強育論-The art of teaching without teaching- (日本語) 単行本 – 2004/3/17
宮本 哲也
(著)
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本の長さ196ページ
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言語日本語
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出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
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発売日2004/3/17
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ISBN-104887593023
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ISBN-13978-4887593022
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商品の説明
著者からのコメント
前略
私は中学受験に長く関わってきましたが、こちら側が余分な力を抜けば抜くはど、子どもが伸びるようになりました。現在、無試験先着順で、小学三年生のお子さんからお預かりしておりますが、最終在籍者の八十五%以上の生徒は、開成、麻布、栄光、筑波大付属駒場、駒場東邦、桜蔭、フェリスのいずれかの学校に進学しています。
でも、内部、外部を問わずいろいろな親御さんとお話ししてみると、当たり前のことですが、中学受験で失敗している人のほうが成功している人よりも圧倒的に多いのです。失敗した原因はほぼひとつに絞られます。
「やらせ過ぎ」
学習量が足りなくて落ちた話などまったく聞いたことがありません。そして、失敗した話ばかりが大げさに広まっています。「小三から塾に週五日も通い、家庭教師もつけ、毎晩、夜中過ぎまで勉強したのに受けた学校に全部落ちた」……
そんな生活をしているから落ちるのです。そもそも中学入試を目標においていること自体が間違いです。学習は強い人間として成長するために必要なのであり、中学入試での合格など、行きがけの駄賃くらいに思えばいいのです。
子どもの生命力をすり減らすような勉強はやめましょう。無駄なことに力を入れ過ぎて不幸になる人がひとりでも減ることを願って本書を世に送り出します。
草々
(まえがきより)
内容(「MARC」データベースより)
学習は本能。どんな子でも必ず伸びます。親が余計なことをしない限り-。無試験先着順の入塾で首都圏のトップ校(開成、麻布、桜蔭、フェリスなど)に85%の進学率をあげている、カリスマ算数教室主宰による心と頭の教育術。
著者について
宮本哲也
1959年、大阪生まれ。早稲田大学第一文学部演劇学科卒業。1993年、宮本算数教室を設立。「生きる力としての学力を身につければ、そのささやかな副 産物として、入試の合格が得られる」と独自のスキル(無手勝流=指導なき指導、The art of teaching without teaching)により、無試験先着順の教室ながら、最終在籍生徒の80%以上が首都圏の最難関校(開成、麻布、栄光、筑駒、駒東、桜蔭、フェリス)の いずれかの学校に進学するという驚異の実績をあげている。
1959年、大阪生まれ。早稲田大学第一文学部演劇学科卒業。1993年、宮本算数教室を設立。「生きる力としての学力を身につければ、そのささやかな副 産物として、入試の合格が得られる」と独自のスキル(無手勝流=指導なき指導、The art of teaching without teaching)により、無試験先着順の教室ながら、最終在籍生徒の80%以上が首都圏の最難関校(開成、麻布、栄光、筑駒、駒東、桜蔭、フェリス)の いずれかの学校に進学するという驚異の実績をあげている。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月9日に日本でレビュー済み
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中学受験の算数専門塾の講師が書いた教育書です。算数の問題では、安易に公式や解法を教えるのではなく、試行錯誤を繰り返させて思考力を身につけるべきだという主張はごもっともだと思いまいした。でも、それを「強育論」というのはよくわかりませんでした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
VINEメンバー
Amazonで購入
明快な語り口なので、引き込まれるように読んでしまいました。
著者の宮本氏は実体験、実績から教育(強育)について語っているので話に説得力があります。
勉強は親が余計なことをせず、ちゃんとした環境を用意すれば子どもは自ずと学力を伸ばすという論を、色々な体験と考察から論じています。
私もここまで明確には判っていませんでしたが、子どもの自立を促すには、環境を整え、あとは自分の力でやらせるのがいいと考えていました。
ところが、それを実際に行うということは、時には冷徹に振舞うことが必要であり、非常に厳しく子どもに接しなければならないことを知りました。
まず親がしっかりと自律し、考え、行動しなければならないということを実感させられ、実は子どものことをちゃんと考えいなかったのでは?と反省させられました。
モチーフは氏の運営している算数教室ですが、語られていることは、子どもに、そして親に自立を促す教育(=強育)だと感じました。
子どもを自立した人間に育てるための、一つの実践方法として知るだけでも、読む価値のある本だと思います。
著者の宮本氏は実体験、実績から教育(強育)について語っているので話に説得力があります。
勉強は親が余計なことをせず、ちゃんとした環境を用意すれば子どもは自ずと学力を伸ばすという論を、色々な体験と考察から論じています。
私もここまで明確には判っていませんでしたが、子どもの自立を促すには、環境を整え、あとは自分の力でやらせるのがいいと考えていました。
ところが、それを実際に行うということは、時には冷徹に振舞うことが必要であり、非常に厳しく子どもに接しなければならないことを知りました。
まず親がしっかりと自律し、考え、行動しなければならないということを実感させられ、実は子どものことをちゃんと考えいなかったのでは?と反省させられました。
モチーフは氏の運営している算数教室ですが、語られていることは、子どもに、そして親に自立を促す教育(=強育)だと感じました。
子どもを自立した人間に育てるための、一つの実践方法として知るだけでも、読む価値のある本だと思います。
2004年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず反省。
小言だらけの私、子どもがやる気になるわけないよなあ。
自分が安心したくて怒鳴っているだけだもん。
「学力は生きてゆく力」
「失敗、挫折は克服するまで忘れてはいけない」
「人生にも学習にもワクワク、ハラハラ、ドキドキは必要」
時間がかかってもいいんだ。投げ出さずに考え続けることが大切なんだ。
家事でも仕事でも同じことが言えると思った。
で、まず私がやることは、二カ月間口出しをしないこと。
中学受験なんて全く考える根拠もない地方都市ではあるが、
「生きる力」は誰にでも必要なのだ。
小言だらけの私、子どもがやる気になるわけないよなあ。
自分が安心したくて怒鳴っているだけだもん。
「学力は生きてゆく力」
「失敗、挫折は克服するまで忘れてはいけない」
「人生にも学習にもワクワク、ハラハラ、ドキドキは必要」
時間がかかってもいいんだ。投げ出さずに考え続けることが大切なんだ。
家事でも仕事でも同じことが言えると思った。
で、まず私がやることは、二カ月間口出しをしないこと。
中学受験なんて全く考える根拠もない地方都市ではあるが、
「生きる力」は誰にでも必要なのだ。
2004年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『強育論』というどこか皮肉ったような書名ですが、「真に強い子に育てる方法を模索した論」と考えれば、これほど書名にふさわしいものもない気がします。
文章はやや傲慢で過剰ですが、行間には教育者としての謙虚な姿勢が漂っています。いわゆる教育ママへの歯に衣着せぬ批判は読んでいてむしろすっきりする感もあります。が、こういった教育に関する書物を手にしようと思った時点で、それをただの「ヒトゴト」とみなすことは自己欺瞞でありましょう。
「教育」などと言いますが、教えてしまっては面白みは味わえません。考えて考えて自分で考えるからこそ、はじめてその問いが面白く感じて身が入るのであって、「ものを教えて育てる」などという観点からでは面白みは半減以下、子どもの感性を刺激しません。
「強育」とは一見、とても楽な。しかし本当はとても大変で気の使う「きょういく法」です。
私は二児の母で、以前は塾講師をしていました。が、中学受験は考えていません。東北地方限定の転勤族なので、都内では深刻な問題の私立・公立中学の環境の違いといったことも今のところ考えずに済みます。(国立大学付属VS市立、はありますが)
この本のキーワードの1つは「中学受験」です。しかし、そんな私ですら、この本は大変参考になりました。
中学受験に関係なくとも、教育ということを考えるならば、この本は参考になります。
文章はやや傲慢で過剰ですが、行間には教育者としての謙虚な姿勢が漂っています。いわゆる教育ママへの歯に衣着せぬ批判は読んでいてむしろすっきりする感もあります。が、こういった教育に関する書物を手にしようと思った時点で、それをただの「ヒトゴト」とみなすことは自己欺瞞でありましょう。
「教育」などと言いますが、教えてしまっては面白みは味わえません。考えて考えて自分で考えるからこそ、はじめてその問いが面白く感じて身が入るのであって、「ものを教えて育てる」などという観点からでは面白みは半減以下、子どもの感性を刺激しません。
「強育」とは一見、とても楽な。しかし本当はとても大変で気の使う「きょういく法」です。
私は二児の母で、以前は塾講師をしていました。が、中学受験は考えていません。東北地方限定の転勤族なので、都内では深刻な問題の私立・公立中学の環境の違いといったことも今のところ考えずに済みます。(国立大学付属VS市立、はありますが)
この本のキーワードの1つは「中学受験」です。しかし、そんな私ですら、この本は大変参考になりました。
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