- 単行本: 360ページ
- 出版社: メディカルサイエンスインターナショナル; 2版 (2012/3/15)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4895927008
- ISBN-13: 978-4895927000
- 発売日: 2012/3/15
- 梱包サイズ: 20.8 x 13.4 x 2.2 cm
- おすすめ度: 16件のカスタマーレビュー
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 17,300位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 目次を見る
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。

このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
商品の説明
内容紹介
【圧倒的な支持を得たベスト&ロングセラー、10年ぶりに改訂! 新薬のアップデートにとどまらず、 内容を全面的に見直し、さらにパワーアップして生まれ変わった、 実戦的“必読書"というよりも “秘伝の書"】 「その状況では何を考えて治療するか」「その薬をなぜ/どのように使うのか」という処方前の考え方を、病態、薬剤の両面からのアプローチで解説。エビデンスだけでなく著者の考え方・使用経験を交えて、現場で知りたいポイントをストレートに提示。病態生理の記述が充実しており、具体例を示しつつ、薬物(商品名)と根拠ある実際的な投与量・投与法を明らかにする。専門医のみならず、一般内科をはじめ広く日常的に循環器治療薬を使う医師必携の手引。
出版社からのコメント
20世紀が終わろうとしていた頃…… 循環器病棟で頼りない指導医をしていました。 必要に迫られて, ●どの薬を,なぜ,どのくらい使うのか ……「実際に使えるマニュアル」を作ることにしました。 いろいろ本を読み,エキスパートに質問。その成果をまとめたのが,2002年の初版「循環器治療薬ファイル」。増刷を重ねて,10年が過ぎました。 ここに,第2版をお届けします。 大事にしたのは…… ●本音で語ること。 わからないところは,「わからない」と書きました。 知らなくていい薬,こだわらなくていい病態は捨てました。 独善的なところもあると思います。ひとつの意見,ひとつの考え方とご理解ください。 この本を読んで“わかった! "と思う瞬間があるかもしれません。 たぶん,それは「思い違い」。そんな魔法があるわけありません。 それでも,足腰が鍛えられると,日々のトレーニングの効率は上がるもの。 本書は「病棟や外来での経験を自分の力にする」ための基礎づくりにはなるはずです。 「大雑把でいい」と思ってください。 薬剤の量がちょっとくらい多くてもかまいません。少なくてもかまいません。 患者さんは「もっと増やしたら?」とか「多すぎない?」と反応してくれます。 「ベストな選択」を探そうとする欲こそ心の迷い。 「悪くない選択」ができれば生きていけます。患者さんも医者も…… エビデンスは揺れる…… 「昨日の風と今日の風が違う」なら「明日は別の風が吹く」もの。 押し寄せる情報を追いかけてばかりでは息切れがします。 臨床試験の細かい解釈論は“その道の人"にまかせて,日々の診療に必要な「常識」を大事にしたいです。 たとえば, ●心筋が傷んでいるときにI群抗不整脈薬を使うのはまずい,とか ●心不全に使うβ遮断薬はアーチストかメインテート,とか ●心原性脳梗塞の予防に抗血小板薬はもう使わない ……というくらいのことで十分。 「風向きが定まってから,船を出す」ことをお勧めします。 この本の, ●前半は「病態編」で, ●後半は「薬剤編」です。 研修医,後期レジデント,若手専門医,看護師,薬剤師,どなたでも,興味をもっていただけるとありがたいです。 病態編は,実際に出会いそうな患者さんを思い浮かべながら書きました。なので医師の勧めに耳を貸したくない患者さんも取り上げています。 毎日の診療では治療がうまくいかないこともあります。そのときはジタバタしないで,患者さんの生命力に期待するほうがマシな結果になることもあります。「何とかしようと頑張ると,よけい問題をこじらせる」のは,たまに経験されているのではないですか。 一方,虚血性心疾患や心不全の再発予防では“薬漬け医療"とそしられるほど,とことん治療を尽くすほうが賢明なこともあります。 攻める,守る,なぜこの薬を使う……周りの人に説明できるロジックをもつことは,グラグラしない診療のもとになると思います。 1人で書いた本なので,考え違いや間違いもあるかもしれません。お気づきのことがあったら,ご教示ください。 薬剤の具体的な使い方は,病院や病棟ごとにさまざま。本書にあげた用量や用法は「ほかにいい使い方を知らない」ときのものです。今,間に合っているならそのままをお勧めします。 出版されている幾多のテキストを参考にしていますが,引用文献として取り上げてはいま
商品の説明をすべて表示する
登録情報 |