この漫画の作者である日本橋ヨヲコ氏は過去作の「G戦場ヘヴンズドア」等でも顕著なように、とにかく登場人物の「群像劇」によって作品世界を魅力的に描くことに特化した作家である。なので、「少女ファイト」においてもバレーボールというスポーツに向き合う少女達の心の動きを、時に繊細に時にダイナミックに表現していることが他のバレーボール漫画には無い、この作品独自の魅力だと自分は思っている。
今巻については、1巻から描かれてきたバレーボールに向き合う少女達の「群像劇」がまさにクライマックスを迎えようとしているのを感じるとともに、「彼女」の過去のエピソードに戦慄を感じ、同時に「彼女」の目的を考察して今後の展開に恐怖している自分がいる。
そう、「少女ファイト」17巻はまさに「彼女」の話の始まりであるとともにこの作品のクライマックスの序章でもある。「彼女」が正反対の存在である大石練に対してどう行動するのか、その結果練や学達は何を想いどう向き合っていくのか。何よりこの作品の中で1番異質な存在である「彼女」の物語の結末がどこに向かうのかがとても気になる。
1巻からこの漫画を楽しんでいる人間としては次巻が、そしてこの作品の結末がとても楽しみになった17巻でした。
普通のスポーツ漫画が好きな人より、台詞の多い登場人物のドラマ重視の漫画が好きな人の方が楽しめると個人的には思います。
1巻から17巻まで、じっくり読んでバレーボールに向き合う彼女達の生き様を味わうのがおすすめです。
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日本橋ヨヲコ
(著)
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2020/7/22
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ファイルサイズ94755 KB
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カスタマーレビュー
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星5つ中の4.8
135 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月23日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
↑この身もフタもない声明に「はあ?!」ってなる方もおられるかもですが、ぼくはガッツリ腑に落ちました。
【少女ファイト=少女(が人の助けを借りながら自分の弱さと)闘う】
日本橋さんが描きたいのはそこなんだなと。バレーボールは、それを引き立たせるための手段にすぎない。
心がつながる=ボールがつながる。本巻では、練に励まされた小田切がセッターとしてまたひとつ進化するシーン。あるいは、敵である亜莉までもが練に力をもらい超絶レシーブを決めつつ、人として一皮むけるシーン。
そう考えると、練はいつの間にか自分の弱さを克服して与える側にまわったんですね。全日本の合宿を経てキャプテンに選ばれたあたりでしょうか。連載当初の弱い彼女を思い返すと、人はいかようにも変われるのだと勇気をもらいます。
ここ数巻ややこしい伏線が張りめぐらされてましたが、本巻で一気に渦を巻いて合流し始めました。18巻も楽しみです(^^)
【少女ファイト=少女(が人の助けを借りながら自分の弱さと)闘う】
日本橋さんが描きたいのはそこなんだなと。バレーボールは、それを引き立たせるための手段にすぎない。
心がつながる=ボールがつながる。本巻では、練に励まされた小田切がセッターとしてまたひとつ進化するシーン。あるいは、敵である亜莉までもが練に力をもらい超絶レシーブを決めつつ、人として一皮むけるシーン。
そう考えると、練はいつの間にか自分の弱さを克服して与える側にまわったんですね。全日本の合宿を経てキャプテンに選ばれたあたりでしょうか。連載当初の弱い彼女を思い返すと、人はいかようにも変われるのだと勇気をもらいます。
ここ数巻ややこしい伏線が張りめぐらされてましたが、本巻で一気に渦を巻いて合流し始めました。18巻も楽しみです(^^)
2020年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遅ればせなながら、余りの密度に思わずレビュー。
すごい展開です。
この本、バレー漫画ですよね?
精神科医や、哲学者の著作ではないですよね?
練を付け狙っていた青磁高校の摩耶が、いわゆる「サイコパス」だと思われることが今巻で判明。
衝動的で欲望に忠実、倫理観が欠如していて痛みや緊張を感じない彼女は、爬虫類のような冷徹さで大石練を追い詰めていく。
しかも、大石を「負かす」のではなく、彼女を「勝たせる」のが摩耶の望み。
その先に、一体どんな目的があるのだろうか?
おそらく、健常な人間には理解しがたい、彼女なりの練への「愛」がそこにはあるのだと思われる。
そして、その摩耶の「分析」を依頼されたチームメイトの亜莉が、その過程で「心」を芽生えさせる描写には鳥肌が立った。
この亜莉もやや特殊な人格特性をもつ少女で、極めて高い知的能力と、他者に対する共感の低さが見られる。
(何しろ、ある時点まで「他者に心がある」ことが分からなかったのだ)
こうした歪さを抱える少女達(おそらく唯隆子や小田切も、多かれ少なかれ心にアンバランスを抱えている)が、「姉の死によって心に大きな欠損を負った」大石練に心惹かれ、執着するのがこの『少女ファイト』だったのだ。
そして何より、裏で全ての糸を操っていた三國会長が、意外と面倒見の「いい人」だったことが発覚。
何となく予定調和な気もするが、ちょっとすがすがしい。
決勝戦(きっと黒曜谷と白雲山の試合ですかね)はどうなることやら…
続きが気になって夜も眠れない。
すごい展開です。
この本、バレー漫画ですよね?
精神科医や、哲学者の著作ではないですよね?
練を付け狙っていた青磁高校の摩耶が、いわゆる「サイコパス」だと思われることが今巻で判明。
衝動的で欲望に忠実、倫理観が欠如していて痛みや緊張を感じない彼女は、爬虫類のような冷徹さで大石練を追い詰めていく。
しかも、大石を「負かす」のではなく、彼女を「勝たせる」のが摩耶の望み。
その先に、一体どんな目的があるのだろうか?
おそらく、健常な人間には理解しがたい、彼女なりの練への「愛」がそこにはあるのだと思われる。
そして、その摩耶の「分析」を依頼されたチームメイトの亜莉が、その過程で「心」を芽生えさせる描写には鳥肌が立った。
この亜莉もやや特殊な人格特性をもつ少女で、極めて高い知的能力と、他者に対する共感の低さが見られる。
(何しろ、ある時点まで「他者に心がある」ことが分からなかったのだ)
こうした歪さを抱える少女達(おそらく唯隆子や小田切も、多かれ少なかれ心にアンバランスを抱えている)が、「姉の死によって心に大きな欠損を負った」大石練に心惹かれ、執着するのがこの『少女ファイト』だったのだ。
そして何より、裏で全ての糸を操っていた三國会長が、意外と面倒見の「いい人」だったことが発覚。
何となく予定調和な気もするが、ちょっとすがすがしい。
決勝戦(きっと黒曜谷と白雲山の試合ですかね)はどうなることやら…
続きが気になって夜も眠れない。
2020年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プラ解をヤングマガジンで大学一年生の時に読んでから、気がついたら23年。
私が単行本が出る度に必ず書い続けている唯一の作家さんの最新作。
複雑な人間関係、要素が絡まりあい下手したら話が何処に進んでいくのか分からなくなりそうな情報量を漫画的腕力で整理している。
アベンジャーズ で言えばインフィニティウォーのようなテンション(笑)。
春高クライマックスで、どんなエンドゲームが待っているか、次巻が待ちきれない。
私が単行本が出る度に必ず書い続けている唯一の作家さんの最新作。
複雑な人間関係、要素が絡まりあい下手したら話が何処に進んでいくのか分からなくなりそうな情報量を漫画的腕力で整理している。
アベンジャーズ で言えばインフィニティウォーのようなテンション(笑)。
春高クライマックスで、どんなエンドゲームが待っているか、次巻が待ちきれない。
