卯月妙子氏の作品は、これまで人間仮免中、と人間仮免中つづきを読んでました。凄まじい人生初だな、マンガという表現する手段があって良かったな、と思ってました。
これは、その想いを益々確かにする作品でした。御本人の写真もあり、恐らく、自殺未遂で顔面崩壊する前のものだと思いますが、勝手に描いていたイメージより端正でびっくりしました。興味があればご一読を。
実録企画モノ (日本語) 単行本 – 2000/4/1
卯月 妙子
(著)
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本の長さ148ページ
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言語日本語
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出版社太田出版
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発売日2000/4/1
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ISBN-104872334930
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ISBN-13978-4872334937
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登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 148ページ
- ISBN-10 : 4872334930
- ISBN-13 : 978-4872334937
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 196,224位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 102,363位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.9
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本の読後感は非常に不思議である。
これを描く卯月妙子という人は、一般の人とは全く違った生き方をしている人だと思う。
もちろん、人は一人ひとり違っていて全く同じ人なんていないけれど、こんなに狂気を感じることをさも「普通のことしかしてませんし」という具合に描けるのは一種の才能なんじゃないだろうか。
この方の作品はこれと「人間仮免中」を読んだが、自分はこの漫画の方が怖いように感じた。
この作品では至って正気のままイかれたことをやってのけている感があって、自分の中にあった常識のようなものがなんかドンドン壊されているような気持ちになった。
といっても、彼女のようなことができるとも、したいとも思えないのだけど。
側から見ているととても悲惨だったり、悲劇的な状況をカラッと描いているのが印象的だ。
「人間仮免中」も心を揺さぶられる作品だけれど、これも中々破壊力がある。
主人公である作者さんはあっけらかんとしているけど、メンタルが弱い人が読んだらガクンと落ちる可能性がある危険な作品だと私は思った。
病んでるのを100%で見せられるのもきついけど、異常を普通のように見せつけられるのも中々恐ろしいものだ。
でもやっぱりそれだけ魂のこもったパワーのある一冊であることは確かで、ドキュメンタリーとしても興味深い。
サブカル好きには堪らない作風だと思うので、我こそはと思う方は是非一度読んでいただきたい。
ただやはり万人ウケするものではないだろうし、初めて読んだときは結構なショックを受けたので、それなりの覚悟をして読むことをおすすめする。
これを描く卯月妙子という人は、一般の人とは全く違った生き方をしている人だと思う。
もちろん、人は一人ひとり違っていて全く同じ人なんていないけれど、こんなに狂気を感じることをさも「普通のことしかしてませんし」という具合に描けるのは一種の才能なんじゃないだろうか。
この方の作品はこれと「人間仮免中」を読んだが、自分はこの漫画の方が怖いように感じた。
この作品では至って正気のままイかれたことをやってのけている感があって、自分の中にあった常識のようなものがなんかドンドン壊されているような気持ちになった。
といっても、彼女のようなことができるとも、したいとも思えないのだけど。
側から見ているととても悲惨だったり、悲劇的な状況をカラッと描いているのが印象的だ。
「人間仮免中」も心を揺さぶられる作品だけれど、これも中々破壊力がある。
主人公である作者さんはあっけらかんとしているけど、メンタルが弱い人が読んだらガクンと落ちる可能性がある危険な作品だと私は思った。
病んでるのを100%で見せられるのもきついけど、異常を普通のように見せつけられるのも中々恐ろしいものだ。
でもやっぱりそれだけ魂のこもったパワーのある一冊であることは確かで、ドキュメンタリーとしても興味深い。
サブカル好きには堪らない作風だと思うので、我こそはと思う方は是非一度読んでいただきたい。
ただやはり万人ウケするものではないだろうし、初めて読んだときは結構なショックを受けたので、それなりの覚悟をして読むことをおすすめする。
2001年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「凄い」の一言につきます。
自らの波乱万丈の人生をリアルに描いたこの作品、
とにかく凄まじく、哀しく(?)、笑えて、
何故か力が湧いてくる。
ちょっとだけ、人生観変わるかも・・・。
自らの波乱万丈の人生をリアルに描いたこの作品、
とにかく凄まじく、哀しく(?)、笑えて、
何故か力が湧いてくる。
ちょっとだけ、人生観変わるかも・・・。
2005年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画家、SMストリッパー、グラビア&AV女優。一児の母。
子供時代から様々な性体験をする。自らは統合失調症の病と闘い、
強制入院も経験。同じ疾患を持つ夫は投身自殺を図り、
植物状態のまま約1年半後に死亡....。
このような、著者のすごい人生をそのまま漫画仕立てにした本。
(3人の家族生活とカルトAV女優としての仕事を主な題材にしている。)
著者は、自分のHPで自らを「キチガイ」と呼ぶ自虐的な一面を
垣間見せているが、この漫画の内容もかなり「自虐的」である。
はたから見ると「荒れきった」生活ぶりをとてもコミカルに描いている。
普通の感覚であれば一家心中してもおかしくないほど深刻な状況なのに、
そんな悲壮な雰囲気は微塵も感じさせない。単純に笑ってしまえる漫画に
なっている。それがかえって著者の人間的な面白みを浮き立たせている。
「こういう人生や価値観もあるのだな~」と思わせる1冊。
決して偏見の目で読んではいけない。
この本には人間の「美しくない」一面を素直に認め、受け入れている
著者の真っ直ぐな生き方が克明に記されているのだ。
心して読むべし。
子供時代から様々な性体験をする。自らは統合失調症の病と闘い、
強制入院も経験。同じ疾患を持つ夫は投身自殺を図り、
植物状態のまま約1年半後に死亡....。
このような、著者のすごい人生をそのまま漫画仕立てにした本。
(3人の家族生活とカルトAV女優としての仕事を主な題材にしている。)
著者は、自分のHPで自らを「キチガイ」と呼ぶ自虐的な一面を
垣間見せているが、この漫画の内容もかなり「自虐的」である。
はたから見ると「荒れきった」生活ぶりをとてもコミカルに描いている。
普通の感覚であれば一家心中してもおかしくないほど深刻な状況なのに、
そんな悲壮な雰囲気は微塵も感じさせない。単純に笑ってしまえる漫画に
なっている。それがかえって著者の人間的な面白みを浮き立たせている。
「こういう人生や価値観もあるのだな~」と思わせる1冊。
決して偏見の目で読んではいけない。
この本には人間の「美しくない」一面を素直に認め、受け入れている
著者の真っ直ぐな生き方が克明に記されているのだ。
心して読むべし。
2003年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鬼畜な人生を送っている人は世に多かれども、
それを作品にして公表する才能と度胸を持った人は少ないはず。
彼女の壮絶人生は漫画を描くために必要だったのかも。
もちろん、漫画に書こうとしてもいろんなエッジがかかって書けないこともあるだろうし、
漫画ではサラリと書いたり笑い話にしたりできても、
自分の経験を作品に昇華するときには、
きっと身命をすり減らす思いをしていることだろう。
そんな作家の作業に取り組み続ける卯月妙子に脱帽。
それを作品にして公表する才能と度胸を持った人は少ないはず。
彼女の壮絶人生は漫画を描くために必要だったのかも。
もちろん、漫画に書こうとしてもいろんなエッジがかかって書けないこともあるだろうし、
漫画ではサラリと書いたり笑い話にしたりできても、
自分の経験を作品に昇華するときには、
きっと身命をすり減らす思いをしていることだろう。
そんな作家の作業に取り組み続ける卯月妙子に脱帽。