近い将来リタイアしますので、その時にどのように大学を活用するかの道標として本書を読了しました。
公開講座、図書館開放、学食の良さなど、再びキャンパスの空気を吸ってみたいと思わせる内容が詰まっています。近くに大学があれば利用しない手はないと思わせる話題が満載でした。少し以前の出版ですが、活用の仕方は今でも有効でしょうから。
152pの学生オケのエピソードは同感です。以前、京都大学交響楽団の定期演奏会に出演したことがあります。シンフォニーホールでのマーラーの「復活」で、合唱として出たわけですが、京都大学交響楽団の上手さに心底驚きました。学生のレベルの高さは凄まじいものがありました。本書でもその裏方の話や運営の苦労が書かれていますが、一聴に値するレベルです。
続いて、早稲田大学グリークラブ、慶應義塾ワグネル・ソサィティー男声合唱団、同志社グリークラブ、関西学院グリークラブの4つの団体で行われている東西大学合唱演奏会を訪れた際の話が掲載されていました。2500名ほどの大ホールがほぼ満席になっているとありました。
東西四連と呼ばれているこの男声合唱の祭典のような演奏会は大学合唱のレベルの高さを示すものでしょう。近年は少し団員不足もありますが、大学のクラブ活動の域を超えているものだと評価しています。
冬の風物詩のイルミネーションの話題ありますし、巻末には大学名検索がありますので、近くの大学を訪れてしばし大学生気分でキャンパスを散歩するのも乙なものかもしれません。
250pの「大学は学校であると共に、図書館であり、博物館であり、レストランであり、観光地であり、イベント会場であり、おみやげ屋であり、その他いろいろな場でした。」というコメントが本書の中身を表していると思いました。
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