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家族幻想: 「ひきこもり」から問う (ちくま新書) 新書 – 2016/1/6
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現代の息苦しさを象徴する「ひきこもり」。閉ざされた内奥では何が起きているのか?〈家族の絆〉という神話に巨大な疑問符をつきつける圧倒的なノンフィクション
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2016/1/6
- ISBN-104480068694
- ISBN-13978-4480068699
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
現在、「ひきこもり」と呼ばれる人々の数は、およそ七〇万人、親や社会の価値観でみずからを束縛した挙句、羞恥心と屈辱にまみれざるをえなかった彼・彼女たち。ひとたび密室に閉じこもれば、家庭は激しい暴力に満ちた世界へと一変することも…。現代を支配する息苦しさの象徴である「ひきこもり」を長年にわたった取材し、絶望の底で現代の辛苦に寄り添ってきた著者が、“家族の絆”という神話に巨大な疑問符をつきつける。閉ざされた内奥に目を凝らし、現代の希望を探しもとめる圧倒的なノンフィクション。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
杉山/春
1958年生まれ。雑誌記者を経て、現在、フリーのルポライター。困難家庭で育った青年たちの支援にも携わった経験をもつ。著書には『ネグレクト』(小学館、小学館ノンフィクション大賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1958年生まれ。雑誌記者を経て、現在、フリーのルポライター。困難家庭で育った青年たちの支援にも携わった経験をもつ。著書には『ネグレクト』(小学館、小学館ノンフィクション大賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月25日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
ただただ、考えさせられました。重いテーマであり、誰でも当事者としてその家族として直面する可能性のあることであり、周りにも苦しんでる方がいるであろう他人事には思えない出来ない「ひきこもり」。自分も家族との距離の取り方が難しく実家に滞在すると必ず一度は爆発してしまうことがあり、自分の今までの育ちのことなど振り返りながら読みました。胸が重苦しくなり涙も出ましたが、読んでよかったと心から思います。今まで「ひきこもり」ということを曲解していたことにも気付けました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひきこもりを通しての家族考。
子どもが親からのメッセージをとらえて身につけていく、あるいはつけられなかったことが、人生にここまで深く関わっているのだと気づかされる。当事者やその家族だけでなく、無意識にある怒りや悲しみ、自責の念に苦しむ人、ひきこもりを甘えだと批判する人にも読んでほしい一冊。
子どもが親からのメッセージをとらえて身につけていく、あるいはつけられなかったことが、人生にここまで深く関わっているのだと気づかされる。当事者やその家族だけでなく、無意識にある怒りや悲しみ、自責の念に苦しむ人、ひきこもりを甘えだと批判する人にも読んでほしい一冊。
2021年3月7日に日本でレビュー済み
身につまされる内容でした。
引きこもりは、社会全体、教育のあり方などが、大きく関わっていると思いました。
家庭の責任は大きいけれど、その両親も、もとをたどれば自分が親や社会から受けた教育や環境からそうなるのですから。
引きこもりやいじめは誰でもなりうる、そう考えると、もっと社会の受け皿が必要で、彼らは能力がないわけではないから、彼らに寄り添って、しんどさから抜け出せるシステムが、ちゃんと必要だな、と思いました。
ここに出てくるひとりひとりの苦しみ、たぶん多くを無駄にしてしまったと思っている後悔、そんな悲痛な気持ちが伝わってきます。
人生、いつからでもやり直せる、とは言いますし、そうだとも思いますが、もし自分が10年20年引きこもっていたら、やはりそこからやり直したいと思います。青春の人生で一番輝かしいかもしれない日々を、空回りしないで、過ごしたかったな、と思うと思います。
そのためには、早く抜け出すためには、彼らに寄り添える相談機関が必要。
本の最後の方には、そういう取り組みも挙げてあります。
引きこもりは、社会全体、教育のあり方などが、大きく関わっていると思いました。
家庭の責任は大きいけれど、その両親も、もとをたどれば自分が親や社会から受けた教育や環境からそうなるのですから。
引きこもりやいじめは誰でもなりうる、そう考えると、もっと社会の受け皿が必要で、彼らは能力がないわけではないから、彼らに寄り添って、しんどさから抜け出せるシステムが、ちゃんと必要だな、と思いました。
ここに出てくるひとりひとりの苦しみ、たぶん多くを無駄にしてしまったと思っている後悔、そんな悲痛な気持ちが伝わってきます。
人生、いつからでもやり直せる、とは言いますし、そうだとも思いますが、もし自分が10年20年引きこもっていたら、やはりそこからやり直したいと思います。青春の人生で一番輝かしいかもしれない日々を、空回りしないで、過ごしたかったな、と思うと思います。
そのためには、早く抜け出すためには、彼らに寄り添える相談機関が必要。
本の最後の方には、そういう取り組みも挙げてあります。
2016年2月16日に日本でレビュー済み
著者は、「ひきこもり」について「既存の価値観を内面化し、自己点検を繰り返し、その内面化した価値観に合わない自分自身が社会に漏れ出すことを必死になって防いでいる」と書いています。この一文にはうなりました。
この本に出てくる実際のひきこもりのケースは、一人一人の内面に実に鋭く迫っています。どうしてここまで詳しく書けるのか・・
実は著書の生い立ち、そして生き方がそのような鋭さを生んでいるのですが、このような内容の箇所は読むのが少し辛くなるような
ところがありました。
家族について深く考えさせられる1冊です。
この本に出てくる実際のひきこもりのケースは、一人一人の内面に実に鋭く迫っています。どうしてここまで詳しく書けるのか・・
実は著書の生い立ち、そして生き方がそのような鋭さを生んでいるのですが、このような内容の箇所は読むのが少し辛くなるような
ところがありました。
家族について深く考えさせられる1冊です。