ずっと「ほしい物リスト」に入れておいたのは苦手な文庫本。
いつの間にか数年が経って。単行本に気がついた。きれいな古本が届いた。
「家日和(いえびより)」の文字が浮き上がっていて表紙が凝っていた。
帯には 家庭発信 6つのドラマ とあり
ずっと家族からしあわせをもらっていた・・・・・「サニーディ」
おれって家にいるほうが向いているかも・・・・・「ここが青山」
理想の部屋が、今日出来上がるのだ・・・・・・「家においでよ」
別の人生もあったかな・・・・・「グレープフルーツモンスター」
地味でも安定した日常を望んでいる・・・・・・「夫とカーテン」
絶対にこの輪に入ってはいけない・・・・・・・「麦と玄米御飯」
順番にパッパッと読んでいきました。とても読みやすかったです。
「サニーディ」はオークションに出品したことがあり、理解しやすく
途中うまくいくだろうかとハラハラしました。最後はぷつんと終わって
肩透かしくったみたい。この先如何なるのかな。
「ここが青山」失業中でも専業主夫やって明るい。「人間至る処青山在り」とは
「人間(じんかん)」は世の中のことで、「青山(せいざん)」は墓場のこととは
知らずして「世の中、どこにでも骨を埋める場所がある」へぇーとなりました。
読んでいて一番面白かったのは「家においでよ」。わくわくしながら一緒に家具他の
買い物に付き合っているみたい。ロックのことは知らないけど。いいなぁ。
こういうのって。居心地のいい趣味的部屋ってかんじ。会社の同僚さん達ほんと
しあわせだよねって。会社に行くのも仕事するのも元気になりそう。
「妻と玄米御飯」のなか「~犬は飼い主に似るとはよく言ったもので、洋犬でも、
康夫の人見知りする性格を受け継いでいるようだ。」遠回りしてワンは康夫の背中に
隠れちゃう。可愛い。全編通して主人公はあくまで受け身的人生を謳歌とまでは
いかなくても日常を楽しむ術を知っているような。そしてまわりとの協調性というものが
生きる上で生活していく上で何とも貴重と感じさせていただいたような。
こういう風にあったかさの滲み出た小説ってめずらしかった。
奥田英朗は直木賞作家。今まで一冊も読んだことなくて。後で検索してみましょ。
- 単行本: 240ページ
- 出版社: 集英社 (2007/4/5)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4087748529
- ISBN-13: 978-4087748529
- 発売日: 2007/4/5
- 梱包サイズ: 18.6 x 13.4 x 2.4 cm
- おすすめ度: 125件のカスタマーレビュー
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