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C#実践開発手法 (マイクロソフト公式解説書) 単行本 – 2015/6/4
長沢 智治 (監訳) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
アジャイル開発、デザインパターン、SOLID原則を、C#でどのように実践するかを解説する書籍です。方法論と実践の間の橋渡しをする解説書で、サンプルコードはVisual Studio 2013ベース。
C#の基本をひととおり理解した開発者が、ワンランク上を目指すために読んでおきたい1冊です。
- 本の長さ440ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2015/6/4
- 寸法18.3 x 1.9 x 23.5 cm
- ISBN-104822298477
- ISBN-13978-4822298470
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
パターンとプラクティスを専門とする経験豊富な.NET Framework開発者。長年にわたり、変化に適応するコードの作成を信条とするさまざまなアジャイルチームで契約スタッフとして活躍してきた。これまで、Eidos、Xerox、Nephila Capital Ltd.、The LateRomms Groupなどの企業で働いて、数年前からソフトウェアコンサルティング会社を経営しており、バミューダに3年間ほど移住し、そこで働いていた。どの役割においても、ソフトウェアプロダクトのデリバリーとそのソフトウェアコードの品質とのバランスを保つことに手腕を発揮してきた
長沢/智治
日本ラショナルソフトウェア、日本アイ・ビー・エムなどにてソフトウェア開発現場の改善コンサルティングに従事したのち、マイクロソフトのエバンジェリストに就任。現在は、世界を変えるソフトウェアを創り続けるチームを支援するソリューションベンダーであるアトラシアンのエバンジェリスト。認定スクラムマスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 日経BP (2015/6/4)
- 発売日 : 2015/6/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 440ページ
- ISBN-10 : 4822298477
- ISBN-13 : 978-4822298470
- 寸法 : 18.3 x 1.9 x 23.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 507,899位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 2,505位ソフトウェア開発・言語
- カスタマーレビュー:
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著者について

業務改善エバンジェリスト、プロダクトアドバイザー、マーケティングアドバイザー、アジャイルコーチ。
DASA (DevOps Agile Skills Association) Ambassador。Professional Scrum: PSM II, PSPO II, PAL-EBM, SPS, PAL-I, PSU I, PSK I, PSM I, PSPO I, PSD I。認定スクラムマスター。
ソフトウェア開発のライフサイクルを一通り経験したのち、開発現場改善・業務改善のコンサルタント、アーキテクトに。その後、エバンジェリストとして10年以上活動。
インテックではソフトウェアエンジニアとして活動、ラショナルソフトウェア、日本アイ・ビー・エムなどでは開発現場改善コンサルタント、アーキテクトとして活動、日本マイクロソフトなどでは12年間エバンジェリストとして活動。
2018年2月に独立・開業し、2020年2月に『サーバントワークス株式会社』(https://www.servantworks.co.jp/)を設立、代表取締役に就任。スタートアップ企業から上場企業までの痒いところに手が届く伴走支援を実施している。Nota inc.など複数社の顧問として事業に貢献できるよう活動している。
Regional Scrum Gathering Tokyo 2017, DevOps Days Tokyo 2017 など基調講演を担当。翔泳社デベロッパーズサミットで7年連続登壇など講演多数。共著、監訳多数。
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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一気に7年目くらいの技術者にジャンプアップできるかも。
これまでマイクロソフトの技術では、アジャイルソフトウェア開発があまり浸透してきませんでした。Java方面では早い時期から(本書のコピーでもある)デザインパターンやSOLID原則など、オブジェクト指向開発の手法が広まったのですが、C# 1.0がJavaと比較的良く似ている言語であったにも関わらず、このような方面での技術の掘り下げは殆ど行われてきませんでした。更に、ソフトウェア開発手法と組み合わせて、網羅的・実践的に解説した邦訳書など、皆無と言って良いと思います。
この本のユニークな点は、ソフトウェア開発手法の一つである「スクラム」での考え方と、スクラムを日々実践する上でC#のコードにどのように落とし込みを行うのか、その考え方や手法という点で、ソフトウェア開発の上から下までを通貫して網羅している事です。アジャイルソフトウェア開発だけ、あるいはC#の言語解説だけ、というように取り上げた書籍と違い、両者を結び付ける具体的な方法が記されています。しかもC#を軸として、です。そのため、「両方とも知識として知ってはいるけど、具体的にどう実践すれば良いのか」と言う事が良く分からないという方にも、お勧め出来ます。
なお、本書は特定の技術(例えばユニバーサルWindowsアプリやASP.NET)の解説書ではありません。これらを横断的に扱う、普遍的な開発手法・技術の書籍です。多くの開発現場で、ビジネス価値を前提とした、柔軟性のある、強引な手法に頼らない開発が浸透して欲しいと思います。
C#によるモダンな開発手法を解説している。2015年出版であり,本書を読んだ2018-06時点ではまだまだ有効な内容だと感じた。
Visual Studio 2013 Ultimateを想定しており,Git/GitHubやMarkdownなど近年の開発で採用されているトレンドをとらえられているように感じた。
内容は,実践的なものが多い。ただし,役に立つのはC#中級者以上だと感じた。
翻訳本ならではの意味がわかりにくところがあったり,単純に概念や手法が高度であり,C#初級者が読んでも役に立たないだろう。
## まとめ
デザインパターンの勉強をしたくて読んでみたのだが,内容が高度すぎて自分には合わなかった。C#の開発経験を2年以上積んでから再挑戦したいと思う。
パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/09/10>
“Adaptive Code”とは、“適応力のあるコード”を意味しており、これは新しい要求やシナリオに対して適応力が高い、保守性の高いコードと本書では定義されています。“適応力のあるコード”にするためにはどうすれば良いのか?についてもデザインパターンやSOLID原則といった概念でどのように実現すれば良いのかが分かる具体的なコードが本書中に記載されており、非常に理解し易く、現場で実践し易い構成になっています。
本書がユニークなのは、ソフトウェア開発手法の一つであるスクラムの考え方を日々現場で開発言語のC#のコードで実践するために、一気通貫で、内容を網羅した具体的なサンプルコード付きで解説している点です。そのため、ソフトウェア開発手法の一つであるスクラムの考え方のみ、開発言語のC#のみを説明した書籍と違って、両方を具体的に結び付けて実践する方法が具体的に記述されています。その結果、ソフトウェア開発手法の一つであるスクラムの考え方は知っているけど、開発言語のC#で具体的にどう実践すれば良いのか分からないという人には本書を読むことを強くオススメします。
一方で、前提条件では対象読者に高い理解度が必要である旨、記載されていますが、本書には具体的なコードが大量に記述されており、写経しながら理解をしていくのも十分に可能です。そのため、C#を扱わない人でも“適応力のあるコード”という概念を身に付けたい人、現場をより良くしたいと考えている人には本書は強い味方になるので、読んでおくことをオススメします。
ただ複数人で翻訳したためなのか分かりませんが、口語と文語が混在していたり、定義が明確ではない言葉が散見されたのが残念です。
ような気がしますというのが、一度だけだと理解しきれていないからです。
solidの原則などの考え方が.NETの技術で説明されてるのが新鮮でした。
たとえば、変更があった時バグ修正などの特殊な場合を除いて既存のメソッドを書き直すのではなく、メソッドに拡張ポイントを設けておくことによって実現し、拡張ポイントを用意する方法について複数の方法が紹介されています。
変化に適応できるコードを本書では「Adaptive Code」と呼び、Adaptive Codeを書けるようになるための考え方、さらに実際のサンプルコードが載っています。サンプルコードはC#で書かれ、Webページからダウンロードできます。
全体は3部構成になっており、第1部でアジャイルの基礎、第2部でSOLIDコードの記述、第3部でオンラインチャットアプリケーションの作成を例として実際に開発現場に適応していく様子を学習します。
サンプルコードが豊富で、必要に応じてUML図で整理して説明されているので、内容が高度な割に理解しやすくなっています。
特に第2部では、SOLIDの原則について1つずつ説明があり、それらの原則がどのように役立つのか説明とコードを読みながら理解できます。
理論自体の説明よりもどのように役立つかに説明の重点が置かれ、開発手法が身近に感じられる本です。
○ ソフトウェアは変化し続ける
ソフトウェア開発は、常に追加・変更し続けるのが特徴だ。一気に全体が出来上がる訳ではない。最初の1行を書いてから、段々と機能が足され、また、改良されていく。変更し続けるのが特徴なので、なるべく変化を受け入れやすい作り方をする方が良い。
本書には、そういう「Adaptive Code (適応力のあるコード)」を書くための原則とそれを実践するための方法としてベストプラクティスが書かれている。
○ 原則は重要
ソフトウェア開発において、原則は重要だ。
C# 等のプログラミング言語の文法を覚えればそれだけでソフトウェアが書けるかというと、そうではない。また、いつもいつも日進月歩の開発技術を一から習得しなさないといけないかというと、それも違う。経験があり優秀な技術者は、新しいプログラミング言語、新しい開発基盤でも実力を発揮するものだ。
そこには、個々の開発技術にそれほど依存せず、新しい技術が出てきたときにも使える知恵があるだろう。つまり、プログラミング言語や技術のトレンド等の枠を超えて重要な、開発手法や原則、パターン、アンチパターン、ベストプラクティスというものがあるのだ。
それは、偉大な先人の知恵が集まったものだ。経験のあるプログラマーが長年掛かって身に付ける暗黙知のような技術を、先人が形式知として習得しやすくしてくれたのだ。そうした知恵は広くソフトウェア開発に応用が効き、また、ドッグイヤーと言われるソフトウェア開発の技術革新の中でも古びない。また、プログラマー同士がコミュニケーションするときの語彙としてもずっと重要なものだ。プログラマーとしては是非とも知っておきたい。
「原則だのパターンだのは、実務では役に立たない」というのを聞いたことがある。それは違うと思う。パターンをどこにでも適用しさえすれば良い、ということではない。サンプルコードそのものをコピー & ペーストして使え、という話でも断じてない。原則やパターン等は、「守破離」でいう「守」だ。基礎なのだ。
確かに、単にそれらの開発手法や原則、パターン、アンチパターン、ベストプラクティスを並べただけでは、中々理解が難しい場合もある。 実務への応用が易しくない場合もあるだろう。抽象的な知識は、広く使えて古びないが、具体的な知識と違って、深く理解しないと現場で活かしづらい。
本書は、単なる原則論にとどまっておらず、豊富な C# のサンプルコードや Visual Studio 等のツールの使い方の例によって、具体的に実践方法をあげている。ここが、とても重要なところだと思う。
■ プログラマーの必読書
過去にこうした知恵が書かれたプログラマーの必読書としては、次のようなものがあった:
-『達人プログラマー ―システム開発の職人から名匠への道』 (2000/11)
-『達人プログラマー ―ソフトウェア開発に不可欠な基礎知識 バージョン管理/ユニットテスト/自動化』 (2005/3)
-『アジャイルソフトウェア開発の奥義』 (2004/6/30)
-『アジャイルソフトウェア開発の奥義 第2版 オブジェクト指向開発の神髄と匠の技』 (2008/7/1)
本書『C#実践開発手法』は、C#プログラマーにとって、そうした本に並ぶものだと思う。
より新しい内容も含まれているし、何より Visual Studio と C# による実装レベルにまで具体的に噛み砕いている。 中堅のC#プログラマーに必読だろう。