身近な検索エンジンの話から哲学の話に繋げていくあたりの語り口はお見事。
内容が薄い?それで良いじゃないか。それこそ観光客としての筋は通ってるし、内容が薄いとかいう批評は、この本で語られているように、正にメタゲームでしかない。
今の日本社会は、身近な会話から国を動かすような大論争に至るまで、誠に脆弱かつ下らないメタゲームで成り立っていることを自覚した方が良い。この状況が、日本の社会システムの脆弱さを生み出している根底だと思った。
人間は環境の産物でしかない。日本人はそのことにもっと気づけよ!という筆者の叫びのように見えた。
ざっくり以下のようなことが書かれている。
「ネットは世界を広げていて、様々な多様性を生み出している!グローバル!すげー!」というのはテレビや新聞でよく聞くんだけど、
多くのネット利用者は、リアルの閉じたコミュニティをそのままネット上に移してその中でのみ活動してるだけなので、多くの人の世界はそんなに広がってなくね?
Amazonに代表されるようなレコメンデーション技術のようなものは、各個人に最適化された「多様」な結果を作れる技術ってことになってますが、、、個人に最適化された検索結果。つまりその人が好きそうな、なんか似たような結果しか返ってこない。え・・・それって全然多様じゃなくね?
世間一般で言われてることとは全く逆だけど、結構的を得ている気がする。
多分、パソコンオタクじゃない普通の人にインターネットが浸透し、かつての混沌から秩序ある状態になってきたということだと思う。
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弱いつながり 検索ワードを探す旅 単行本 – 2014/7/24
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グーグルが予測できない言葉を手に入れよ! 統制されたネット時代に「かけがえのない生き方」は可能か?著者初の挑発的人生論
人間関係を大切にするな! 友人に囚われるな!
「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、
ネットの検索ワードさえもグーグルに予測されている。
それでも、たった一度の人生をかけがえないものにしたいならば、環境を意図的に変え、
グーグルに与えられた検索ワードを裏切っていくしかない。
それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりなのだ――。
人生に自由と強度を与える「偶然性」と「ノイズ」へ向かう道筋を示す。
目次
0 はじめに――強いネットと弱いリアル
1 旅に出る 台湾/インド
2 観光客になる 福島
3 モノに触れる アウシュヴィッツ
4 欲望を作る チェルノブイリ
5 憐れみを感じる 韓国
6 コピーを怖れない バンコク
7 老いに抵抗する 東京
8 ボーナストラック 観光客の五つの心得
9 おわりに――旅とイメージ
人間関係を大切にするな! 友人に囚われるな!
「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、
ネットの検索ワードさえもグーグルに予測されている。
それでも、たった一度の人生をかけがえないものにしたいならば、環境を意図的に変え、
グーグルに与えられた検索ワードを裏切っていくしかない。
それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりなのだ――。
人生に自由と強度を与える「偶然性」と「ノイズ」へ向かう道筋を示す。
目次
0 はじめに――強いネットと弱いリアル
1 旅に出る 台湾/インド
2 観光客になる 福島
3 モノに触れる アウシュヴィッツ
4 欲望を作る チェルノブイリ
5 憐れみを感じる 韓国
6 コピーを怖れない バンコク
7 老いに抵抗する 東京
8 ボーナストラック 観光客の五つの心得
9 おわりに――旅とイメージ
- 本の長さ164ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2014/7/24
- ISBN-104344026071
- ISBN-13978-4344026070
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
統制されたネット時代に「かけがえのない生き方」はいかに可能か?著者初の挑発的人生論。
著者について
一九七一年東京都生まれ。作家、思想家。株式会社ゲンロン代表取締役。『思想地図β』編集長。東京大学教養学部教養学科卒、同大学院総合文化研究科博士課程修了。一九九三年「ソルジェニーツィン試論」で批評家としてデビュー。一九九九年『存在論的、郵便的』(新潮社)で第二十一回サントリー学芸賞、二〇一〇年『クォンタム・ファミリーズ』(河出文庫)で第二十三回三島由紀夫賞を受賞。他の著書に『動物化するポストモダン』『ゲーム的リアリズムの誕生』(以上、講談社現代新書)、『一般意志2.0』(講談社)、「東浩紀アーカイブス」(河出文庫)、『クリュセの魚』(河出書房新社)、『セカイからもっと近くに』(東京創元社)など多数。また、自らが発行人となって『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』『福島第一観光地化計画』(ゲンロン)も刊行。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
東/浩紀
1971年東京都生まれ。作家、思想家。株式会社ゲンロン代表取締役。『思想地図β』編集長。東京大学教養学部教養学科卒、同大学院総合文化研究科博士課程修了。1993年「ソルジェニーツィン試論」で批評家としてデビュー。1999年『存在論的、郵便的』(新潮社)で第21回サントリー学芸賞、2010年『クォンタム・ファミリーズ』(河出文庫)で第23回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1971年東京都生まれ。作家、思想家。株式会社ゲンロン代表取締役。『思想地図β』編集長。東京大学教養学部教養学科卒、同大学院総合文化研究科博士課程修了。1993年「ソルジェニーツィン試論」で批評家としてデビュー。1999年『存在論的、郵便的』(新潮社)で第21回サントリー学芸賞、2010年『クォンタム・ファミリーズ』(河出文庫)で第23回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2014/7/24)
- 発売日 : 2014/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 164ページ
- ISBN-10 : 4344026071
- ISBN-13 : 978-4344026070
- Amazon 売れ筋ランキング: - 144,872位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 4,567位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(河出書房新社)、『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)ほか多数。
カスタマーレビュー
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星5つ中の4.2
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月31日に日本でレビュー済み
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19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
殿堂入りベスト50レビュアー
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"ネットは階級を固定する道具です。『階級』という言葉が強すぎるなら、あなたの『所属』と言ってもいい。(中略)人間関係をより深め、固定し、そこから逃げ出せなくするメディアがネットです。"本書からはネットとリアルの関係性、観光客である事を受け入れる意味を読みやすく伝えてくれる。
個人的には、著者の本は何冊か読んできましたが。『哲学とか批評とかに基本的に興味がない読者を想定した本』を初めてイメージして書かれた本書は、確かにびっくりするくらいに読みやすく。まずはその事に驚かされました。一方で、とは言え、それが内容の薄さに繋がるわけでは当然なくて、2012〜2013年辺りの東日本大震災後の時代の空気感で問われた事や、著者の最近の本にも繋がる流れを感じて興味深かったです。
前述の通り、哲学や批評というよりは著者の活動自体に興味のある誰か。ネットやSNS時代の今をちょっと考えたい誰かにオススメ。
個人的には、著者の本は何冊か読んできましたが。『哲学とか批評とかに基本的に興味がない読者を想定した本』を初めてイメージして書かれた本書は、確かにびっくりするくらいに読みやすく。まずはその事に驚かされました。一方で、とは言え、それが内容の薄さに繋がるわけでは当然なくて、2012〜2013年辺りの東日本大震災後の時代の空気感で問われた事や、著者の最近の本にも繋がる流れを感じて興味深かったです。
前述の通り、哲学や批評というよりは著者の活動自体に興味のある誰か。ネットやSNS時代の今をちょっと考えたい誰かにオススメ。
2019年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東さんの言論人としての姿勢の変化を
綴った随筆。自身の老いを自覚した時
から始まった「捨てるもの」探しかも。
裏を返せば「残すもの」探しですね。
この随筆の中ではダーク・ツーリズム
の実践を語る部分になります。
もうひとつは言論人としての「着想の
転換」の動機をメディア以外の現実の
海外旅行に求め始めたと語ります。
媒体を問わずパブリック・メディアは
「烏合の衆」以外の実体を生み出せず
彼らの探し求めるものは全て「幻」。
ではインフラ=人間の営みの生み出す
ものは?限られた時間と流動性のある
生存圏の中で生きる前提で考えマショ ♪
以下は私見を。
多くの史跡は何らかの理由で本来の
(インフラとしての)役割を失って
しまったものです。
その経緯を適切な方法で(後世に)
示すには多くの難しい課題がある
点にも言及する機会が必要ですね。
哲学的観点から念を押すなら…
史跡とは「トルソー」…如何なる意味
付けを(後世から)与えられても人間
の営みには戻せません。
実態としての歴史は…保全出来ません。
それは流動性にも宿命にも映ります。
人生=死に向けて歩き続けることです。
綴った随筆。自身の老いを自覚した時
から始まった「捨てるもの」探しかも。
裏を返せば「残すもの」探しですね。
この随筆の中ではダーク・ツーリズム
の実践を語る部分になります。
もうひとつは言論人としての「着想の
転換」の動機をメディア以外の現実の
海外旅行に求め始めたと語ります。
媒体を問わずパブリック・メディアは
「烏合の衆」以外の実体を生み出せず
彼らの探し求めるものは全て「幻」。
ではインフラ=人間の営みの生み出す
ものは?限られた時間と流動性のある
生存圏の中で生きる前提で考えマショ ♪
以下は私見を。
多くの史跡は何らかの理由で本来の
(インフラとしての)役割を失って
しまったものです。
その経緯を適切な方法で(後世に)
示すには多くの難しい課題がある
点にも言及する機会が必要ですね。
哲学的観点から念を押すなら…
史跡とは「トルソー」…如何なる意味
付けを(後世から)与えられても人間
の営みには戻せません。
実態としての歴史は…保全出来ません。
それは流動性にも宿命にも映ります。
人生=死に向けて歩き続けることです。
2020年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般に哲学や思想というのは小難しい。派生して、意図的に難しく述べることを哲学的と言ったりするきらいもある。その中で東氏の語り口はいつもなめらかで、優しい。そして興味深い問いを投げかけてくれる。本作ではそのような検索窓に固定されがちな我々の生活を、我々自身が意図しない体験に自ら身を投げ込むことで新たな可能性を探ろうという提案である。
偶然性を薦める上で、導入としてネット炎上を持ち出す。ネット炎上はどうすれば止められるか?通常の言い合いではまず終わりがこない。延々と続く水掛け論。なぜか?理由はメタゲームが永遠に続くから。なぜ、なぜ?の連続や、そもそも論の発生により核心へたどり着かない。
これを止める方法が、モノ。どういうことか?
モノ(人)に実際にリアルに触れることで文字から伝わる以上の経験が得られるということだと思う。例えば、旅行で他所へ行く、現実に人に触れる、人と会う。そうした人に対しネットで繰り返すような罵声を浴びせることは難しい。また、このような体験を旅行で得るということは、文字から得た知識とは全くちがうビビッドさを持っているという。チェルノブイリや福島を例に、被災地の観光地化・旅などを取り上げている。なぜ観光や旅がビビッドなのかというと、逆説的だが時間やお金がかかり、不便であるからだ。より安くよりよいもの、そして効率性が叫ばれる現在、このような不便さに可能性が見いだせるという。
逆説的な自由という言説。旅行という不自由さから論は始まり、あえて主流じゃない検索ワードで“ノイズ”を作る、そして人間の弱さや偶然性こそが予定調和から外れた強い絆になるとしている。謂わば蓋然性の高い因果よりも、偶然から生まれた絆の方がより強いということだ。分かるようなわからないような話ではあるが、日本流に言えば一期一会のような感覚であろうか。その希少性があるゆえにその出会いにかける気持ちも強くなろう。
と、解しました。だから強い。お見合いよりも同じホームで偶然であった異性に対しての方が恋愛感情が燃え上がりそうな感じ?
まとめますと、ソフトでわかりやすい思想系エッセイでしょうか。スパイスは”旅”。自己啓発的にあえて書いたと筆者は言っていますが、何か違う気がします。第一この内容をきちんと消化して自分の言葉で再構築するのは結構難しいと思います。ただ、思想の系譜で言うと実存論的とかそういういかにも暑苦しいやり方ではなく、予定調和から外れてみようぜという軽いノリの自己決定の勧めと言えそうです。小難しめなお話しが好きな人にはおすすめです。
偶然性を薦める上で、導入としてネット炎上を持ち出す。ネット炎上はどうすれば止められるか?通常の言い合いではまず終わりがこない。延々と続く水掛け論。なぜか?理由はメタゲームが永遠に続くから。なぜ、なぜ?の連続や、そもそも論の発生により核心へたどり着かない。
これを止める方法が、モノ。どういうことか?
モノ(人)に実際にリアルに触れることで文字から伝わる以上の経験が得られるということだと思う。例えば、旅行で他所へ行く、現実に人に触れる、人と会う。そうした人に対しネットで繰り返すような罵声を浴びせることは難しい。また、このような体験を旅行で得るということは、文字から得た知識とは全くちがうビビッドさを持っているという。チェルノブイリや福島を例に、被災地の観光地化・旅などを取り上げている。なぜ観光や旅がビビッドなのかというと、逆説的だが時間やお金がかかり、不便であるからだ。より安くよりよいもの、そして効率性が叫ばれる現在、このような不便さに可能性が見いだせるという。
逆説的な自由という言説。旅行という不自由さから論は始まり、あえて主流じゃない検索ワードで“ノイズ”を作る、そして人間の弱さや偶然性こそが予定調和から外れた強い絆になるとしている。謂わば蓋然性の高い因果よりも、偶然から生まれた絆の方がより強いということだ。分かるようなわからないような話ではあるが、日本流に言えば一期一会のような感覚であろうか。その希少性があるゆえにその出会いにかける気持ちも強くなろう。
と、解しました。だから強い。お見合いよりも同じホームで偶然であった異性に対しての方が恋愛感情が燃え上がりそうな感じ?
まとめますと、ソフトでわかりやすい思想系エッセイでしょうか。スパイスは”旅”。自己啓発的にあえて書いたと筆者は言っていますが、何か違う気がします。第一この内容をきちんと消化して自分の言葉で再構築するのは結構難しいと思います。ただ、思想の系譜で言うと実存論的とかそういういかにも暑苦しいやり方ではなく、予定調和から外れてみようぜという軽いノリの自己決定の勧めと言えそうです。小難しめなお話しが好きな人にはおすすめです。
2021年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人に薦められてゲンロン0「観光客の哲学」や「新記号論」を読み始めたが、どうも最初からしっくりとこなかった。
しかしこの本を読んで、ようやく一連のつながりができた。『観光客』『記号』というキーワードがどのように発展していくか。再び上記2冊を読み返してみよう。本当に弱いつながりだったが、すごく満足した作品です。
しかしこの本を読んで、ようやく一連のつながりができた。『観光客』『記号』というキーワードがどのように発展していくか。再び上記2冊を読み返してみよう。本当に弱いつながりだったが、すごく満足した作品です。
2018年10月27日に日本でレビュー済み
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なんの新しさもないこと必死で書いている姿が哀れみを誘う。センスがない人は、少なくとも、もう少し勉強してから書いた方がいいですね。
2019年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕らは色んな物を見ているようで、その実特定のものしか見ていない。見たいものしか見ていない。そこから抜け出すべく、著者は強い絆(既存の人間関係や、我々の持つ固定観念)から一度離れ、弱い絆(偶然の出会い)を結ぶ方法として観光を勧めている。けれども強い絆に縛られすぎることも、弱い絆に依存しすぎることを意味するものではない。あくまでも観光客になるのだ。
ひどく個人的な話ではあるが、恐らく僕はこの本の伝えんとする真意の半分も受け取れていない気がする。僕は、見たいものしか見ないという習慣が身に付いてしまっているため、この本の共感できそうなパーツを断片的に切り取り、それを自分の理解可能なものに変形しているのかもしれない。それは観光ではなく、強い絆の補強になっているのではないかということだ。
ひどく個人的な話ではあるが、恐らく僕はこの本の伝えんとする真意の半分も受け取れていない気がする。僕は、見たいものしか見ないという習慣が身に付いてしまっているため、この本の共感できそうなパーツを断片的に切り取り、それを自分の理解可能なものに変形しているのかもしれない。それは観光ではなく、強い絆の補強になっているのではないかということだ。





