科学者、ノーベル医学賞受賞の山中博士の研究の経緯と横顔を知るためには、
大変、面白く良い本でした。
さて、一番の驚異は、遺伝子操作でハエの触角に目を作ったという写真でした。
人間にたとえるなら、4つ目男を作ったという様な話です。ビックリ!!!
また、受精卵を使用しないで、iPS細胞(皮膚から作った精子と卵子)で、
人間を作る事も可能な所に来ているそうです。これまた、驚異!!!
SF小説を超えて、人間は神の領域に入り、そこで一体、何をするのでしょう?
確かに、難病で苦しむ人々を救済する大きな力になるでしょうし、医学の進歩
にも繋がるでしょうが、、、、。
でも、そこから発生するかもしれない負の要因、、、、。
たとえば、遺伝子操作の技術の悪用など、色んな事を考えてみると
これは、ある意味恐怖でもあります。
だって、人間の先端技術が、自然界や人間に反撃する場面を我々は多く
体験し、見ているではないですか? たとえば、原発事故、、、、。
結局は、科学の進歩をどう生かして、どうコントロールしてゆくか?
そんな論点も欲しかったです。
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