複雑な年金制度をとてもわかりやすく解説してくれている。
なおかつ、「えっそうだったの、知らなかった!」ということも書かれている。
この点だけでも素晴らしい1冊。
本書がさらに優れているのは、官僚や政治家がいかに国民やマスコミがさわがないように、巧妙に制度を変えたりしているかということを書いているところ(それだけに、著者は、政府の審議会とかには絶対呼ばれないだろう。本来は逆に厚生労働大臣とかやってもらいたいぐらいだが)
本書発刊からはや10年弱。最新の状況を盛り込んだ最新版が読みたい。ただ状況がよくなっているとは思えず、読むのが怖い気もする。
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年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書) 新書 – 2010/7/7
- ISBN-10448006561X
- ISBN-13978-4480065612
- 出版社筑摩書房
- 発売日2010/7/7
- 本の長さ253ページ
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
とにかく難しいイメージがある年金。わかりにくいだけではなく、未納、未加入、給付カットと将来の不安は尽きることがない。それでも、厚生労働省は、難解な言葉を用いて年金の実態から国民の目を背けさせ、不適当な数値を使って試算を行い、「年金は破綻しない」と強弁する。では、彼らが教えてくれない「本当の年金」は安心できるものだろうか。一問一答で、年金に関する誤解を解く、誰でもどこからでも読める入門書。付録表で「あなたのもらえる本当の年金額」がわかる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木/亘
1970年生まれ。上智大学経済学部卒業後、日本銀行入行。98年に退職後、大阪大学大学院博士前期課程修了、後期課程単位取得退学(2001年、経済学博士号取得)。大阪大学社会経済研究所助手、(社)日本経済センター研究員、東京学芸大学准教授などを経て、学習院大学経済学部経済学科教授。専門は社会保障論、医療経済学、福祉経済学。著書に『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社、2009年、第9回日経BP・BizTech図書賞)、共著に『生活保護の経済分析』(東京大学出版会、2008年、第51回日経・経済図書文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1970年生まれ。上智大学経済学部卒業後、日本銀行入行。98年に退職後、大阪大学大学院博士前期課程修了、後期課程単位取得退学(2001年、経済学博士号取得)。大阪大学社会経済研究所助手、(社)日本経済センター研究員、東京学芸大学准教授などを経て、学習院大学経済学部経済学科教授。専門は社会保障論、医療経済学、福祉経済学。著書に『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社、2009年、第9回日経BP・BizTech図書賞)、共著に『生活保護の経済分析』(東京大学出版会、2008年、第51回日経・経済図書文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2019年12月20日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年金の仕組み関連について メディアなどで見聞きしたことはあったが 複雑で専門用語も多く反射的に頭が拒否ってました
関連省庁側の解説者や労務士などの著書はそれに該当してました だがひょんなことから準専門分野の鈴木先生が国民目線で表現している本を知り
衝動買いした感じでした 開いて見ると何の拒否反応もなく読めて ちょっとずつ区切れているのもストレスにならず合間に読めるように編集されていて年金関連の現状が把握できました 結果今後の想定は容易になったが非常に芳しくない 多くの人が現状のシステム欠陥を知り改善を急がなければ・・・
関連省庁側の解説者や労務士などの著書はそれに該当してました だがひょんなことから準専門分野の鈴木先生が国民目線で表現している本を知り
衝動買いした感じでした 開いて見ると何の拒否反応もなく読めて ちょっとずつ区切れているのもストレスにならず合間に読めるように編集されていて年金関連の現状が把握できました 結果今後の想定は容易になったが非常に芳しくない 多くの人が現状のシステム欠陥を知り改善を急がなければ・・・
2017年8月6日に日本でレビュー済み
私は年金関係の本はかなり読んできた積もりですし、実務経験もあるのですが、当時うっかり見落としてしまった本の1つです。
本書は社会保険庁解体、日本年金機構発足直後、そして民主党政権も発足直後というタイミングで出された書籍ですが、
ちょうどその頃出ていた書籍や雑誌の多くが政治的意図を反映したものだったり、むやみに危機感を煽るものだったりしているものが多い中で、
しっかりと基礎を踏まえた上で問題点を的確に炙り出し、筆者なりの展望も提示しているという点でかなりの良書だと思います。
本書出版からはや7年、民主党政権時代も遥か過去のものとなり、その後のアベノミクスも行き詰まっている今日からみると、本書で炙り出された問題点の多くが今なお解決されておらず、むしろ状況が悪化している事にため息をつかずにはいられません。
折しも今月(2017年8月)より、改正年金機能強化法が施行され、本書で懸念が提示されていた受給資格期間の短縮(25年→10年)が始まりましたが、
さて現実はどのような推移を辿るでしょうか?
本書は年金制度にあまり詳しくない一般の方にもおすすめできますが、むしろ社労士の先生や年金アドバイザー、年金関係実務経験者が読むと、様々な感慨と共に、ため息も含めて味わいの深い本だと思います。
本書は社会保険庁解体、日本年金機構発足直後、そして民主党政権も発足直後というタイミングで出された書籍ですが、
ちょうどその頃出ていた書籍や雑誌の多くが政治的意図を反映したものだったり、むやみに危機感を煽るものだったりしているものが多い中で、
しっかりと基礎を踏まえた上で問題点を的確に炙り出し、筆者なりの展望も提示しているという点でかなりの良書だと思います。
本書出版からはや7年、民主党政権時代も遥か過去のものとなり、その後のアベノミクスも行き詰まっている今日からみると、本書で炙り出された問題点の多くが今なお解決されておらず、むしろ状況が悪化している事にため息をつかずにはいられません。
折しも今月(2017年8月)より、改正年金機能強化法が施行され、本書で懸念が提示されていた受給資格期間の短縮(25年→10年)が始まりましたが、
さて現実はどのような推移を辿るでしょうか?
本書は年金制度にあまり詳しくない一般の方にもおすすめできますが、むしろ社労士の先生や年金アドバイザー、年金関係実務経験者が読むと、様々な感慨と共に、ため息も含めて味わいの深い本だと思います。
2010年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
複雑かつ難しい専門用語で「不公平さ」を覆い隠す年金の真相を暴く良書です。一問一答形式で分かりやすく選挙の前にぜひ読みたい書籍です。
現在の年金制度は生まれ年によって支給される金額が違うという全く不公平な制度で職業によっても不公平があります。
年金問題の解決手段として、現役世代から高齢者へ資金移動をする形である自転車操業的な「賦課方式」から自分の将来の年金を自分で積立てるという「積立方式」への移行への戦略と、財源としては得をしている現在の年金受給者から、相続税として徴収するという提案はとても合理的で不公平感がないと思いました。
本書での表現を借りると「現在の高齢者への利益供与」と「負担の将来へのツケ回し」である年金制度を変えていくには若い方が勉強をし選挙に行く。高齢者にも子供や孫世代のために理解をしていただくことは必要です。まずは本書で学び第一歩を踏み出したいです。
巻末には自分の本当の年金額が分かるシートがあり、政府の非現実的な前提をもとにしたものと違って現実的な金額が試算できます。
現在の年金制度は生まれ年によって支給される金額が違うという全く不公平な制度で職業によっても不公平があります。
年金問題の解決手段として、現役世代から高齢者へ資金移動をする形である自転車操業的な「賦課方式」から自分の将来の年金を自分で積立てるという「積立方式」への移行への戦略と、財源としては得をしている現在の年金受給者から、相続税として徴収するという提案はとても合理的で不公平感がないと思いました。
本書での表現を借りると「現在の高齢者への利益供与」と「負担の将来へのツケ回し」である年金制度を変えていくには若い方が勉強をし選挙に行く。高齢者にも子供や孫世代のために理解をしていただくことは必要です。まずは本書で学び第一歩を踏み出したいです。
巻末には自分の本当の年金額が分かるシートがあり、政府の非現実的な前提をもとにしたものと違って現実的な金額が試算できます。
2014年7月19日に日本でレビュー済み
著者は、上智大学卒、日本銀行入社、退社後学習院大学教授の鈴木亘。
(2010.7.10 第1刷発行)
一問一答で、年金に対する誤解を解く、誰でもどこからでも読める一冊。
年金本も何冊か読んできたけれど、導入部分に歴史や成り立ち、国際的比較があって、そこからちょっとずつ難しいことが書かれているのが常だけれど、確かに本書みたいにQA方式で書いてくれると案外助かる。
年金は「難しい」固定観念があり、その疑問って大体みんな同じなので、それを読者目線で書いていて、今までの中でもかなりお勧めの部類だ。
例えば…
「有限賦課方式」:今ある積立金をさっさと取り崩してしまうこと。
「マクロ経済スライド」:年金の給付カットのこと。
など、詳しい説明は後に書かれているけれど、なんと分かりやすい。
本書題名の「もらえるのか?」であるが、答えは「もらえる」。
年金システム自体が破たんすることはないけれど、賦課方式に移行したことにより、昔のじいさんに比べたら貰える額は遥かに少ない。
そこに著者は警鐘をならしており、賦課方式→積立方式を提案している。
過去に『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~』(細野真宏、扶桑社、2009年)を読んで、「積立金があるし未納してる人なんて国民年金被保険者だし、全体から見れば5%だし、全然ウチらはもらえるやん」と思っていたんだけれど、未納問題は“些細”なことで、年金「破綻」とは全く別の次元の問題だし、積立金「100年安心プラン」が「破綻」していることがよくわかった。
財源が枯渇して賦課方式にしたけれど、想定以上の少子高齢化、生産労働人口減少…、収めた年金を運用して国民のモラルハザードを防いでいるんだから、もっと年金負担者(受給者)の身になって考えてほしいね。
2014/07 (11/98)
(2010.7.10 第1刷発行)
一問一答で、年金に対する誤解を解く、誰でもどこからでも読める一冊。
年金本も何冊か読んできたけれど、導入部分に歴史や成り立ち、国際的比較があって、そこからちょっとずつ難しいことが書かれているのが常だけれど、確かに本書みたいにQA方式で書いてくれると案外助かる。
年金は「難しい」固定観念があり、その疑問って大体みんな同じなので、それを読者目線で書いていて、今までの中でもかなりお勧めの部類だ。
例えば…
「有限賦課方式」:今ある積立金をさっさと取り崩してしまうこと。
「マクロ経済スライド」:年金の給付カットのこと。
など、詳しい説明は後に書かれているけれど、なんと分かりやすい。
本書題名の「もらえるのか?」であるが、答えは「もらえる」。
年金システム自体が破たんすることはないけれど、賦課方式に移行したことにより、昔のじいさんに比べたら貰える額は遥かに少ない。
そこに著者は警鐘をならしており、賦課方式→積立方式を提案している。
過去に『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~』(細野真宏、扶桑社、2009年)を読んで、「積立金があるし未納してる人なんて国民年金被保険者だし、全体から見れば5%だし、全然ウチらはもらえるやん」と思っていたんだけれど、未納問題は“些細”なことで、年金「破綻」とは全く別の次元の問題だし、積立金「100年安心プラン」が「破綻」していることがよくわかった。
財源が枯渇して賦課方式にしたけれど、想定以上の少子高齢化、生産労働人口減少…、収めた年金を運用して国民のモラルハザードを防いでいるんだから、もっと年金負担者(受給者)の身になって考えてほしいね。
2014/07 (11/98)





