ものすごくアツい巻です。
今までの小野田くんにとって、最大のピンチであり、それを乗り越えるための「ラブ☆ヒメ」伝説がついに始まります。
以下、詳述します。
1 弱虫ペダルの魅力
弱虫ペダルの魅力って何だろうと考えて、暑苦しいところ、ハイテンションなところ、弱者!?が強者を倒すところ、とかいろいろ考えました。
この巻を読み終えて、フィクションとリアルのバランスが絶妙だから、面白さを増しているのだ、と考えるようになりました。
2 フィクションとリアルの塩梅が絶妙
弱虫ペダルのレース展開は、実際のロードレースではありえない奇妙な進行、ルールで、これはロードレースというより本作品独自の競技と解すべきものです。
そして、それは読者にわかりやすくするための工夫、フィクションです。
本巻で、リアルだなあと感心したのは、まず、コースです。
国道1号線を西に向かって走っていくと、小田原城の手前で、道がいきなり90度左折し、すぐに90度右折する箇所があります。
小野田くんが集団落車した箇所です。
クランクというのは、ロードレースで集団走行すると、非常に緊張する箇所です。
というのも、集団の中で、距離を詰めようと無理にライン変更する選手などがいると、後続の選手が巻き込まれて、落車します。
自分自身はクランクで落車したことはありませんが、眼の前、後方で落車が発生したシーンには立ち会ったことがあります。
選手が文字通り、空中をふっとんでぐるんと回転、アスファルトに叩きつけられます。
次に、函嶺洞門(かんれいどうもん)のカットがよく描かれています。
函嶺洞門は歴史的建造物として、保存されていたのですが、崩落の恐れなどがあるとの理由で、2014年に通行禁止となっており、現在(2019年記述)は脇のバイパスを通行するようなっています。
連載当初は、ギリギリ、函嶺洞門が通れた時期、ということです。
大平台のカットも秀逸です。
このままですね。
箱根駅伝でも必ず空中からカメラが映像を流します。
自転車で走ると、すぐ右のクルマが怖いので、速度を出すこともできず、ヘアピンという見た目ほど怖くはないかもしれません。
3 「ラブ☆ヒメ」伝説
そして、集団落車に巻き込まれた小野田くんが、奇跡の大逆転劇を繰り広げていきます。
すでに60巻以上刊行された現在から振り返ってみますと、このシーンが、弱虫ペダル全シーンの中で、もっとも充実した箇所であると、勝手に考えます。
私も少ないながら、年に数回、ロードレースに参加するのですが、登り、最後のスプリントで、「ラブ☆ヒメ」の主題歌を歌えば速くなるかも!!と思い、試したことがあります。
結果は。。。
そんな歌を歌う余裕なぞない!!
でした。
お粗末さまでした。
4 結論
前述しましたが、この巻と次の巻が、弱虫ペダル全シーンの中で、最大の逆転劇、ドラマであったと思います。
まだ未完の作品なので、断定はできませんが。。。
とても面白い巻で、おすすめできます。
以上、ご参考までに。
弱虫ペダル 11 (少年チャンピオン・コミックス) (日本語) コミック – 2010/4/8
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渡辺 航
(著)
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71巻中11巻: 弱虫ペダル
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本の長さ172ページ
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言語日本語
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出版社秋田書店
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発売日2010/4/8
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ISBN-104253214630
-
ISBN-13978-4253214636
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カスタマーレビュー
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年10月29日に日本でレビュー済み
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相変わらず箱根学園のやつらはいいやつらだ。巻島先輩のライバルもいい味だしてる、人気あるのもわかる。それにもまして主人公のピンチがすごく盛り上がる。百人抜きは、ベルセルクとか、極虎一家とか、絶対期待値があがるイベント。これは次巻も楽しみ。
2010年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あかん、あかん、こんなとこで切られてもうたら 不完全燃焼やわー!
1巻から9巻まで大人買い&一気読み。10巻は予約。発売日過ぎてから届いたから、11巻も予約しようかどうしようか迷ったけど、届くまで1巻から10巻繰り返し読んで待った。待望の11巻、会いたかったでぇ総北のみんな。
でも、まって、そーゆー展開?全編総シリアス。巻ちゃん、ちと不幸。小野田クンそのきっしょいのの相手は今泉くんやで、相手にしたらあかんよ!3日あるインハイなのに、もうクライマックスっぽい。
あー見たい、続きが。11巻はモヤモヤします。
ロードバイク乗れない日は、この漫画見て我慢したから、続き読めるまで バイク乗って、ペダル回そう。
アドレナリン大放出な展開待ってます!!
1巻から9巻まで大人買い&一気読み。10巻は予約。発売日過ぎてから届いたから、11巻も予約しようかどうしようか迷ったけど、届くまで1巻から10巻繰り返し読んで待った。待望の11巻、会いたかったでぇ総北のみんな。
でも、まって、そーゆー展開?全編総シリアス。巻ちゃん、ちと不幸。小野田クンそのきっしょいのの相手は今泉くんやで、相手にしたらあかんよ!3日あるインハイなのに、もうクライマックスっぽい。
あー見たい、続きが。11巻はモヤモヤします。
ロードバイク乗れない日は、この漫画見て我慢したから、続き読めるまで バイク乗って、ペダル回そう。
アドレナリン大放出な展開待ってます!!
2010年4月11日に日本でレビュー済み
主人公側の学校 総北のスプリンターコンビ鳴子と田所先輩が前大会の
覇者 箱学の変態筋肉マン泉田と火花を散らしたスプリント区間が終わり、
この巻からレースは次のステージへ。新たな舞台は山、ということで、ここから
クライマーである主人公 坂道の活躍が描かれるのかと思いきや、途中で
大きなアクシデントが起こります。
巻の途中では、以前少しだけ登場していた箱学のクライマー東堂と、
同じくクライマーである総北の巻島先輩との因縁が紹介されます。どちらが
より強く、より速いのか、決着をつけるべく東堂が幾度にわたって巻島先輩を
煽るわけですが、先述のアクシデントの影響によって巻島先輩はなかなか
その挑発に応えることが出来ません。そんな東堂と巻島先輩の後ろで、
坂道が巻島先輩が安心して東堂とバトれるようにするべく(といっても当人には
そんな認識はなく、あくまで自分に与えられた指令を果たすために)激コギを
開始するのですが、そんな坂道の前にあの妖怪が壁として立ちふさがります。
坂道が頑張らないことには東堂と巻島先輩が戦えない、しかし、そのためには
坂道が妖怪を突破しなくてはならない。果たして箱根の山での戦いは
どうなるのか?そんな11巻です。
読んでいて、東堂の煽り方がとにかく素晴らしいと思いました。これまで
弱虫ペダルを読んできて、作者の渡辺さんは会話の描き方が上手いというか、
すごく活き活きした言葉をキャラクターに喋らせることのできる人だなあ、
と思っていたのですが、東堂の巻島先輩に発するセリフからも、渡辺さんが
絵だけでなく言葉によって読者を熱くたぎらせるスキルを持っている方である
ことがよくわかります。
そろそろ、『弱虫ペダル』の名前を耳にしたことのある人もかなり増えて
きたはず。個人的に、今現在 少年誌でお金を出して読むに値する数少ない
作品だと思うので、熱血ハイテンション嗜好の方は騙されたと思って読んで
みてください。
覇者 箱学の変態筋肉マン泉田と火花を散らしたスプリント区間が終わり、
この巻からレースは次のステージへ。新たな舞台は山、ということで、ここから
クライマーである主人公 坂道の活躍が描かれるのかと思いきや、途中で
大きなアクシデントが起こります。
巻の途中では、以前少しだけ登場していた箱学のクライマー東堂と、
同じくクライマーである総北の巻島先輩との因縁が紹介されます。どちらが
より強く、より速いのか、決着をつけるべく東堂が幾度にわたって巻島先輩を
煽るわけですが、先述のアクシデントの影響によって巻島先輩はなかなか
その挑発に応えることが出来ません。そんな東堂と巻島先輩の後ろで、
坂道が巻島先輩が安心して東堂とバトれるようにするべく(といっても当人には
そんな認識はなく、あくまで自分に与えられた指令を果たすために)激コギを
開始するのですが、そんな坂道の前にあの妖怪が壁として立ちふさがります。
坂道が頑張らないことには東堂と巻島先輩が戦えない、しかし、そのためには
坂道が妖怪を突破しなくてはならない。果たして箱根の山での戦いは
どうなるのか?そんな11巻です。
読んでいて、東堂の煽り方がとにかく素晴らしいと思いました。これまで
弱虫ペダルを読んできて、作者の渡辺さんは会話の描き方が上手いというか、
すごく活き活きした言葉をキャラクターに喋らせることのできる人だなあ、
と思っていたのですが、東堂の巻島先輩に発するセリフからも、渡辺さんが
絵だけでなく言葉によって読者を熱くたぎらせるスキルを持っている方である
ことがよくわかります。
そろそろ、『弱虫ペダル』の名前を耳にしたことのある人もかなり増えて
きたはず。個人的に、今現在 少年誌でお金を出して読むに値する数少ない
作品だと思うので、熱血ハイテンション嗜好の方は騙されたと思って読んで
みてください。













