中日新聞・朝日新聞・読売新聞・岐阜新聞でも取り上げられたそうです。
中日新聞に三回も載っていたので読ませていただきました。
徳川宗春。尾張徳川家七代当主。
今までは、女遊び・放蕩者・将軍との対立のイメージが強かった人物。
筆者はそれを疑い再調査すると
女性を保護し、経済活動も絶妙の手をうち
将軍吉宗から若い頃から可愛がられ
なによりも尾張藩の領民を守るためにあらゆる手を打った
そんな藩主であったとのこと。
しかも謹慎は経済失策に対する処罰ではなく朝廷問題があったということです。
南北朝問題にまでさかのぼり調査してありました。
宗春の姪が五摂家の九条家に嫁いで
しかも宗春の娘が、宗春隠居後に近衛家に嫁いで
北政所(関白夫人)になっていたのもびっくりです。
イメージが一新です。
彼の思想は現代にも十分通じる先進的なもの。
<江戸>を超えた先見力は
ある意味
<時代>を超えた先見力
のような気もします。
医学書の問題など
事実の調査に甘いところは否めませんが
全体としては、通説をひっくり返した意欲的な一冊です。
書籍代の問題などでページ数を削減するために
注記を省略してあることも残念ですが
ホームページ
http://www.muneharu.net
で紹介していくとのことですので、楽しみにしています。
できれば小説を読んでみたいです。
著者が、いかに宗春の思いに触れたのか、それを実感しました。
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