問題解決というと、ロジカルシンキング・フレームワークの内容に終始しがちであるものの、
本書はロジカルシンキングやフレームワークと会社の実務を橋渡ししてくれるような本だった。
実際の会社でよくあるシチュエーションが紹介されており、説明がよりリアルに分かった。
その他、印象に残った部分として
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・当初のゴールではなく、本来のゴールを考え直す
・問題は「誰が、何に困っているか」と言い換える
・良いと思う行動と問題解決の行動は別である
・どう解くかの解決法にばかり目が行ってしまいがちだが、現状を把握することが大切
・問題を解決できても上司や経営者を説得できなければ意味がない、など現実的な部分にも触れていた
・いきなり情報収集するのではなく仮説設定が大事であることに気付かされた
・ブレストよりも連想ゲーム
・始めると続けるは別、というのは耳が痛かった
・人は原因をスッキリさせたい、は確かに思い当たるふしがあった
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問題解決の「考え方の考え方」であるがゆえ、しっかり読みたい方には
十分に役に立つものの、もう少しボリュームを抑えても良かったと思う面もあった。
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