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徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1 文庫 – 1979/3

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登録情報

  • 文庫: 274ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (1979/03)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4022601914
  • ISBN-13: 978-4022601919
  • 発売日: 1979/03
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 6件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 80,882位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップカスタマーレビュー

投稿者 yuma 投稿日 2004/10/3
三代将軍の愛妾・お万の方を中心に、春日局や徳川家光・大奥を取り仕切る才女達を描いた傑作。
伽羅の香りや衣装の美しさが目に見えるような美しい文に陶然としながら
あたかも自分が徳川将軍家後宮にいるような気分になる。
春日局が形作った江戸大奥を、美しく才気ある京の姫が
洗練された優雅さをもって統べていく様は華麗である。
比丘尼から還俗させられて召し出されたお万の方は
苦しみ悩みながら、ただ側妾としてかしずくのではなく
女として、将軍の支えとして成長していく。
本を開いた時の印象に反して難しい表現もなく、
読み始めると世界に没頭してしまう。
2004年「大奥」でもお万の方が登場・クローズアップされるみたいですね。
興味を持たれた方は是非両方を!
歴史小説は男が中心に描かれているものが多いがこの本では
女たちの姿が描かれている。
食事や生活習慣、御台所の爪の切り方、身分の違いによるトイレの使い方など
微に入り細を穿つ調査に基づいた描写に驚かされる。
続巻も併せたこの4冊自体が貴重な資料でもある。
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大奥というのは、その成り立ちからとかくドロドロとした世界に描かれがちである(昨今のドラマを観れば一目瞭然)。また女性が観るのもはばかれるようなシーンが少なからずあるのは致し方ないといえばその通りである。
しかし、この「徳川の夫人」はまるで品の良い老女が語りかけるように、大奥絵巻を繰り広げる。少女小説の巧みな書き手であった著者が、猛勉強の末、技と知識を存分に注ぎ込んだ結果ではないだろうか?
永光院が理想の女性に描かれすぎているという批判はあるだろうが、そこはあくまで物語として読むべきである。そして、もし、この物語で、歴史への興味が広がるのであれば、それはまた楽しいことである。春日局や永光院の逸話からから家光がどんな治世をおこなった将軍だったのかとか、当時の衣装風俗など、糸はいくらでも伸びる。
また続編である「続・徳川の夫人たち」は、こちらと比べると後ろに行けば行くほど時代を駆け抜けていく。もし、永光院の知識が若干あるのなら、こちらを先に読むのも一興かもしれない。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2003/7/15
 かつて新聞紙上に連載されていた頃から心楽しく読んだ作品です。その後、単行本となって刊行された時にも早速買い求めて読み直した吉屋信子の大奥物の秀作です。伊勢の慶光院主だった公卿の息女が江戸へ下った折りに、徳川家光に見初められて側室・お万の方として大奥に迎え入れられるところから話がはじまります。  序でながら、程なく本書がテレビ・ドラマ化されて、佐久間良子がお万の方を、杉村春子が春日局を、岩崎加根子が藤尾を好演した番組を面白う見たのも昨日のことのように想い出されますね。
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