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弟を殺した彼と、僕。 単行本 – 2004/8

5つ星のうち 4.3 21件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

森達也氏(映画監督)絶賛!!        「読み終えて吐息が漏れた。 大事な本だ。そして凄まじい本だ。」

【内容紹介】

1984年に愛知県で発覚した「半田保険金殺人事件」。本書の著者である原田氏の実弟・明男さんを含む三人が保険金目当てで殺害された、残虐非道な事件である。この事件によって、主犯格の長谷川敏彦をはじめ3人が逮捕・起訴された。当初は事故死だと思われていた弟が、実は殺されていたという事実を知り、著者は大きな衝撃を受ける。平穏だった暮らしは一変し、弟を失った深い悲しみは、時を待たず長谷川敏彦への憤怒と憎悪の念へと形を変えていった。「長谷川に極刑を望む」……著者の願いはただそれのみだった。

裁判が始まり、一審・二審と長谷川には当然のごとく死刑判決が下されていった。しかし、著者の心の中には「死刑とはいったい何だろう」という疑念が渦巻きはじめる。「罪を背負い、生き続けることこそが長谷川にとって真の意味での罰であり、弟への償いであり、被害者遺族である自分が望んでいることではないのか」。

最高裁での判決の直前、著者はついに長谷川敏彦との対面を果たす。彷徨する魂に、果たして救いの日は訪れるのだろうか?

出版社からのコメント

本書のテーマは「罪と罰」そして「被害者遺族の救済」です。人が人を殺め、そして人が人を罰することの意味について、考えさせられる内容となっています。さらに、加害者への関心とは裏腹に、置き去りにされがちな被害者遺族に対する本当の意味での救済という点についても、本書は重い一石を投じています。普遍性のある重厚なテーマですが、著者独特の飄々とした語り口によって、ほどよい緊張感でお読みいただけると思います。けっして一朝一夕に答えの出ないテーマであるからこそ、本書をそのきっかけとして、一人ひとりが自分の価値観と照らし合わせながら考えていただけると幸いです。

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登録情報

  • 単行本: 265ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2004/08)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4591082350
  • ISBN-13: 978-4591082355
  • 発売日: 2004/08
  • 商品パッケージの寸法: 19.2 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 21件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 単行本 Amazonで購入
半田保険金殺人事件で、自損事故に見せかけて「僕」の弟を殺害し、バレるまで平然たる態度で遺族にも「自損事故」と思い込ませていた憎みても余りある「彼」。その加害者と面会、文通するうちに、「生きて償わせたい」と考えるに至り、死刑判決の確定した「彼」について、「執行しないでくれ」との嘆願を出すに至る「僕」。そして、願い叶わず、「執行した」との知らせを受けてしまった「僕」。

この事件については、福田ますみ著『されど我、処刑を望まず』と原美由紀著『さよなら―死刑で被害者は救われるのか』にも描かれていますが、何といっても、被害者遺族の本人自身が語っている本書が、最高です。体験者本人にしか語れない複雑な心の襞が、随所に語られていて、「そうか、そんな気持ちになるものか」との思いで、はっとさせられます。

世には、光市母子殺害事件遺族の本村洋さんを「赦さない被害者遺族」の代表とみなし、「彼こそ被害者遺族の声を代表するもの」として褒める人もいれば、「死刑存置をねらう権力に利用されている」と冷ややかに批評する人もいます。

それとの対比で、本書の原田正治さんは「赦す被害者遺族」の代表とみなされ、「こういう被害者遺族もいる」という例として尊重する人もいるけれど、「原田さんは、死刑廃止運動のおみこしに乗せられて担がれているだけだ」と、歯に衣を着せず
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形式: 単行本
事実のあまりの酷さには、言葉を失いました。
他人の私がどんな感想を言っても、きれいごとになってしまうでしょう。
この作者は、肉親を殺され、そのことがもとでの周囲の反応に傷付き、
健康を害し、家族も失ってしまいます。
しかし、それでも、この、逃げられない酷い状況の中で、
それでも、よりよく生きてこられたと思います。
頭が下がります。
デッドマン・ウォーキングとも重なる内容ですが、これは、被害者の肉親の著書ということで重みが違いました。
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形式: 単行本
著者の感じたままが、痛い程に伝わってきた。
遺体となった弟と対面した著者。
加害者の“長谷川君”との面会。
長谷川君との交流で、芽生えた感情。
しかし・・死刑は執行される。
全てを失った著者に、どんな言葉がかけられるだろうか?
死刑になれば、全てが解決するのだろうか?
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形式: 単行本
普通の生活をしていると、決して知ることのできない世界。でもひょっとすると明日、自分がその立場になるかもしれない…。

結局人は、人にレッテルを貼ってしまう。被害者の家族。同情の眼差しで見られながらも、その心情を真に理解してくれる人なんていない。誰もが他人事なんだ。被害者家族にもそれぞれの思いがあり、みな違う。マスコミは視聴率を求めるだけ。政府の対応なんて、様々な思惑の中にあって全く当てにならない。被害者家族が、加害者の死刑を望まない理由は何なのか?「命の大切さ」?そんな奇麗事で済む問題ではない。

自分が感じたことのない様々な感情を知ることが出来て、良かったと思う。本当に自分の知らない事がたくさん書いてあった。でもその経験の中で、時々自分の知っている感情も出てくる。「一個の人間」を感じた作品。
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形式: 単行本
平凡な暮らしに犯罪が降りかかる
加害者から受けた肉親の残酷な死だけでも傷が深いのに
世間からも被害者遺族という1つの型に押し込められる
この著者の場合は、弟さんが交通事故死だと思っていたのに
一周忌が過ぎた頃殺人事件と知らされる
しかも、犯人はよく知っていた人物だった
その衝撃だけでも苦しいのに、マスコミに裁判に世間に・・・と、
これまでの日常が消えてしまう
口下手で実直な人が、丁寧に書いた本
当時の動揺も苦しみも憎悪も静かに伝わる
「何故弟でなければいけなかったのか」
殺人と分かっても、犯人が誰か分かっても、警察に逮捕されれば
一番聞きたいことさえ聞くことが出来ない
裁判を傍聴しても、法廷では専門用語が飛び交い、日常とはかけ離れた空間で
感情を吐露することが出来ない
被害者遺族として、死刑囚のまま生きて償うことを希望しても
法務省の決定で死刑が決行される
  加害者は愛され、被害者は見捨てられるのが今の世の中なのか
20年間は長い。
その20年間がこの一冊に滲み出て、読者を考えさせる本
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