前作、アジア納豆の待望の続編!
読み出したら止まらず、一気に読んでしまいました。
前作でまんまと日本人以外も納豆食べるの!?
となった私ですが、まさか遠くアフリカにも納豆があるなんて、、、
お隣の国、韓国の納豆。こちらはなんとなく身近に感じていましたが、驚くべき真実が隠されていました!!
納豆好きの方もそうでない方も是非読んで欲しい一冊です。
幻のアフリカ納豆を追え! : そして現れた<サピエンス納豆> (日本語) 単行本 – 2020/8/27
高野秀行
(著)
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本の長さ366ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2020/8/27
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寸法13.2 x 2.6 x 19.1 cm
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ISBN-104103400722
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ISBN-13978-4103400721
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
納豆は日本固有のものではない。いや、それどころか世界の食は納豆に通じていたのだ―。ナイジェリア、セネガル、ブルキナファソ、朝鮮半島。イスラム過激派出没地域から南北軍事境界線まで、著者は幻の納豆を求めて彷徨い歩く。限界集落に伝わる隠れキリシタン納豆とは何か。果たしてアフリカ人を熱狂させる納豆炊き込み飯、ハイビスカス納豆、バオバブ納豆は見つかるのか。そして、取材の末に辿り着いた、人類の食文化を揺るがす新説「サピエンス納豆」とは一体…。これぞ、高野ワークスの集大成。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高野/秀行
ノンフィクション作家。1966(昭和41)年、東京都生れ。早稲田大学卒。89(平成元)年、同大探検部における活動を記した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。2006年『ワセダ三畳青春記』で酒飲み書店員大賞を受賞。13年『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞を、14年同作で梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ノンフィクション作家。1966(昭和41)年、東京都生れ。早稲田大学卒。89(平成元)年、同大探検部における活動を記した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。2006年『ワセダ三畳青春記』で酒飲み書店員大賞を受賞。13年『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞を、14年同作で梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2020/8/27)
- 発売日 : 2020/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 366ページ
- ISBN-10 : 4103400722
- ISBN-13 : 978-4103400721
- 寸法 : 13.2 x 2.6 x 19.1 cm
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月30日に日本でレビュー済み
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15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年9月3日に日本でレビュー済み
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筆者の世界各国の文化への好奇心やリスペクト、そして、各地で出会う人・食・酒への愛が素晴らしく、納豆の謎探究の旅に一気に惹きこまれてしまいます。
文章はもちろん、壮大な仮説設定や検証の手法までにも筆者のお人柄が溢れ出ています。
毎度の事ですが、その好奇心・愛に導かれるように不思議な出会いがあり謎を解き明かします。
文化人類学、冒険譚、エッセー、マーケティング、食文化史、地政学等々、それぞれの枠を非常に高いレベルで軽やかに越えた傑作です。
これから世界・社会に出る学生さんや、グローバルマーケティングに携わる方には、特におすすめの一冊です
文章はもちろん、壮大な仮説設定や検証の手法までにも筆者のお人柄が溢れ出ています。
毎度の事ですが、その好奇心・愛に導かれるように不思議な出会いがあり謎を解き明かします。
文化人類学、冒険譚、エッセー、マーケティング、食文化史、地政学等々、それぞれの枠を非常に高いレベルで軽やかに越えた傑作です。
これから世界・社会に出る学生さんや、グローバルマーケティングに携わる方には、特におすすめの一冊です
2020年9月15日に日本でレビュー済み
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古本屋でアジア納豆の分厚い文庫本に巡りあったのはほんの2ヶ月前。一気読み。で、このタイミング。そりゃ続編も買うでしょう。
楽しく読ませながら新たな気づきを与えてくれる、エンタメの顔をして実はとんでもない学術書なのではないか、と思っています。
惜しむらくは食材がフォトジェニックでないこと。
なんてどれも美味しそうに見えないのだろう、と逆に面白くなってしまいます。
むしろ現地のお洒落な衣装とか生活雑貨などをカラー写真で詳しく見たかったかな。
日本の食品メーカーは是非動いて欲しい。
大粒小粒ひきわりなんて些末なカテゴライズにすぎないと、手前納豆感は強くありつつも新しモノ好きの日本人に知らしめてみては。
試食イベントは難しいのかな。
「アジア・アフリカ納豆食べ比べセット」なんて通販は流行らないか?
そんなクラウドファンディングがあれば喜んで投資するのですが。
楽しく読ませながら新たな気づきを与えてくれる、エンタメの顔をして実はとんでもない学術書なのではないか、と思っています。
惜しむらくは食材がフォトジェニックでないこと。
なんてどれも美味しそうに見えないのだろう、と逆に面白くなってしまいます。
むしろ現地のお洒落な衣装とか生活雑貨などをカラー写真で詳しく見たかったかな。
日本の食品メーカーは是非動いて欲しい。
大粒小粒ひきわりなんて些末なカテゴライズにすぎないと、手前納豆感は強くありつつも新しモノ好きの日本人に知らしめてみては。
試食イベントは難しいのかな。
「アジア・アフリカ納豆食べ比べセット」なんて通販は流行らないか?
そんなクラウドファンディングがあれば喜んで投資するのですが。
ベスト1000レビュアー
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前作『謎のアジア納豆』も読んだが、とにかくこの著者の本は面白い。「ページをめくる手が止まらない」という表現はまったくもって大げさではなく、一度読みだすと本当に止まらない。
何しろ、書いてあることのほぼすべてが「知らないこと」である上に、ユーモアを交えた著者の文章力が半端ではない。ノンフィクションを読む喜びを最大限に味わわせてくれる一冊だ。
「アフリカに納豆がある」ということも驚きだが、アフリカ料理の奥深さについて驚かされた。
中でも、西アフリカ一洗練されているといわれるセネガル料理の味付けの複雑さ。
しかも、一部の地域(カザマンス地方)では日本のような「米食」が中心で、多くの共通点があるというのも面白い。
まったくイメージの湧かなかったブルキナファソ料理も非常に興味深かった。
失礼ながら本書を読むまでは、なんとなく「西アフリカの料理はヨーロッパ料理に毛の生えたようなもの」と思っていたが、まったくそんなことはない。
そして最後の「納豆選手権」も、ばかばかしくも面白かった。
ある分野についてとことん突き詰め、実践する。繰り返しになるがこれこそ「ノンフィクション」というものだろう。
著者にはぜひ、本人も希望している「ノーベル納豆賞」を!(笑)
何しろ、書いてあることのほぼすべてが「知らないこと」である上に、ユーモアを交えた著者の文章力が半端ではない。ノンフィクションを読む喜びを最大限に味わわせてくれる一冊だ。
「アフリカに納豆がある」ということも驚きだが、アフリカ料理の奥深さについて驚かされた。
中でも、西アフリカ一洗練されているといわれるセネガル料理の味付けの複雑さ。
しかも、一部の地域(カザマンス地方)では日本のような「米食」が中心で、多くの共通点があるというのも面白い。
まったくイメージの湧かなかったブルキナファソ料理も非常に興味深かった。
失礼ながら本書を読むまでは、なんとなく「西アフリカの料理はヨーロッパ料理に毛の生えたようなもの」と思っていたが、まったくそんなことはない。
そして最後の「納豆選手権」も、ばかばかしくも面白かった。
ある分野についてとことん突き詰め、実践する。繰り返しになるがこれこそ「ノンフィクション」というものだろう。
著者にはぜひ、本人も希望している「ノーベル納豆賞」を!(笑)
2020年12月28日に日本でレビュー済み
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「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」をモットーとする、高野さんお馴染みの辺境・探検ノンフィクション。本書は、2016年に刊行された、中国や東南アジアの納豆の食文化事情をルポした『謎のアジア納豆』の続編ともいえる内容だ。海外の納豆事情を明らかにしたものの、前著ではその全貌をまだ掴みきれてはいなかった。著者は未確認の納豆の正体を突き止めるべく、アフリカと韓国へと旅立つ。
ナイジェリア、セネガル、ブルキナファソの3ヵ国を訪れた著者は、アフリカの納豆は主にパルキア豆(西アフリカを中心に分布するマメ科の樹木の種子)から作られており、そしてアジアの納豆と同様、生以外の方法でも調理され食されていることを知る。また韓国では、韓国の納豆「チョングッチャン」とは、味噌や醤油と同じ「醤類」というジャンルで一括りにされており、他の大豆発酵食品と常に連動していることを発見する。
納豆に対する、著者の熱い思いが伝わってくる。飲食を通じ、現地の人々とすぐに打ち解ける取材方法は、相変わらず健在だ。カメラマンとしてお馴染みの竹村氏が、前回同様今回も同行している。(しょっちゅう体調を崩すのが気の毒だが)
本書の最後では、著者が一連の取材を通じて知り得た納豆の中でどれが一番美味しいかを審査する「納豆菌ワールドカップ」を開催するのだが、これがサッカーW杯の予選や決勝トーナメントをなぞらえていて、なかなかユニークである。さて、世界の納豆事情の本質に迫った「サピエンス納豆仮説」とは、いかに?
ナイジェリア、セネガル、ブルキナファソの3ヵ国を訪れた著者は、アフリカの納豆は主にパルキア豆(西アフリカを中心に分布するマメ科の樹木の種子)から作られており、そしてアジアの納豆と同様、生以外の方法でも調理され食されていることを知る。また韓国では、韓国の納豆「チョングッチャン」とは、味噌や醤油と同じ「醤類」というジャンルで一括りにされており、他の大豆発酵食品と常に連動していることを発見する。
納豆に対する、著者の熱い思いが伝わってくる。飲食を通じ、現地の人々とすぐに打ち解ける取材方法は、相変わらず健在だ。カメラマンとしてお馴染みの竹村氏が、前回同様今回も同行している。(しょっちゅう体調を崩すのが気の毒だが)
本書の最後では、著者が一連の取材を通じて知り得た納豆の中でどれが一番美味しいかを審査する「納豆菌ワールドカップ」を開催するのだが、これがサッカーW杯の予選や決勝トーナメントをなぞらえていて、なかなかユニークである。さて、世界の納豆事情の本質に迫った「サピエンス納豆仮説」とは、いかに?
2020年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東アジアだけでなく、西アフリカこそが納豆文化圏だという論旨は面白いが、著者も想定する中国国内の納豆調査や、他の地域の納豆的発酵食の捜査など、これからの探検テーマとして継続してもらいたい。著者は相変わらず結論が弱いので、調査経過のドタバタこそ楽しみたい。