筆者の方が体験されてきたことや、本に書かれていることは必ずしも一般には幸せな出来事とは限らないのかもしれません。
それでも心地よい脱力感のある言葉のチョイス、胸の内を飾らずに書かれている文章がスッと心に入り込み、押しつけがましくない爽やかな笑いや感動を感じることができました。
疲れているときや寂しさを感じたとき、家族と喧嘩したとき、そんな時に読むときっと少し元気になって、他人に優しくなれるようなそんな本だと思います。
最後に、私は電子書籍で購入しましたが紙の書籍だとページ番号が弟さんの直筆の数字を利用したものになっているそうです。味のある、素敵な字体を満喫したい方は紙の書籍をおすすめします。
※なお、電子書籍版はページ最後尾に一覧のような形で弟さん直筆の数字が掲載されています。
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった (日本語) 単行本 – 2020/9/23
岸田 奈美
(著)
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本の長さ221ページ
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2020/9/23
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寸法19.9 x 1.6 x 18 cm
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ISBN-104093887780
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ISBN-13978-4093887786
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
車いすユーザーの母、知的障害のある弟、急逝した父―情報過多な日々をつづる笑いと涙の自伝エッセイ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岸田/奈美
1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科卒業。「バリアをバリューにする」株式会社ミライロで広報部長をつとめたのち、作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科卒業。「バリアをバリューにする」株式会社ミライロで広報部長をつとめたのち、作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2020/9/23)
- 発売日 : 2020/9/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 221ページ
- ISBN-10 : 4093887780
- ISBN-13 : 978-4093887786
- 寸法 : 19.9 x 1.6 x 18 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 4,269位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 13位社会福祉関連書籍
- - 535位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月24日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
49人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知的障害がある8歳の女の子を育てています。
弟さんのお話は読んでいてどうしても涙が出てしまいました。
親の立場とはまた違う、姉としての立場から見た障害のある弟さんとの関わりのお話。
もちろん本に書かれてはいない大変な事はたくさんあった事と思います。それでも、こうして成長した姿や周囲の人との関わりなど、娘が成長したときの一抹の光になります。
筆者の経験していること、してきたことは、人生、生きるということの苦しみそのものだと思いますが、それでもなお明るい光を感じさせる文章に力をもらいました。
生老病死に関わる悩みは決して解決するものではなく絶望と紙一重です。そうした心情に暖かく、しかも「ハハッ」と笑わせてくれて寄り添ってくれる本です。
弟さんのお話は読んでいてどうしても涙が出てしまいました。
親の立場とはまた違う、姉としての立場から見た障害のある弟さんとの関わりのお話。
もちろん本に書かれてはいない大変な事はたくさんあった事と思います。それでも、こうして成長した姿や周囲の人との関わりなど、娘が成長したときの一抹の光になります。
筆者の経験していること、してきたことは、人生、生きるということの苦しみそのものだと思いますが、それでもなお明るい光を感じさせる文章に力をもらいました。
生老病死に関わる悩みは決して解決するものではなく絶望と紙一重です。そうした心情に暖かく、しかも「ハハッ」と笑わせてくれて寄り添ってくれる本です。
2020年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岸田奈美さんの初めての本。noteユーザーなら皆さん待ちに待ったのではないでしょうか?素敵な要素がたくさん詰まったこの本は、とても素敵な方々に支えられて作られています。内容もさることながら、写真やページの数字、表紙、帯どれをとっても物語がある素敵な本です。ぜひ、一度手にとってみてください。あなたも赤べこのとりこになること間違いなしです。

5つ星のうち5.0
人生は常に奇跡の上で成り立っている!
ユーザー名: たなよう、日付: 2020年9月23日
岸田奈美さんの初めての本。noteユーザーなら皆さん待ちに待ったのではないでしょうか?素敵な要素がたくさん詰まったこの本は、とても素敵な方々に支えられて作られています。内容もさることながら、写真やページの数字、表紙、帯どれをとっても物語がある素敵な本です。ぜひ、一度手にとってみてください。あなたも赤べこのとりこになること間違いなしです。
ユーザー名: たなよう、日付: 2020年9月23日
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2020年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生の厄介事(やっかいごと)は、それをその当事者がどう受け止めるかで随分(ずいぶん)と違う色を発する。別に、その体験記が面白おかしくなくても読み手は勝手なもんだから、どうでもいいのだ。書きたいことは書かないで、書きたいことを書いている感じが凄くして、その勝手に書いた感がとてもいい。人生は思ってるよりもずっと短いのかもしれない。考え事に耽(ふけ)ってしまって行動しないなんてもったいない。そいうのを凄く感じて、なんか細胞が活性化(かっせいか)するような感じの本。
2020年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岸田さんのお話を読んだ切っ掛けは確か···心屋 仁之助さんという方のブログからだったと思います。
とにかく良かった、とnoteから入りました。
冒頭から大笑いして、涙ぐみながら読んで、心がふわりと柔らかくなる感覚になりました。
少し違うけれど、映画『チョコレートドーナツ』を思い出します。
愛が一杯で何処かコミカル、切なくても顔を上げて戦いながらユーモアを忘れない人間の、なんと美しいことでしょう。
良いお話をありがとうございました。
これからも岸田家に僥倖がありますように。
とにかく良かった、とnoteから入りました。
冒頭から大笑いして、涙ぐみながら読んで、心がふわりと柔らかくなる感覚になりました。
少し違うけれど、映画『チョコレートドーナツ』を思い出します。
愛が一杯で何処かコミカル、切なくても顔を上げて戦いながらユーモアを忘れない人間の、なんと美しいことでしょう。
良いお話をありがとうございました。
これからも岸田家に僥倖がありますように。
2020年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悲しい出来事を乗り越えてきた岸田さんの言葉にはとても力があり愛がある。
最初の方はユーモアあふれる文章に笑い、後半になるにつれて死や愛について考えさせられる内容になっていきます。
全体を通して自己肯定感の低い言葉がチラホラ買いてあるので、すっきりした気持ちで読み終わることができなかった。
実話をもとに愛について真面目に書かれています。
関係ない話ですが、「愛とは期待もせず見返りも求めず、ただ信じること」という文章にKindleハイライトがたくさんついています。それが当たり前だと思うんだけど、世間一般的にそこにチェックマーカー付けるか⁇と思いました。愛に見返りを求めているんですかね...
最初の方はユーモアあふれる文章に笑い、後半になるにつれて死や愛について考えさせられる内容になっていきます。
全体を通して自己肯定感の低い言葉がチラホラ買いてあるので、すっきりした気持ちで読み終わることができなかった。
実話をもとに愛について真面目に書かれています。
関係ない話ですが、「愛とは期待もせず見返りも求めず、ただ信じること」という文章にKindleハイライトがたくさんついています。それが当たり前だと思うんだけど、世間一般的にそこにチェックマーカー付けるか⁇と思いました。愛に見返りを求めているんですかね...
2020年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作中で自らを作家だと何度か書いていたが、どちらかと言えば日常をクセのある例え話で勢いよく書くブロガーと言った方が近い。
文章に(笑え〜笑え〜)と圧を感じる。
ボルボの事をネットで読んで、興味を持って本を買ってみたものの、最初に読んだあのボルボの文章を超えるものは無かった。
自身も100文字で済むことを2000文字で伝える作家と称しているが、どうせなら2000文字かかる程の情報を100文字で表現して欲しい。
とにかくまわりくどくて全然響かなかった。
文章に(笑え〜笑え〜)と圧を感じる。
ボルボの事をネットで読んで、興味を持って本を買ってみたものの、最初に読んだあのボルボの文章を超えるものは無かった。
自身も100文字で済むことを2000文字で伝える作家と称しているが、どうせなら2000文字かかる程の情報を100文字で表現して欲しい。
とにかくまわりくどくて全然響かなかった。