冊であると思います。
この本を取ると「己を知り、敵を知れば百戦危うからず」という
彼の地の偉大な賢者の言葉を思い出し、苦笑いせざるを得ません。
2010年8月18日に日本でレビュー済み
日中文化の違いはイスラム教文明とキリスト教文明の差より大きい、と喝破する著者。
・相手に悪いと思う日本人
相手が悪いと思う中国人
・公(おおやけ)が共有される日本
公の概念がない中国
・中国は「大きな皿に盛った砂の山」
日本は「さざれ石が集まって巖となる」
日本人は、日本文化の深いところと、中国文化の深いところは一緒だと錯覚している。とんでもない誤りだ。しかし、どこが違うんだ、となれば、中国も論語を大切しているし漢字を使っている。日本もじゃないかと、となって解らなくなってしまう。
本書は、中華帝国が復興し、我が国が世界の経済大国第2位を転がり落ち、中華の門前の小国に戻りつつあるからこそ読んでおきたい。中華に飲まれないように。
彼我の根本的な違いについて、中国に造詣の深い石平と加瀬英明が縦横に語りつくした対話本。日中ビジネスに関わるもの、行政、政治、外交、留学生教育に関わるもの、隣人に中国人をかかえているものなど、広い読者に読んでいただきたい本である。
・相手に悪いと思う日本人
相手が悪いと思う中国人
・公(おおやけ)が共有される日本
公の概念がない中国
・中国は「大きな皿に盛った砂の山」
日本は「さざれ石が集まって巖となる」
日本人は、日本文化の深いところと、中国文化の深いところは一緒だと錯覚している。とんでもない誤りだ。しかし、どこが違うんだ、となれば、中国も論語を大切しているし漢字を使っている。日本もじゃないかと、となって解らなくなってしまう。
本書は、中華帝国が復興し、我が国が世界の経済大国第2位を転がり落ち、中華の門前の小国に戻りつつあるからこそ読んでおきたい。中華に飲まれないように。
彼我の根本的な違いについて、中国に造詣の深い石平と加瀬英明が縦横に語りつくした対話本。日中ビジネスに関わるもの、行政、政治、外交、留学生教育に関わるもの、隣人に中国人をかかえているものなど、広い読者に読んでいただきたい本である。