この物語の“標準的な”楽しみ方は、主人公の男の子・光が当初はのぞみとの知恵比べ(とはいっても、 所詮は小学生なので他愛もないものなのだが)に敗れて、のちには浅間クンに迫られて、右往左往する様子を楽しむ、という読み方である。
もちろん「本物ののぞみちゃんの成長を描いた作品」として読むこともできるが、じつは、単行本の表紙をはじめ、単行本収録の扉絵集でののぞみちゃん単独の絵はすべて影武者・光なので(「本物ののぞみ」と「ニセのぞみ=光」の区別の方法は、発見できた人だけのお楽しみ♪)、やはり私は、 主人公は光のほうだと思う。
女性のかたで「男には負けたくない」というガッツのある方、また、男性のかたでも、男が女の尻に敷かれるのもまた一興、というかたにはぜひともお勧めしたい。ただし、「女は女らしく」あるいは 「女が優位なんて、男の沽券にかかわる」と考える向きのかたは、読んでも面白くないと思う。近年のやぶうち先生の作品は読者を選ぶものが多いので…
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。

1分以内にKindleで 少女少年(6) (てんとう虫コミックススペシャル) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。