各レビューなどで非常に評価が高く、興味があり購入しました。
溜めに溜めて、最後に一気に複線を全て回収しながら感動に持っていく、というような感じではなく、5巻という適度な長さで、最初から最後まで謎が増えたり複線が回収されたり、ギャグや恋愛、ミステリー要素が絡めてあったりと、密度が高いまま最初から最後まで楽しめる漫画でした。ですので最後は震えるような感動、という感じではなく、良い漫画を読ませてもらった、ありがとう、という爽やかな気持ちで読み終えました。
漫画全体の完成度、という点においてはここまで高い漫画もなかなか珍しいのじゃないでしょうか。
面白い・感動的、ということに加えて、上手い・練られている、という印象を受けました。
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彼方のアストラ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版
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言語日本語
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出版社集英社
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発売日2016/7/4
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ファイルサイズ56218 KB
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
236 件のグローバル評価
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月22日に日本でレビュー済み
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103人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この漫画は様々な作品からのオマージュがたっぷり詰まっています。分かりやすいところでいうと萩尾望都の「11人いる」やレイ・ブラッドベリの小説「ウは宇宙船のウ」、映画「インターステラー」などなど上げていくとキリがないほど。これらの作品にコメディ要素を加え5巻でキレイにまとめ上げています。ジャンルとしてはSFサバイバルミステリーコメディ、と内容はとても濃いです。
前半はSFサバイバルコメディとして楽しめ、後半はテンポよく謎が解き明かされて行きます。アイデアは既視感があるものが多いのは確かですが、しっかりとまとめ上げているため読後感はとても良いです。
昨今、出だし勝負で納得の行くラストまでこぎつける作品の減ってきた中、この漫画はラストまで中だるみ無く読めます。1点気になる点を上げるとすれば最後が少し畳み掛けすぎている気がします。
SF好きでもそうでない方にもかなりおすすめの漫画です。
前半はSFサバイバルコメディとして楽しめ、後半はテンポよく謎が解き明かされて行きます。アイデアは既視感があるものが多いのは確かですが、しっかりとまとめ上げているため読後感はとても良いです。
昨今、出だし勝負で納得の行くラストまでこぎつける作品の減ってきた中、この漫画はラストまで中だるみ無く読めます。1点気になる点を上げるとすれば最後が少し畳み掛けすぎている気がします。
SF好きでもそうでない方にもかなりおすすめの漫画です。
2018年3月15日に日本でレビュー済み
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最終巻まで一気読みしてしまいました。
ミステリー要素を含んだSF版15少年漂流記、というと詰め込みすぎに思えますが、構成がきちんとしていて非常に読みやすく伏線回収もお見事でした。
それぞれ独自の生態系を持つ星の設定や魅せ方がすごくいい!!
こんな生き物がいたら、こんな植物があったら。無秩序に設定が並んでいるのではなく気候や地形に合わせて生態系が設定されているので読みがいがあります。
サバイバルとか無人島開拓とかにロマンを感じる人に是非オススメしたいです。
あと、登場人物の子どもたちが、緊張を持ちながらも誠実に話し合いを重ね、和やかに過ごしているのが読んでいて心地よかったです。
ミステリー要素を含んだSF版15少年漂流記、というと詰め込みすぎに思えますが、構成がきちんとしていて非常に読みやすく伏線回収もお見事でした。
それぞれ独自の生態系を持つ星の設定や魅せ方がすごくいい!!
こんな生き物がいたら、こんな植物があったら。無秩序に設定が並んでいるのではなく気候や地形に合わせて生態系が設定されているので読みがいがあります。
サバイバルとか無人島開拓とかにロマンを感じる人に是非オススメしたいです。
あと、登場人物の子どもたちが、緊張を持ちながらも誠実に話し合いを重ね、和やかに過ごしているのが読んでいて心地よかったです。
2019年1月2日に日本でレビュー済み
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スケットダンスの作者の方が描かれた作品。
前作のスケットダンスのギャグやコメディもありつつ、冒険漫画かと思いきやいつの間にか壮大なミステリーに。
でも決して暗い話ではなく、終始キャラクター達の明るさや、前向きな姿勢で困難を乗り気っていくという読んでてとても気持ちのいい作品です。
漫画の素晴らしいところを全部いいとこ取りしたような作品。
この時代に生まれたなら、この作品を読んで損はないと思います。
前作のスケットダンスのギャグやコメディもありつつ、冒険漫画かと思いきやいつの間にか壮大なミステリーに。
でも決して暗い話ではなく、終始キャラクター達の明るさや、前向きな姿勢で困難を乗り気っていくという読んでてとても気持ちのいい作品です。
漫画の素晴らしいところを全部いいとこ取りしたような作品。
この時代に生まれたなら、この作品を読んで損はないと思います。
ベスト1000レビュアー
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「ジャンプ+」での連載時代から欠かさず読んでいた作品で、完結と同時にコミックスも購入。
読み直して改めて複線なども確認し、「やっぱりいい作品だよなぁ」と思っていたら、あれよあれよとマンガ大賞まで受賞。
最近の人気作品は(特に賞を取るようなものは)、ちょっとひねったテーマが多いような気がしていただけに、まさに王道中の王道と言える本書が評価されたことは、他人事ながら嬉しい。
コミックスで5巻という長さもちょうどよく、完結してから評価されて人気が出る、というのもやっぱり、今時珍しいと思います(悪いとは言いませんが、1巻が出たばっかりで賞を取るマンガもある昨今ですし)。
サスペンス要素や冒険要素など魅力は多々あれど、私がとくに感銘を受けたのが著者のギャグセンスの素晴らしさ。
決してメタ発言に逃げることなく、作品の世界観になじみつつ、しっかり笑えるのです。
キトリーさんのツッコミ力の高さは、歴代ジャンプのツッコミ役の中でもかなり上位ではないでしょうか。
短い中にあらゆるものが詰め込まれた、珠玉の作品です。
読み直して改めて複線なども確認し、「やっぱりいい作品だよなぁ」と思っていたら、あれよあれよとマンガ大賞まで受賞。
最近の人気作品は(特に賞を取るようなものは)、ちょっとひねったテーマが多いような気がしていただけに、まさに王道中の王道と言える本書が評価されたことは、他人事ながら嬉しい。
コミックスで5巻という長さもちょうどよく、完結してから評価されて人気が出る、というのもやっぱり、今時珍しいと思います(悪いとは言いませんが、1巻が出たばっかりで賞を取るマンガもある昨今ですし)。
サスペンス要素や冒険要素など魅力は多々あれど、私がとくに感銘を受けたのが著者のギャグセンスの素晴らしさ。
決してメタ発言に逃げることなく、作品の世界観になじみつつ、しっかり笑えるのです。
キトリーさんのツッコミ力の高さは、歴代ジャンプのツッコミ役の中でもかなり上位ではないでしょうか。
短い中にあらゆるものが詰め込まれた、珠玉の作品です。
2018年7月1日に日本でレビュー済み
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ジャンプ+で毎回楽しみに読んでおり、すべて無料で読了したものの あまりにも名作だったため読み返す用に全巻一気買いしてしまいました。
全五巻なので一気読みにもちょうどいいし 全編を通して笑いあり秀逸な伏線あり。
SFミステリー的な謎が軸となり 最後まで飽きさせずにストーリーが進みます。
伏線も全てきれいに回収されるし 読み終わったあとは心地よい読了感があります。
旦那に勧めたら一気読みしてました。
いわく、「面白かった…まるで一本の映画を見たみたいだ!」だそうです。笑
全五巻なので一気読みにもちょうどいいし 全編を通して笑いあり秀逸な伏線あり。
SFミステリー的な謎が軸となり 最後まで飽きさせずにストーリーが進みます。
伏線も全てきれいに回収されるし 読み終わったあとは心地よい読了感があります。
旦那に勧めたら一気読みしてました。
いわく、「面白かった…まるで一本の映画を見たみたいだ!」だそうです。笑
2018年5月17日に日本でレビュー済み
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5巻一気に注文して、一気に読んでしまいました。本当はじっくり読みたかったんですが、1巻読み終えた時点で我慢できずに読んでしまい、大満足なような、でももったいないことをしたような…(笑)
取りあえず、1巻ラストで「第一関門」が提示されます。…ただ「なるほど、そういう話なんだな」と思って読むと、後で「エッ?」という、良い意味でのどんでん返しが待っています。…どなたかが仰ってましたが、ネタばれになるので語りたいのにホントに何も語れないのがツライですね。
キャラクターもストーリーも絵も大好きです!読後感も爽やかなので、リアルで重い展開がお好きな方には当然お勧めしません。
取りあえず、1巻ラストで「第一関門」が提示されます。…ただ「なるほど、そういう話なんだな」と思って読むと、後で「エッ?」という、良い意味でのどんでん返しが待っています。…どなたかが仰ってましたが、ネタばれになるので語りたいのにホントに何も語れないのがツライですね。
キャラクターもストーリーも絵も大好きです!読後感も爽やかなので、リアルで重い展開がお好きな方には当然お勧めしません。
2019年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメのPVで興味を持ち、原作をとりあえず2巻まで購入。面白かったので、続巻もまとめて買うことにした。
同作者の『SKET DANCE』は、ジャンプで連載中に読んだことがある。悪い作品ではないが、ジャンプの看板になるのは難しいだろうなと感じた。
画力は十分にある。老若男女もメカも描き分けられる。
設定を考えて運用する頭もある。キャラクターやイベントはもちろん、ちょっとしたゲームも作って出せる。
伏線を張って回収する構成力もある。ミステリー方面にも強い。
重たいストーリーを描き切る、筆力と体力もある。
しかし悲しいかな、漫画としての華がない。「何だこの漫画やべーことが起きてるー!?」と、初見の読者を惹きつけ、一コマごとにはらはらどきどきわくわくさせ、「すっげー! なんかわかんねーけどおっもしれー!!」と目をきらきらさせる、即効性の爆発力がない。『SKET DANCE』はそういう作品だった。インスタ映えカラフルフードの遊園地に紛れ込んだ、スルメのような。噛めば味は出るが噛むまでのハードルが高い。噛んでからも旨みの出方はゆっくりで、人を選ぶ。ジャンプの大事な読者層のひとつ、「少年」には受けが悪いだろうなと思った。
この作者独特の「寒さ」「クサさ」も、『SKET DANCE』では目についた。ギャグパートでのボケとツッコミ、シリアスパートでの人間ドラマの見せ方。どちらも説明と演出過多で、しばしば読んでいるうちに醒めてしまった。作者の一生懸命さは伝わってくるが、懸命過ぎて空回っていた。特にギャグは、申し訳ないが「寒い」を通り越して「痛々しい」こともあった。作者の中ではきっと面白いのだろうが、私とは噛み合わなかった。
では今作、『彼方のアストラ』はどうだったのか?
レビュー冒頭に書いた通り、面白かった。
何故か? 物語そのものに加えて、ジャンル選択が大正解だったのだと思う。
舞台は未来世界。高校の楽しい惑星キャンプが一転、謎の球体に襲われ数千光年先の宇宙空間へ強制ワープ。偶然見つけた宇宙船に乗り、途中の惑星で補給をしながら故郷まで帰ることに。しくじれば死の危険な旅路、おまけにメンバー9人の中には宇宙船の通信機を壊した刺客もいるらしい。帰還は無事に成功するのか、刺客は一体誰なのか――このSFサバイバル+ミステリー+少年少女物というジャンルが、作者の漫画と大変相性がよかった。
画力に設定運用に伏線回収、SFミステリーは作者の元々の強みを存分に発揮できる。宇宙船も宇宙生物も、人間もメカも描き放題。設定を詰めるのも、第一話から伏線を張り巡らせるのもお任せあれだ。
そしてこのジャンルであれば、作者の弱点も強みに変えられる。
漫画的な華のなさは、SFのビジュアルの強さが補ってくれる。学園を舞台にクラスメイト達の悩みを解決する『SKET DANCE』と比べると、初見のインパクトが段違いだ。
ギャグパートの相変わらずの寒々しさは、ミステリーとサバイバルの緊張感の緩和に役立てられる。行き過ぎて「こいつら真面目に帰る気あるんかい」と呆れることもあったが、漫画的な緩急にはプラスになっていた。
シリアスパートの演出過多なクサさも、今作ではあまり邪魔になっていない。生死をかけた場面においては、むしろドシリアスな方がいい。キャラクター達の必死さがリアルに伝わってくる。『SKET DANCE』と比べて、ジャンルとシリアスさとの温度差がないのがいい。
と、ここまでは主に『SKET DANCE』との比較で書いてきたが、今作は単体の漫画としてもよくできている。一話ごとに更新される状況、各キャラクターの変化と成長(ややインスタント気味なところもあるが)、率先して行動する主人公、先の読めない展開……近年珍しい、珍しくなってしまったストーリー主体の漫画だ。
続きも楽しんで読み進めたい。
同作者の『SKET DANCE』は、ジャンプで連載中に読んだことがある。悪い作品ではないが、ジャンプの看板になるのは難しいだろうなと感じた。
画力は十分にある。老若男女もメカも描き分けられる。
設定を考えて運用する頭もある。キャラクターやイベントはもちろん、ちょっとしたゲームも作って出せる。
伏線を張って回収する構成力もある。ミステリー方面にも強い。
重たいストーリーを描き切る、筆力と体力もある。
しかし悲しいかな、漫画としての華がない。「何だこの漫画やべーことが起きてるー!?」と、初見の読者を惹きつけ、一コマごとにはらはらどきどきわくわくさせ、「すっげー! なんかわかんねーけどおっもしれー!!」と目をきらきらさせる、即効性の爆発力がない。『SKET DANCE』はそういう作品だった。インスタ映えカラフルフードの遊園地に紛れ込んだ、スルメのような。噛めば味は出るが噛むまでのハードルが高い。噛んでからも旨みの出方はゆっくりで、人を選ぶ。ジャンプの大事な読者層のひとつ、「少年」には受けが悪いだろうなと思った。
この作者独特の「寒さ」「クサさ」も、『SKET DANCE』では目についた。ギャグパートでのボケとツッコミ、シリアスパートでの人間ドラマの見せ方。どちらも説明と演出過多で、しばしば読んでいるうちに醒めてしまった。作者の一生懸命さは伝わってくるが、懸命過ぎて空回っていた。特にギャグは、申し訳ないが「寒い」を通り越して「痛々しい」こともあった。作者の中ではきっと面白いのだろうが、私とは噛み合わなかった。
では今作、『彼方のアストラ』はどうだったのか?
レビュー冒頭に書いた通り、面白かった。
何故か? 物語そのものに加えて、ジャンル選択が大正解だったのだと思う。
舞台は未来世界。高校の楽しい惑星キャンプが一転、謎の球体に襲われ数千光年先の宇宙空間へ強制ワープ。偶然見つけた宇宙船に乗り、途中の惑星で補給をしながら故郷まで帰ることに。しくじれば死の危険な旅路、おまけにメンバー9人の中には宇宙船の通信機を壊した刺客もいるらしい。帰還は無事に成功するのか、刺客は一体誰なのか――このSFサバイバル+ミステリー+少年少女物というジャンルが、作者の漫画と大変相性がよかった。
画力に設定運用に伏線回収、SFミステリーは作者の元々の強みを存分に発揮できる。宇宙船も宇宙生物も、人間もメカも描き放題。設定を詰めるのも、第一話から伏線を張り巡らせるのもお任せあれだ。
そしてこのジャンルであれば、作者の弱点も強みに変えられる。
漫画的な華のなさは、SFのビジュアルの強さが補ってくれる。学園を舞台にクラスメイト達の悩みを解決する『SKET DANCE』と比べると、初見のインパクトが段違いだ。
ギャグパートの相変わらずの寒々しさは、ミステリーとサバイバルの緊張感の緩和に役立てられる。行き過ぎて「こいつら真面目に帰る気あるんかい」と呆れることもあったが、漫画的な緩急にはプラスになっていた。
シリアスパートの演出過多なクサさも、今作ではあまり邪魔になっていない。生死をかけた場面においては、むしろドシリアスな方がいい。キャラクター達の必死さがリアルに伝わってくる。『SKET DANCE』と比べて、ジャンルとシリアスさとの温度差がないのがいい。
と、ここまでは主に『SKET DANCE』との比較で書いてきたが、今作は単体の漫画としてもよくできている。一話ごとに更新される状況、各キャラクターの変化と成長(ややインスタント気味なところもあるが)、率先して行動する主人公、先の読めない展開……近年珍しい、珍しくなってしまったストーリー主体の漫画だ。
続きも楽しんで読み進めたい。
現時点ではこのメニューの読み込みに問題があります。