江戸幕府が倒れて間もなく、パリに渡った侍がいた。激動の普仏戦争~パリ・コミューンの戦いを、日本刀を手に駆け抜けた男・前田正名。実話を基にした歴史エンターテインメント小説。ダ・ヴィンチ文学賞A.S.ゼロワングランプリ大賞受賞作。
2009年、物語の原案を募集するダ・ヴィンチ文学賞A.S.(アナザー・ステージ)ゼロワン・グランプリにおいて、本作の原案で大賞を受賞。ゲーム作家として活動するほか、スクウェア・エニックスより小説『emeth 人形遣いの島』を刊行している。本書のあと、他社からも続々小説刊行予定。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
月島/総記
1980年、北海道生まれ。会社員、プログラマー、期間工、ネットカフェ難民などを経て作家デビュー。小説、脚本、ゲームシナリオ、漫画原作などを手がける。2009年に「ダ・ヴィンチ文学賞A.S.(アナザーステージ)ゼロワングランプリ」で大賞を受賞した原案『巴里の侍』を、自ら小説化した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)