1 面白い
弱虫ペダルのエッセンスとは、(一見すると)よわよわ主人公の小野田坂道くんに意外な才能があり、さらに秋葉原に通い続けていたという経験が知らずうちにペダリング生かされて、強力なライバルたちに次々と逆転勝ちをする、という爽快さにあると思います。
第一巻は、このエッセンスが凝縮されており、とても面白いです。
2 状況説明が詳細
自分は、Amazonプライム動画のアニメから、弱虫ペダルに触れるようになりました。
この度、コミックスを読んでみました。
まず、コミックスのほうが、状況説明が詳細です。
登場人物たちの小さなコメントや描写が豊富で、自転車について理解しやすいようになっています。
(アニメ版では、細かいセリフなどはかなりカットされています)
さらに、アニメでは、小野田坂道くんは、結構超人的というか、恋愛感情などはほとんど外に出しませんが、コミックスでは寒咲幹さんに対して恋愛感情の発露が見受けられます。
あと、これはコミックスを読んでいる方には、常識なのかもしれませんが、アニメ版では自転車など各種メーカーのブランドロゴが実在のものと違いますが、コミックスでは、実在のブランドそのままです(SCOTT、PINARELLOなど)。
3 余談
私自身、ロードバイクに乗りますし、ロードレースにも多少出場しております。
が!!
作者は、「ロードレーサーを自転車の頂点」(3巻74ページなど)としており、この点はそうかな?と疑問に思います。
そういうご主張なのは、まことに結構ですが、ロードバイクでは悪路は走れませんし、オフロードのダウンヒルも不可能、テントや寝袋を積んだ超長距離ツーリングも不可能でしょう。
作品自体が、ロードレースのお話なので、やむを得ないことですが、ロードバイク至上主義のようなご主張がやや鼻につきました。
どうでもよいことですが。
4 結論
10巻台までの本作品は、密度も高く、とても面白いので、おすすめできます。
現在(2019年3月)開催中の、Primeリーディング読み放題で、1-11巻までが対象となっているのが、絶妙な塩梅だと思います。
なぜなら、そのくらいまでが、この作品が一番勢いのある時期だからです。
かなり悪意のある表現ですが、連載初期のころは素晴らしい名作であるため、なんだかつまらなくなったな、と個々人の方が思われるところまで、お読みになることをおすすめします。
以上、ご参考までに。
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