ほんの数十年前まで知られていなかった花粉症・アレルギー疾患・喘息・炎症性腸疾患などがありふれてきた。
現代の我々はかつてないほど清潔で快適な生活を送っている。ワクチンや抗生物質のおかげで結核症といった恐ろしい
感染症から解放された。だがそのおかげで腸内の細菌やウイルス・寄生虫を絶滅させ、この内なる生態系を崩壊させたことが
花粉症などが増えてきた原因である。
実際に炎症性腸疾患で苦しんでいる人が寄生虫を体内で飼うことで、その症状が劇的に改善している症例もあり驚かされた。
寄生虫に触れ合う年齢によっても、農場で暮らした方がいろんな菌と触れ合うことによっても症状が出たりでなかったりする。
寄生虫自体のイメージは悪いものとなりがちだが、人を助けてくれる存在でもあると知られたのは良かった。
しかも治療目的で寄生虫がビジネスになっているのだ!!
ページ数が多く、内容は全部把握しきれない。重複しているような印象が受けた。
もう少し内容をコンパクトにした方がいいと思った。
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寄生虫なき病 単行本 – 2014/3/17
カバー写真の恐ろしげな生物。これは「アメリカ鉤虫」といって、かつて米国で猛威をふるった寄生虫だ。米国では現在は根絶されたこの寄生者に、著者はわざわざメキシコへ赴いて感染しようとする――。なぜか? 著者は「自己免疫疾患の全身脱毛症」ほか、数々のアレルギーを患っている。有効な治療法はない。しかし、こうした自己免疫性の病の治療法として、この寄生虫が売買されているというのだ。サイエンスライターの著者は、自らこの療法に挑むとともに、寄生者と病の関係についての果てしない探究に乗り出した。
かつて人間は体内に必ず多くの寄生虫、細菌、ウイルスを持っていた。だが近代、公衆衛生は劇的に向上し、それらは駆逐され、感染症は激減した。しかし、一部の科学者はそれに反比例するように新たな病が増えていることに気づいていた。花粉症、喘息、アレルギー、そして自己免疫疾患。クローン病、多発性硬化症といった聞きなれない病が明らかに増加している。これらの出来事には関連があるのだろうか? 「寄生者の不在」が、我々の体内の免疫反応のバランスを乱し、病をもたらしているのだろうか?
著者は8500本にも及ぶ研究を渉猟し、多くの科学者にインタビューを重ねて、この疑問に迫る。各々の病の専門家たちが予感しつつも見出しえなかった、連鎖する「不在の病」の全貌が徐々に見えてくる――! そして著者自身の寄生虫療法の結末は!?
まさに「すぐそこにある」人類の危機があますところなく描き出される。解説の福岡伸一氏も「現時点での決定版的解説書。私たちの清潔幻想に警鐘を鳴らす問題作だ」と驚嘆する、超大作科学ノンフィクション!
かつて人間は体内に必ず多くの寄生虫、細菌、ウイルスを持っていた。だが近代、公衆衛生は劇的に向上し、それらは駆逐され、感染症は激減した。しかし、一部の科学者はそれに反比例するように新たな病が増えていることに気づいていた。花粉症、喘息、アレルギー、そして自己免疫疾患。クローン病、多発性硬化症といった聞きなれない病が明らかに増加している。これらの出来事には関連があるのだろうか? 「寄生者の不在」が、我々の体内の免疫反応のバランスを乱し、病をもたらしているのだろうか?
著者は8500本にも及ぶ研究を渉猟し、多くの科学者にインタビューを重ねて、この疑問に迫る。各々の病の専門家たちが予感しつつも見出しえなかった、連鎖する「不在の病」の全貌が徐々に見えてくる――! そして著者自身の寄生虫療法の結末は!?
まさに「すぐそこにある」人類の危機があますところなく描き出される。解説の福岡伸一氏も「現時点での決定版的解説書。私たちの清潔幻想に警鐘を鳴らす問題作だ」と驚嘆する、超大作科学ノンフィクション!
- 本の長さ507ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2014/3/17
- ISBN-104163900357
- ISBN-13978-4163900353
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
寄生虫、細菌、ウイルス。彼らを駆逐する公衆衛生の向上によって、確かに感染症は激減した。しかし、一部の科学者たちは、まるでそれと反比例するように新たな病が増えていることに気づいていた。花粉症、喘息、アレルギー、そして自己免疫疾患。これらの病は、果たして「寄生者不在」によるバランスの乱れが原因なのだろうか?自らも自己免疫疾患を患う著者は、あらゆるジャンルの膨大な研究とインタビューから、「寄生者不在の病」の全貌に迫ってゆく。そして、ついには自ら寄生虫を腸内に感染させる治療法に挑んだ。果たしてその結末は?
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ベラスケス=マノフ,モイセズ
コロンビア大学大学院のジャーナリズム科でサイエンス・ライティングを専攻した科学ジャーナリスト。『ニューヨークタイムズマガジン』誌、『シカゴ・トリビューン』紙などに寄稿する。自己免疫疾患を患い、寄生虫・細菌・ウイルスと免疫の関係を調査。論文8500本にも及ぶ膨大な研究を渉猟し、自ら寄生虫感染療法を試みて、初の著書となる『寄生虫なき病』を書きあげた
赤根/洋子
翻訳家。早稲田大学大学院修士課程修了(ドイツ文学)
福岡/伸一
生物学者。1959年東京都生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
コロンビア大学大学院のジャーナリズム科でサイエンス・ライティングを専攻した科学ジャーナリスト。『ニューヨークタイムズマガジン』誌、『シカゴ・トリビューン』紙などに寄稿する。自己免疫疾患を患い、寄生虫・細菌・ウイルスと免疫の関係を調査。論文8500本にも及ぶ膨大な研究を渉猟し、自ら寄生虫感染療法を試みて、初の著書となる『寄生虫なき病』を書きあげた
赤根/洋子
翻訳家。早稲田大学大学院修士課程修了(ドイツ文学)
福岡/伸一
生物学者。1959年東京都生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2014/3/17)
- 発売日 : 2014/3/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 507ページ
- ISBN-10 : 4163900357
- ISBN-13 : 978-4163900353
- Amazon 売れ筋ランキング: - 170,794位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2016年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一章を読み始めてすぐに、藤田紘一郎(元東京医科歯科大学医学部教授)の名前が出た。1990年代、アトピー性皮膚炎で苦しむ日本の子供と比べ、寄生虫に感染していたボルネオの子供にはアトピーもアレルギーも無いことに気がつき、15年間、自分の腸にサナダムシを飼育したらしい。その効果なのか「花粉症が治り、肌もきれいになった」と、2011年、彼は「現代の過度な清潔は健康に悪い」と主張し、食品安全ネットワーク(イカリ消毒㈱)を敵に回し、補助金提供のスポンサーから見放された。その翌年の2002年に、フランスの科学者ジャン・フランソワ・バックが、1950年以降に感染症(A型肝炎、麻疹、おたふく風邪、結核)が漸減する一方、1980年からアレルギー性疾患(多発性硬化症、喘息、アトピー)が増加していると発表し、「衛生仮説」が世界的に認知され始めた。
私には、3人の子供がいる。長男は、小学生の時から喘息と食物アレルギーが酷く、長女は、アトピー性皮膚炎で体中を掻きむしって血だらけになっていた。2000年から2010年の10年間は、皮膚科へ通い、海水治療、温泉治療へ連れて行き、なんとかして苦痛を和らげようと試みていた。ところが、次女はまったくアレルギーとは無縁だった。本書を読んで、「まさかあれが…」。次女が幼稚園に通い始めてすぐに、妻が幼稚園の友人の勧めで有機無農薬野菜の購入を始めた。暫くして、次女の肛門から寄生虫が這い出しているのに気が付いた。次女も含め家族全員、駆虫剤で治療したのだが、それ以降、長男、長女の症状が軽くなった。その時は、成長によって自然に症状が収まったのだろうと納得していた。今から思えば、子供が風邪で熱を出して医者へ連れて行くと、必ず抗生物質を渡された。また、抗生物質を多量に使った肉も関係しているかもしれない。
著者は、アレルギー性疾患だけでなく、マラリア、ガン、うつ病、自閉症の精神疾患、など、まさかと疑ってしまうような病気と、寄生虫が、自己免疫疾患という中間的疾患を介して、強く関係していることを、8,500以上の論文や要約を調査して科学的根拠を示そうと試みた。本書の要点を、以下の二点に絞れる。
1.衛生仮説 ⇒ 農場効果・寄生虫療法 :アレルギー疾患に苦しむ著者は、藤田と同じように、無認可の寄生虫治療を自分の体で実験した。そして、良好な結果を得た。
2.腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう 腸内フローラ)⇒ 糞便移植 :体内生態系は、100兆匹の微生物 (1万種)が、 60兆個のヒト細胞と共生し合っている。この数から言えることは、人体が微生物に寄生していると考えるべきだろう。人間の便を構成する成分は、水分(60%)を除くと、細菌類(10%〜15%)と腸壁細胞(15%〜20%)であり、食べ物の残滓およそ5%に過ぎない。健康な人の糞便に含まれる微生物を、第2の脳と言われる神経系を持つ腸へ移植することは、消化系だけでなく、免疫系、精神疾患にも効果がありそうだ。
私には、3人の子供がいる。長男は、小学生の時から喘息と食物アレルギーが酷く、長女は、アトピー性皮膚炎で体中を掻きむしって血だらけになっていた。2000年から2010年の10年間は、皮膚科へ通い、海水治療、温泉治療へ連れて行き、なんとかして苦痛を和らげようと試みていた。ところが、次女はまったくアレルギーとは無縁だった。本書を読んで、「まさかあれが…」。次女が幼稚園に通い始めてすぐに、妻が幼稚園の友人の勧めで有機無農薬野菜の購入を始めた。暫くして、次女の肛門から寄生虫が這い出しているのに気が付いた。次女も含め家族全員、駆虫剤で治療したのだが、それ以降、長男、長女の症状が軽くなった。その時は、成長によって自然に症状が収まったのだろうと納得していた。今から思えば、子供が風邪で熱を出して医者へ連れて行くと、必ず抗生物質を渡された。また、抗生物質を多量に使った肉も関係しているかもしれない。
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1.衛生仮説 ⇒ 農場効果・寄生虫療法 :アレルギー疾患に苦しむ著者は、藤田と同じように、無認可の寄生虫治療を自分の体で実験した。そして、良好な結果を得た。
2.腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう 腸内フローラ)⇒ 糞便移植 :体内生態系は、100兆匹の微生物 (1万種)が、 60兆個のヒト細胞と共生し合っている。この数から言えることは、人体が微生物に寄生していると考えるべきだろう。人間の便を構成する成分は、水分(60%)を除くと、細菌類(10%〜15%)と腸壁細胞(15%〜20%)であり、食べ物の残滓およそ5%に過ぎない。健康な人の糞便に含まれる微生物を、第2の脳と言われる神経系を持つ腸へ移植することは、消化系だけでなく、免疫系、精神疾患にも効果がありそうだ。
2020年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前新聞のコラムで紹介されていて、図書館で借りて読みました。とても良い本です。私も喘息などアレルギー疾患があります。コロナで自己免疫について再考したいと思い購入しました。
本の状態もとてもきれいで、すぐに届きました。ありがとうございました。
本の状態もとてもきれいで、すぐに届きました。ありがとうございました。







