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対話型組織開発――その理論的系譜と実践 単行本(ソフトカバー) – 2018/7/4
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「診断型」から「対話型」へ
組織開発の新潮流、到来――。
従来の組織開発とは異なる発想や手法の存在を見出した編著者二人は、2009年に「対話型組織開発」を提唱。以来、各界から大きな注目と支持を集めている新コンセプト「対話型組織開発」の初の専門書にして決定版がついに邦訳!
[原題] Dialogic Organization Development: The Theory and Practice of Transformational Change
組織とは、意味を形成するシステムである。
なぜいま対話なのか? 対話によって何が変わるか? 対話をいかに行うか?
組織開発のフロンティアを往く21人の知見とビジョンを凝縮。
個人と集団の可能性を信じる実践者に贈る、最前線の組織論。
▼社会背景、理論、実践法を網羅的に解説。
U理論、学習する組織、ワールドカフェ…「対話で組織を変える手法」が日本でも定着。「なぜいま対話か?」「対話で何が変わるか?」「対話をどう実践するか?」を深く理解できる。
▼実践者21人の「最先端の知」を凝縮。
対話型組織開発の先駆者たちが試行錯誤し見出した、日本未発表の概念や手法も満載。また、一部署の変革から全社改革まで多彩な事例も魅力。組織論のフロンティアを学べる。
▼読者の理解と実践を助ける付録も充実。
重要用語の訳者注釈、各章末の引用文献、巻末の索引、訳者による「まえがき」「あとがき」を収録。初学者から専門家まで必携の内容。
▼OST、アプリシエイティブ・インクワイアリー、ワールドカフェの創始者たちも絶賛。
「時代を見抜く洞察力をもって、私たちが今直面している問題に力強く切り込んでいる」
――ハリソン・オーウェン(オープン・スペース・テクノロジー創始者)
「民主的で対話的で、人々の協働によって生み出される、完全に人間中心の組織というODの原点に立ち返る一冊」
――デビッド・クーパーライダー(アプリシエイティブ・インクワイアリー創始者)
「会話を変え、それによって未来を変えることで、組織とコミュニティを活性化するという可能性に満ちた新領域を切り開いた」
――アニータ・ブラウン(ワールド・カフェ創始者)
「日本の研究者や実務者にとって、組織変革の理論と実践の最新動向が理解できる極めて貴重な一冊」
――津村俊充(南山大学名誉教授)
「ODを学ぶ人々、経験豊富なコンサルタント、チェンジリーダーにとって珠玉の一冊」
――西川耕平(甲南大学教授)
「対話型ODの起源、根本的な前提、重要な実践を深くかつ完全に記述した最初の唯一の一冊」
――中村和彦(南山大学教授)
- 本の長さ648ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2018/7/4
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104862762301
- ISBN-13978-4862762306
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出版社より


「診断型」から「対話型」へ。組織開発の新潮流、到来――。
なぜいま対話なのか? 対話によって何が変わるか? 対話をいかに行うか? 組織開発のフロンティアを往く21人の知見とビジョンを凝縮。個人と集団の可能性を信じる実践者に贈る、最前線の組織論。各界から大きな注目と支持を集めている新コンセプト「対話型組織開発」の初の専門書にして決定版がついに邦訳!
著者: ジャルヴァース・R・ブッシュ Gervase R. Bushe
サイモンフレイザー大学ビジネススクール教授。専門はリーダーシップと組織開発。組織の構造や文化、プロセスを、指示コントロール型から、より協働的なありように転換していく過程の実践と研究に30年以上にわたり従事。組織の変革にアプリシエイティブ・インクワイアリーを実施する研究で国際的に知られている。これまで100以上の論文と3冊の書籍を執筆し、著書Clear Leadershipは6か国語に翻訳。2017年のイギリスのHRマガジンでは「最も影響力のあるHR思想家30人」に選出された。
著者: ロバート・J・マーシャク Robert J. Marshak
アメリカン大学公共政策大学院ODプログラム名誉上級研究員。組織開発コンサルタントとして40年以上にわたり活躍している。コンサルティングおよび組織変革について90本以上の論文と3冊の書籍を執筆。著書にCovert Processes at Workなど。米国OD Network生涯功労賞、Academy of Management優秀教育者賞を受賞。米国政府の政策及び経営分析の上級管理職を歴任。
商品の説明
出版社からのコメント
(以下、「訳者まえがき」より一部抜粋)
本書の随所に、次のような過程が紹介されている。すなわち、対話を通して、これまでの見方や前提、支配的な語られ方に創造的破壊が起き、自分たちの見方や前提に対する見直しと意味の形成がなされ、その過程で立ち現れる創発を通してイノベーションが起こる、という過程である。こうしたマインドセットは、ODの実践者だけではなく、人事担当者やあらゆる層のマネジャーにとっても有用である。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
[編著者]
ジャルヴァース・R・ブッシュ Gervase R. Bushe
サイモンフレイザー大学ビジネススクール教授。専門はリーダーシップと組織開発。組織の構造や文化、プロセスを、指示コントロール型から、より協働的なありように転換していく過程の実践と研究に30年以上にわたり従事。組織の変革にアプリシエイティブ・インクワイアリーを実施する研究で国際的に知られている。これまで100以上の論文と3冊の書籍を執筆し、著書Clear Leadershipは6か国語に翻訳。2017年のイギリスのHRマガジンでは「最も影響力のあるHR思想家30人」に選出された。
ロバート・J・マーシャク Robert J. Marshak
アメリカン大学公共政策大学院ODプログラム名誉上級研究員。組織開発コンサルタントとして40年以上にわたり活躍している。コンサルティングおよび組織変革について90本以上の論文と3冊の書籍を執筆。著書にCovert Processes at Workなど。米国OD Network生涯功労賞、Academy of Management優秀教育者賞を受賞。米国政府の政策及び経営分析の上級管理職を歴任。
[訳者]
中村和彦 Kazuhiko Nakamura
南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。組織開発実践者のトレーニングやコンサルティングを通して様々な現場の支援に携わるとともに、実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む。著書に『入門 組織開発』(光文社)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サイモンフレイザー大学ビジネススクール教授。専門はリーダーシップと組織開発。組織の構造や文化、プロセスを、指示コントロール型から、より協働的なありように転換していく過程の実践と研究に30年以上にわたり従事。組織の変革にアプリシエイティブ・インクワイアリーを実施する研究で国際的に知られている。2017年のイギリスのHRマガジンでは、「最も影響力のあるHR思想家30人」に選出された
マーシャク,ロバート・J.
アメリカン大学公共政策大学院ODプログラム名誉上級研究員。組織開発コンサルタントとして40年以上にわたり活躍している。コンサルティングおよび組織変革について90本以上の論文と3冊の書籍を執筆。著書にCovert Processes at Workなど。米国OD Network生涯功労賞、Academy of Management優秀教育者賞を受賞。米国政府の政策及び経営分析の上級管理職を歴任
中村/和彦
南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。組織開発実践者のトレーニングやコンサルティングを通して様々な現場の支援に携わるとともに、実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2018/7/4)
- 発売日 : 2018/7/4
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 648ページ
- ISBN-10 : 4862762301
- ISBN-13 : 978-4862762306
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 161,530位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 48位経営診断
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この本が想定しているメイン読者は経営学を学ぶ方や経営者・管理者層、コンサル職でしょうか。社会学、「学習する組織」「コーチング」について浅い知識しかない私にはやや難しく感じました。(特に前半の理論編)
手っ取り早く職場を改善したいと考えていたので、ⅲ部の実践編以降を重点的に読みました。こちらは事例が豊富で、どのように対話型組織開発を実践していくのかイメージが湧きやすかったです。
また、目次や著者一覧から興味の惹かれた章を読んでいきました。内容としては抽象的で難しいですが、文章(文体)自体はとても読みやすいと思います。
とにかくボリューミーで網羅的ですので、今後より詳しく知りたいとなった時、辞書的に活用するのが良い気がしています。初心者の私はまずは訳者の方の本などを読んでみようと思いました。
4年前にコーチングをはじめ、システムコーチング、リーダーシップサークル、体験学習、プロセスコンサルテーションを中心に、U理論、ホールシステムアプローチ、AI、フーチャーサーチ、ワールドカフェなどにもふれながら、人や組織の成長や変容の支援に携わったきた。
「プロセス」という灯を頼りに鬱蒼とした森を巡ってきた者にとって、この書は、今どこにいるのかを明示してくれたように思う。このまま歩んでいっていいのだという気持ちが沸き起こってきた。
640ページにものぼるこの分厚い書には、世界の対話型組織開発のトップランナーたちの手になる研究や実践の足跡が、願いや夢とともに惜しみなく披露されている。
共著であるが、世間によくあるようなバラバラ感はない。対話型組織開発手法を用いたのではないかと思われるほど、内容は一を持って貫かれている。
日本語訳もこなれている。組織開発の日本のトップランナーの一人である中村先生は原著をきっちりとわかりやすい日本語に噛み砕いている。関連する分野の有識者ともすり合わせたわかりやすい用語解説も冒頭に位置し、初めて対話型組織開発に接する人にも手がかりを与えている。
とはいえ、この書は対話型組織開発の入門書ではない。これまで何らかの形でこれに関わっている読者のための、歴史や理論を踏まえた、実践の書である。
この書に触発され、組織と組織化、変革プロセスとチェンジエージェント、並びにリーダーシップとコンサルティングのそれぞれの本質について、多くの読者の語り合う場が創出されることは想像に難くない。
600ページを超える大著で、軽く通読できるわけではありませんが、手元に置いて、おりおりの問題意識に応じて読み返すことで、一生ものの財産になります。
全世界の研究者、コンサルタントによる論文集ですが、言葉や体裁が統一され、それぞれの内容がつながりつつ、絶妙に独立しています。
従って、訳者によるていねいなまえがき、シャイン氏による序文、編著者による「序論および概要」に目を通せば、あとは、好きなところを拾い読みするという読み方もできます。
対話型組織開発の手法として、アルファベット順に、アート・オブ・コンヴィーニングからワールド・カフェまで40個のリストが紹介されてはいますが、本書中では個別手法の解説はなく、対話型組織開発を「効果的に用いる際に必要となる根本的な理論と手法」について論じています。また、後半には、多様なケーススタディが解説つきで紹介されていますので、実践のよいガイドにもなっています。
ていねいに作られた構成、練られた内容から、本書そのものが、対話型組織開発において重要な「プロセス設計」の良きサンプルと言えるのでしょう。
カウンセリング論やコーチング論を軽くかじった程度の知識では
読み進むのにもなかなか骨が折れた。
また、各章ごとに筆者が変わり、
大筋がガラリと変わることはないが
少し読みづらい気もした。
ODの歴史から実践まで実に細かく論理的に書かれており、
対話型組織開発の入門書ではなく専門書であると感じた。
各章で筆者がことなるので、気になるところだけ再読するのに都合がよく、
参考文献も細かく掲載されているので
本書を基本として対話型組織開発を学ぶのには良書であると思う。
実際、本書を読み進め「対話型組織開発」という用語を自分で咀嚼するには、少し難しさを感じました。私の主観的な解釈になりますが、「対話型組織開発」とは人々の語り方や会話のパターンを「変容すること」で組織も「変容すること」が可能であるという考えを基盤とした組織開発であると想います。「どんな意味づけをするかで組織は変わる」と考えるのが対話型組織開発だとも考えられます。
組織にいるメンバーがただ漠然と会話をしているだけでは、変容は起こらないので、組織メンバーの本音の感情の交流が鍵になるとも考えられます。メンバーの組織内での不安感を下げ、存在感を高めるアプローチを感情交流を通して実施すれば、意味づけを変えることが可能になるのではないかと私は思います。
いずれにせよ、自分の所属する組織の可能性を諦めない方には、今後長く読み継がれていく書籍になるのではないかと思います。