戦前に書かれたとは思えないほどの新しさである。
短歌などは、サラダ記念日などを書いた女性歌人よりよほど突出している
歌人、詩人である。
小説も短編に切れ味するどく、突然40歳くらいから書き始めたということだが、
天性の才能を感じさせる内容である。
そしてエロティックな印象を行間に漂わせてもいる。
岡本かの子 (ちくま日本文学) 文庫 – 2009/7/8
岡本 かの子
(著)
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本の長さ476ページ
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出版社筑摩書房
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発売日2009/7/8
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ISBN-104480425675
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ISBN-13978-4480425676
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商品の説明
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡本/かの子
1889‐1939。本名カノ。生家は神奈川県二子多摩川在の大地主。文学青年だった兄の影響で幼いころから文学に親しむ。跡見女学校を出て与謝野晶子に師事、「明星」「スバル」などに短歌を発表。画学生岡本一平と結婚、一平が漫画・漫文で時代の寵児となる一方、かの子は仏教を研鑽。のちに小説に専念。「鶴は病みき」以後、晩年の四年たらずの間に驚くべき量と質の作品をなしとげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1889‐1939。本名カノ。生家は神奈川県二子多摩川在の大地主。文学青年だった兄の影響で幼いころから文学に親しむ。跡見女学校を出て与謝野晶子に師事、「明星」「スバル」などに短歌を発表。画学生岡本一平と結婚、一平が漫画・漫文で時代の寵児となる一方、かの子は仏教を研鑽。のちに小説に専念。「鶴は病みき」以後、晩年の四年たらずの間に驚くべき量と質の作品をなしとげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2009/7/8)
- 発売日 : 2009/7/8
- 文庫 : 476ページ
- ISBN-10 : 4480425675
- ISBN-13 : 978-4480425676
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 189,506位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 28位日本文学の全集・選書
- - 43,198位文庫
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2012年8月11日に日本でレビュー済み
岡本かの子の代表作『家霊』『老妓抄』などの代表的な作品を含む短編と、歌集や太郎との手紙の一部なども収録されている充実の一冊です。
私はどの作品も大好きで、母として、女として、芸術家として、かの子という人の脈動が伝わってくるような気がします。私はやはり『家霊』がお気に入りで、料理屋にどじょう汁をもらうため、あの手この手を使う(!?)おじいさんには何度読んでもくすりと笑ってしまいます。こんなに日常のちょっとユニークな人を温かく描くのが、かの子の作品のすばらしさであると、個人的には思っています。
また、かの子の作品には、料理屋や食に関する話や描写も多く、その視点も台所に立つ母親の視点のようで親しみやすかったし、「いのちを食す」ということのおかしみやすごさなども考えさせられます。
私はどの作品も大好きで、母として、女として、芸術家として、かの子という人の脈動が伝わってくるような気がします。私はやはり『家霊』がお気に入りで、料理屋にどじょう汁をもらうため、あの手この手を使う(!?)おじいさんには何度読んでもくすりと笑ってしまいます。こんなに日常のちょっとユニークな人を温かく描くのが、かの子の作品のすばらしさであると、個人的には思っています。
また、かの子の作品には、料理屋や食に関する話や描写も多く、その視点も台所に立つ母親の視点のようで親しみやすかったし、「いのちを食す」ということのおかしみやすごさなども考えさせられます。