この作者の絵が大好きです。
とくに凛とした顔やプリッとかわいい顔なんかが、私の好みにぴたっとハマッて気に入ってます。
ストーリーも、ラブの部分でキューンとさせられちゃいます。
キューンというか、「いやーん!!」と、つい扇で顔を隠したくなるくらい(平安時代ならね)、心憎いばかりにツボを抑えてくれてる感じで、絶妙です。
短編集なので、一つ一つの話にまとまりがあるというか、飛びとびになる感じが少なく、「愛しの焔」よりも読みやすい気がしました。
一気に読んで、読み終わったあとも、ついつい何度も読み返してニンマリしちゃいました。
作者の新作に期待します!
幻妖異聞しろがねの君 (プリンセスコミックス) (日本語) コミック – 2009/11/16
もとむら えり
(著)
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言語日本語
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出版社秋田書店
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発売日2009/11/16
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ISBN-104253190375
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ISBN-13978-4253190374
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カスタマーレビュー
5つ星のうち5.0
星5つ中の5
2 件のグローバル評価
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トップレビュー
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2013年6月3日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2010年1月12日に日本でレビュー済み
「愛しの焔」連載中に出会って好きになり、今回の作品でも株が一気に上がりました。
【収録内容】
「しろがねの君」
天下に名高い「白金の姫君」を一目見るために、京外れの尼寺を訪れた少年・然丸が出会ったのは?
「東風吹かば」(前後編)
年若き菅公に拾われた少年・明日摩。彼は何故か歳を取らず、一人では外界に出られぬ異形の存在で……。
「あかつき綴り」
紫式部に憧れる女官・小筆は物語創作に夢中。結婚を間近に控えたある日、彼女は生霊・茜と遭遇し……?
+++++
非常に良く練られた作品で、歴史ファンも満足いく作品だと思います。
これが著者の20代前の作品のリメイクとは思えないほど発想が面白く、計算されて表現されています。
「しろがねの君」は二つの愛憎が入り混じって、切なさを覚えます。
読み進めていくうちにストンと腑に落ちる内容です。
好きだから、愛しているから……それだけでは一緒になれない男女の物語。
「東風吹かば」は連載物ではないけれど、歴史の伝説をよく活かしています。
そこからの発想が非常に面白い。タイトル通り、それがキーポイントなんです。
菅公の生涯を軸にしながら進められる話は色んな意味で味わい深いです。
「あかつき綴り」は三つの中ではコミカルな感じで毛色が違いますね。
著者の表現も「あー、なるほどなぁ」と納得しました。
文学女官=オタクって考えると、今も昔も表現が変わっただけで普遍なんだなって思います。
少し独特の絵柄だと初見では思うかも知れませんが、華やかな世界を表現するには魅力的です。
表紙だけでなく、中身も十分に上手に描かれているので絵も内容も損はないです。
歴史物を描かれたら本当に上手いと思います。
平安・戦国・幕末が好きで、特に平安に五月蝿い私でも納得のいくものでした。
自信を持ってお勧めします!
【収録内容】
「しろがねの君」
天下に名高い「白金の姫君」を一目見るために、京外れの尼寺を訪れた少年・然丸が出会ったのは?
「東風吹かば」(前後編)
年若き菅公に拾われた少年・明日摩。彼は何故か歳を取らず、一人では外界に出られぬ異形の存在で……。
「あかつき綴り」
紫式部に憧れる女官・小筆は物語創作に夢中。結婚を間近に控えたある日、彼女は生霊・茜と遭遇し……?
+++++
非常に良く練られた作品で、歴史ファンも満足いく作品だと思います。
これが著者の20代前の作品のリメイクとは思えないほど発想が面白く、計算されて表現されています。
「しろがねの君」は二つの愛憎が入り混じって、切なさを覚えます。
読み進めていくうちにストンと腑に落ちる内容です。
好きだから、愛しているから……それだけでは一緒になれない男女の物語。
「東風吹かば」は連載物ではないけれど、歴史の伝説をよく活かしています。
そこからの発想が非常に面白い。タイトル通り、それがキーポイントなんです。
菅公の生涯を軸にしながら進められる話は色んな意味で味わい深いです。
「あかつき綴り」は三つの中ではコミカルな感じで毛色が違いますね。
著者の表現も「あー、なるほどなぁ」と納得しました。
文学女官=オタクって考えると、今も昔も表現が変わっただけで普遍なんだなって思います。
少し独特の絵柄だと初見では思うかも知れませんが、華やかな世界を表現するには魅力的です。
表紙だけでなく、中身も十分に上手に描かれているので絵も内容も損はないです。
歴史物を描かれたら本当に上手いと思います。
平安・戦国・幕末が好きで、特に平安に五月蝿い私でも納得のいくものでした。
自信を持ってお勧めします!