パクサラさんの家族は、(韓国人は、か?)、パワフルだな!花見に行き、ビンで殴って流血事件。警察呼ばれる。親戚が集まると、常に喧嘩が御約束(爆)。
チェジュド4.3事件は、韓国さえだんまりしていて、近年慰霊祭を行うようになったぐらいなので、そういったことを語っているのは貴重だと思います。チェジュドからたくさん日本にやってきているという事実も、あまり日本では知られていないのでは?と思います。
パクサラさんは、エスノグラフィーが専門ですが、そういった学問の小難しさなく、笑いもとれるような、読み物なのではと思います。
家(チベ)の歴史を書く (単行本) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2018/9/14
朴 沙羅
(著)
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本の長さ320ページ
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言語日本語
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出版社筑摩書房
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発売日2018/9/14
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ISBN-104480818480
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ISBN-13978-4480818485
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「私の家族は、いつどうやって、なぜ日本に来たのだろう」「個人の人生を、どうしたら歴史として残せるのだろう」家族への親愛と歴史への洞察に満ちた、ある家の記録。
著者について
1984年生まれ。専攻は歴史社会学。立命館大学国際関係学部准教授を経て神戸大学大学院国際文化学研究科講師。単著に『外国人をつくりだす――戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』(ナカニシヤ出版)、編著に『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版)、訳書にポルテッリ『オーラルヒストリーとは何か』(水声社)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
朴/沙羅
1984年生まれ。専攻は歴史社会学。立命館大学国際関係学部准教授を経て神戸大学大学院国際文化学研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1984年生まれ。専攻は歴史社会学。立命館大学国際関係学部准教授を経て神戸大学大学院国際文化学研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2018/9/14)
- 発売日 : 2018/9/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 320ページ
- ISBN-10 : 4480818480
- ISBN-13 : 978-4480818485
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 59,689位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 680位歴史・時代小説 (本)
- - 5,435位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2018年12月1日に日本でレビュー済み
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10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年10月26日に日本でレビュー済み
本書の「はじめに」の一行目にこうある。
・自分の親戚がどうやら「面白い」らしいことは知っていた。
この段階で「面白いものが読めそう」感が漂う。
内容は在日コリアン三世の著者による在日一世へのインタビューとそれについての考察で、形式的には社会学における「生活史」の様をとっている。ただ、そのインタビュイーたちが著者の親族というのが本書の特徴でありテーマでもある。著者の父は10人きょうだい(六男四女)の末っ子。ドキュメントの対象は叔母さん(次女)、叔母さん(次女)の夫、叔父さん(三男)、叔母さん(四女)の四人で、みな済州島生まれでその後大阪へ渡ってきた。
済州島では1948年から54年にかけて「四・三事件」という虐殺が起きている。これをひとつのキーにして、彼らがなぜ大阪に来たのか?どうやって大阪に来たのか?大阪にきてどんなふうに生きてきたのか?を、本書は形にしていく。
これがめっさ面白い。
過去と現在は地続きであり、それがつながると色彩がモノクロームからカラーになることが伝わってくる。レイヤーも「叔父さん叔母さんと姪っ子」「研究者とその対象」「そのふたつの立場で逡巡する自分」と3つあって、こういうのはあまり読んだことがない。
次女はポジティブシンキングでなんでも楽しむし、次女の夫は嘘はつかないが隠し事が多そうな感じだし、三男はいかつい中に華がある人だしと、強烈キャラの渋滞が起こるが、なによりインパクトがあったのは、他のきょうだいが「聞く必要もないんやないか」と言っていた四女なのだった。
四女は言う。「初めて机の上座ったときはうれしかった」と。その人の一番下の弟はきょうだいの中でただひとり大学へ進学し、姪っ子(著者)は博士になった。同じ両親から生まれたきょうだいなのに、運命ってのはどういうサジ加減で決まるのかなあと考えずにはいられなかった。
著者はあとがきでこう語る。「(本書を書く動機を述べた後)そしてそれ以上に、私は単に面白かった」と。私も読んでてめっさ面白かった。「他のきょうだいもぜんぶ読みたい」と思ったのは私だけでないはず。
・自分の親戚がどうやら「面白い」らしいことは知っていた。
この段階で「面白いものが読めそう」感が漂う。
内容は在日コリアン三世の著者による在日一世へのインタビューとそれについての考察で、形式的には社会学における「生活史」の様をとっている。ただ、そのインタビュイーたちが著者の親族というのが本書の特徴でありテーマでもある。著者の父は10人きょうだい(六男四女)の末っ子。ドキュメントの対象は叔母さん(次女)、叔母さん(次女)の夫、叔父さん(三男)、叔母さん(四女)の四人で、みな済州島生まれでその後大阪へ渡ってきた。
済州島では1948年から54年にかけて「四・三事件」という虐殺が起きている。これをひとつのキーにして、彼らがなぜ大阪に来たのか?どうやって大阪に来たのか?大阪にきてどんなふうに生きてきたのか?を、本書は形にしていく。
これがめっさ面白い。
過去と現在は地続きであり、それがつながると色彩がモノクロームからカラーになることが伝わってくる。レイヤーも「叔父さん叔母さんと姪っ子」「研究者とその対象」「そのふたつの立場で逡巡する自分」と3つあって、こういうのはあまり読んだことがない。
次女はポジティブシンキングでなんでも楽しむし、次女の夫は嘘はつかないが隠し事が多そうな感じだし、三男はいかつい中に華がある人だしと、強烈キャラの渋滞が起こるが、なによりインパクトがあったのは、他のきょうだいが「聞く必要もないんやないか」と言っていた四女なのだった。
四女は言う。「初めて机の上座ったときはうれしかった」と。その人の一番下の弟はきょうだいの中でただひとり大学へ進学し、姪っ子(著者)は博士になった。同じ両親から生まれたきょうだいなのに、運命ってのはどういうサジ加減で決まるのかなあと考えずにはいられなかった。
著者はあとがきでこう語る。「(本書を書く動機を述べた後)そしてそれ以上に、私は単に面白かった」と。私も読んでてめっさ面白かった。「他のきょうだいもぜんぶ読みたい」と思ったのは私だけでないはず。
2018年10月15日に日本でレビュー済み
在日の家では、日本人がしらないドラマがあって、でもみんなそうだからそれを特別なこととも思わず、伝えるべきことだとも思われていない。ごくたまに記憶が浮上してきても「もうそんなん、言うに言われへん!」で一人嘆息のうちにまた胸の奥にしまわれてしまう。膨大なその記憶の集成はひっからげれば、日本と朝鮮半島との間で翻弄された難民の記憶だ。個人の人生が翻弄される。日本の植民地時代、強制連行や虐待、家族の離散、植民地から解放されたというのに、戻った故郷での虐殺、それを逃れての逃避行・・・・日本の「戦後」と名づけられた始まりの膨大な難民の記憶が、当事者にさえ「言うにいわれへん」となきものにされている今、当事者の息があるうちに、今すぐに「言うに言われへん」記憶を聞き集めるのだ、私が誰だ!という問いとともに!朴沙羅のように!
2018年11月28日に日本でレビュー済み
予備知識なしで読んでどんどん引き込まれていった。
私はほとんど本を読まないけれど、これは続きを読みたくてすぐに読んだ。
その後、どうしても内容について話す相手が欲しいのに身近に読者がいないためここに感想を書きます。今後、この本を読んだほかの方の感想がここで読めたらいいなと願っています。
生活史とは何か。インタビュー開始時から繰り返されるその問いに対して作者が感じたこと。歴史と照らし合わせて個人の記憶を辿ろうとしたのに、うまくいかなかった話。歴史的事件にほとんど触れないインタビュー対象者に対し、そうした表現をしている背景への考察。こういった生活史への調査を行う上での視点についてなどが書かれていて、その都度、「誰かにこれを読んでもらって今すぐにこの話をしたい。」という衝動がありました。
4人のインタビュー相手とのやり取りが一部、話し言葉で表現されているところが特に好きだった。そしてそれぞれがストーリーテラーとして、とても面白い。
私はほとんど本を読まないけれど、これは続きを読みたくてすぐに読んだ。
その後、どうしても内容について話す相手が欲しいのに身近に読者がいないためここに感想を書きます。今後、この本を読んだほかの方の感想がここで読めたらいいなと願っています。
生活史とは何か。インタビュー開始時から繰り返されるその問いに対して作者が感じたこと。歴史と照らし合わせて個人の記憶を辿ろうとしたのに、うまくいかなかった話。歴史的事件にほとんど触れないインタビュー対象者に対し、そうした表現をしている背景への考察。こういった生活史への調査を行う上での視点についてなどが書かれていて、その都度、「誰かにこれを読んでもらって今すぐにこの話をしたい。」という衝動がありました。
4人のインタビュー相手とのやり取りが一部、話し言葉で表現されているところが特に好きだった。そしてそれぞれがストーリーテラーとして、とても面白い。
2019年3月26日に日本でレビュー済み
ムッチャいい。ポストアクティブインタビュー(桜井か)時代だって感じた。