本書を一言で言うと、幸せになるための実践書。
どんな人が幸せなのか、著者が研究で導き出した幸せの4因子を学術的に示した著書「幸せのメカニズム」の続編というべき内容。
著者は前作で幸せな人の特徴を示したが、それが分かるだけでは幸せにはなれない。
そこで、どうすれば幸せになれるのかの実践法を解説したのが本書である。
まず、著者が提唱する「人間万能仮説」の説明で、人間は誰しも本来は女王アリのように高い能力を備えているが、発揮できていないだけだと主張する。
この考え方をベースに、前半では自分自身を知るワークを紹介して、強みや性格を理解するよう促す。
後半は幸福度を向上させる3つのワークを、読み進めながら実践できる内容となっている。
これらの自己診断やワークを行うことによって、誰でも比較的簡単に自分自身を見つめ直し、強みを伸ばし弱みも克服でき、幸福度を高めていける。
著者によると、本書のタイトルは本当は「幸せのメカニズム2」にしたかったそうだ。
実際に読んでみると、その思いが分かると思う。
すべての生きとし生けるものが幸せになるように願う著者の熱い思いが詰まった2冊は、続けて読むのが良いと思う。
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実践・脳を活かす幸福学 無意識の力を伸ばす8つの講義 単行本(ソフトカバー) – 2017/9/27
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ポジティブ心理学をはじめ、今、世界の名門大学で研究されている幸福学。慶應義塾大大学院では著者の前野隆司氏を先頭に、日々実証を積み重ねています。幸せの4つの因子によってレジリエンス(折れない心)を高め、ストレスを低減するワークや、人間関係を改善するメタ認知イメージワーク、マインドフルネスなどの共同研究のほか、コーチング、U理論、仏教などの知見を集大成して、実践法を完成して1冊にまとめたのが本書です。
「誰でも秘めた力がある」
ひとつひとつの質問が、あなたの中の力を発掘します。
脳科学、ロボット学者から幸福学研究の第一人者となった著者による、学生・社会人をつぎつぎ変えた講座が1冊の本になりました!
ポジティブ心理学をはじめ、今、世界の名門大学で研究されている幸福学。慶應義塾大大学院では著者を先頭に、日々実証を積み重ねています。
「どうすれば人は幸せになれるのか」。幸せの4つの因子によってレジリエンス(折れない心)を高め、ストレスを低減するハッピーワークショップや、人間関係を改善するメタ認知イメージワーク、マインドフルネスなどの共同研究のほか、コーチング、U理論、仏教などの知見を集大成し、効果的な実践法が見いだされました。ぜひ自分でわくわくしながら試してみてください。
8つのテストや診断があなたの隠された力を発掘していきます。
1 性格を知る あなたの強み・弱み
2 性格を知る あなたの本当の個性
3 心の幸せを測る16の質問
4 レジリエンス(回復力・適応力の強さ)度
5 幸せの基礎となる自分や他人への受容度
6 幸せの4つの因子を向上させるワーク
7 活力を取り戻すマインドフルネス瞑想
8 人間関係をメタ認知で解決するワーク
本書で唱える「人間万能仮説」とは、人はもともと欠けるところのない存在だということ。ところが、なぜみな万能でないのでしょう。それは環境や自分自身がその力にフタをしてしまうから。
――「学習性無力感」(どうせやっても無駄)、「学習性無能感」(自分の能力なんてこんなもの)、「学習性問題解決能力欠乏感」(どうせ自分にはこの困難を解決できない)、「学習性夢欠乏症」(かなわない夢なんて持っても無駄)、「学習性幸せ拒絶反応」(どうせ私はそんなに幸せにはなれない)。
本書のワークをとおして、これら無意識に刷り込まれた「どうせ」が超えられます。ポテンシャルを上げる、一生の底力となる実践の書。
「誰でも秘めた力がある」
ひとつひとつの質問が、あなたの中の力を発掘します。
脳科学、ロボット学者から幸福学研究の第一人者となった著者による、学生・社会人をつぎつぎ変えた講座が1冊の本になりました!
ポジティブ心理学をはじめ、今、世界の名門大学で研究されている幸福学。慶應義塾大大学院では著者を先頭に、日々実証を積み重ねています。
「どうすれば人は幸せになれるのか」。幸せの4つの因子によってレジリエンス(折れない心)を高め、ストレスを低減するハッピーワークショップや、人間関係を改善するメタ認知イメージワーク、マインドフルネスなどの共同研究のほか、コーチング、U理論、仏教などの知見を集大成し、効果的な実践法が見いだされました。ぜひ自分でわくわくしながら試してみてください。
8つのテストや診断があなたの隠された力を発掘していきます。
1 性格を知る あなたの強み・弱み
2 性格を知る あなたの本当の個性
3 心の幸せを測る16の質問
4 レジリエンス(回復力・適応力の強さ)度
5 幸せの基礎となる自分や他人への受容度
6 幸せの4つの因子を向上させるワーク
7 活力を取り戻すマインドフルネス瞑想
8 人間関係をメタ認知で解決するワーク
本書で唱える「人間万能仮説」とは、人はもともと欠けるところのない存在だということ。ところが、なぜみな万能でないのでしょう。それは環境や自分自身がその力にフタをしてしまうから。
――「学習性無力感」(どうせやっても無駄)、「学習性無能感」(自分の能力なんてこんなもの)、「学習性問題解決能力欠乏感」(どうせ自分にはこの困難を解決できない)、「学習性夢欠乏症」(かなわない夢なんて持っても無駄)、「学習性幸せ拒絶反応」(どうせ私はそんなに幸せにはなれない)。
本書のワークをとおして、これら無意識に刷り込まれた「どうせ」が超えられます。ポテンシャルを上げる、一生の底力となる実践の書。
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/9/27
- 寸法12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104062208156
- ISBN-13978-4062208154
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
現代人は、「学習性無力感」(どうせやっても無駄)、「学習性無能感」(自分の能力なんてこんなもの)、「学習性問題解決能力欠乏感」(どうせ自分にはこの困難を解決できない)、「学習性夢欠乏症」(かなわない夢なんて持っても無駄)、「学習性幸せ拒絶反応」(どうせ私はそんなに幸せにはなれない)に陥っているだけであって、本当は、自分の課題や世の中の課題をどんどん解決できる、すばらしい自分になれるポテンシャルを持っている。脳科学、ロボット学者から幸福学研究の第一人者となった著者による、社会人をつぎつぎ変えた講座!
著者について
前野 隆司
前野隆司――まえの・たかし
1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒。同大学大学院修士課程修了。キヤノン株式会社入社。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授など歴任。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)。ロボットや脳科学の研究を経て、「人間にかかわるシステムならばすべて対象」「人類にとって必要なものを創造的にデザインする」という方針のもと、理工学から心理学、社会学、哲学まで、分野を横断して研究。幸福学の日本での第一人者として、個人や企業、地域と各フェーズで活動。著書には、『脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説』(ちくま文庫)、『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『実践 ポジティブ心理学』(PHP新書)ほか多数。
前野隆司――まえの・たかし
1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒。同大学大学院修士課程修了。キヤノン株式会社入社。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授など歴任。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)。ロボットや脳科学の研究を経て、「人間にかかわるシステムならばすべて対象」「人類にとって必要なものを創造的にデザインする」という方針のもと、理工学から心理学、社会学、哲学まで、分野を横断して研究。幸福学の日本での第一人者として、個人や企業、地域と各フェーズで活動。著書には、『脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説』(ちくま文庫)、『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『実践 ポジティブ心理学』(PHP新書)ほか多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
前野/隆司
1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒。同大学大学院修士課程修了。キヤノン株式会社入社。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授など歴任。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒。同大学大学院修士課程修了。キヤノン株式会社入社。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授など歴任。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/9/27)
- 発売日 : 2017/9/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 250ページ
- ISBN-10 : 4062208156
- ISBN-13 : 978-4062208154
- 寸法 : 12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 138,131位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年山口生まれ。広島育ち。84年東工大卒。86年東工大修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶應義塾大学理工学部教授、ハーバード大学客員教授等を経て、2008年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科教授。2017年より慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。
研究領域は、ヒューマンロボットインタラクション、認知心理学・脳科学、心の哲学・倫理学から、地域活性化、イノベーション教育学、創造学、幸福学まで。主宰するヒューマンラボ(ヒューマンシステムデザイン研究室)では、人間にかかわる研究なら何でもする、というスタンスで、様々な研究・教育活動を行っている。また、所属する文理融合の大学院SDM研究科では、環境共生・安全などの社会的価値を考慮した様々なシステムのデザインに関する研究・教育を行っている。
著書に、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房)、『錯覚する脳』(筑摩書房)、『幸せのメカニズムー実践・幸福学入門』(講談社現代新書)など。近著に『幸せな職場の経営学』(小学館)、『ニコイチ幸福学』(CCCメディアハウス、妻のマドカとの共著)などがある。共著も多数。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月9日に日本でレビュー済み
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女王アリが死んだらその群れの誰かが女王アリになることを例として示しつつ、本来の可能性(誰でも女王アリになれる)を抑圧されたまま生きてるのが今の人たちだという「人間万能仮説」。
こんな言葉が刺さったら是非とも読んでみてください。
こんな言葉が刺さったら是非とも読んでみてください。
2017年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者と初期仏教のスマナサーラ長老による対談を読み、幸福学のことを知りました。
まるごと幸福について語られたノンフィクションを読んだのは初めてです。
自分にとってなじみのない分野でしたが、随所にワークがあり、能動的に実践することができるので助かりました。
ひと通り、最後まで取り組んでみたところ(ここが大事)、翌日から職場で感じるストレスが激減したことに驚きました。
覚りを目指す仏教は気が遠くなるような道のりですが、幸福学は実践したそばから幸福になれると実感しました。
ちょうど西洋医学の薬のように、飲めば(試しにでも実践してみれば)どなたにでも効果が現れるのではないでしょうか。
まるで、幸せになるためのエッセンスをギュッとカプセルに詰めこんだかのようです。
初期仏教は気になるが、どうしても宗教に抵抗感がある…という方にもオススメです。
まるごと幸福について語られたノンフィクションを読んだのは初めてです。
自分にとってなじみのない分野でしたが、随所にワークがあり、能動的に実践することができるので助かりました。
ひと通り、最後まで取り組んでみたところ(ここが大事)、翌日から職場で感じるストレスが激減したことに驚きました。
覚りを目指す仏教は気が遠くなるような道のりですが、幸福学は実践したそばから幸福になれると実感しました。
ちょうど西洋医学の薬のように、飲めば(試しにでも実践してみれば)どなたにでも効果が現れるのではないでしょうか。
まるで、幸せになるためのエッセンスをギュッとカプセルに詰めこんだかのようです。
初期仏教は気になるが、どうしても宗教に抵抗感がある…という方にもオススメです。
ベスト500レビュアー
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前野先生のことはロボットや脳科学の文脈で名前は知っていましたが、著作を読んだことはありませんでした。最近講義を聞いてその研究内容に興味を持って読んでみました。結論から言うと、大変素晴らしい本でした。タイトルにある幸福学とか無意識とかいう言葉を聞くと、何だかスピリチャルじみているような印象を受けるかもしれません。実際、斜に構えて意地の悪い読み方をすれば、そっち系の本に読めなくもないかもしれません。しかし、幸福に関する実証研究や心理学の手法を盛り込んでおり、きちんとしたアカデミックな本になっています。簡易診断などワークがちりばめられており、それを通じて自分の幸福度を診断できます。また、何より大変前向きなスタンスが本書全体を貫かれており、本書を読むだけでも幸福度が増します。本気で自分と他人の幸せを願う人や、人間関係の悩みを克服したい、幸福学という学術研究の最前線を知ろうとする人には打って付けの本です。
以下、印象に残った部分を要約してみます。
・幸せな人とは、、夢や希望や強みを持ち、つながりと感謝を持ち、前向きかつ楽観的に、自分らしく生きる人。あるいは、自分を信じ、他人を信じて生きている人
・無意識のうちに能力を出し切らずに小さいままにとどまるよう社会が設計されているのかもしれない
・人は皆すごいポテンシャルを持っているが、たまたま生まれてきてこれまでに色々なことがあったせいで、ポテンシャルに蓋をしているに過ぎない(人間万能仮説)
・長期にわたって強いストレスに直面した人は、その状況から逃れようと努力する行わなくなる(学習性無力感)。日本人は「学習性働きアリ症候群」。みんな女王アリになれるのに、自分は働きアリだと思い込んでいるだけ
・各人がそれぞれの興味分野で、日本のトップ2000位に入れば、日本人全員が女王アリ級になれる。自分の土俵で戦って第一人者でいい
・仏教における悟りは「本来の万能な自分に気づくこと」
・実は性格というのは、これまでの行いの集大成。たくさんのいいことや嫌なことの結果として、今の性格が現われ出ている
・人は美しく完全な部分より何か問題を秘めた部分いなぜか目が向いてしまう(認知的不協和)。何か自分の身に危機が訪れた際、それを回避するための機能
・他人は自分を移す鏡(心理学用語の投影)。他人の嫌いな箇所は自分自身の嫌いな箇所、他人の好きな箇所は自分自身の好きな箇所。他人に対し嫌いだと思った特徴は、自分が気になってしょうがない特徴。無意識のうちに鼻についたり不愉快に感じたりしている
・嫌いな人、苦手の人との出来事であなたは成長しているはず。嫌な人は、あなたを女王アリに成長させるための試練やヒントのために現れた
・幸せの4つの因子とそれを現す言葉
やってみよう:自己実現と成長の因子
ありがとう:つながりと感謝の因子
なんとかなる:前向きと楽観の因子
ありのままに:独立と自分らしさの因子
・心的要因は非地位財(地位として相対的に比較することが困難なものやこと)。外的要因は地位財(金、物品、地位のようい相対的に比較できるものやこと)。地位財による幸福は長続きしない
・自己受容と幸せの間には強い相関関係がある
・人間はまず自立した自己を確立してから、他人のことも思いやる利他的な自己へと成長する。利己的な人より利他的な人の方が明らかに幸せ度が高い傾向がある
・会話はポジティブ+助言を心がければ、ネガティブ表現なしに成り立つ。人格は変えなくてもいいが、相手に応じて表現は工夫した方がいい
・社員を幸せにしている経営の経営者は、社員に任せ、社員に伸び伸びとやらせている。子育ても同じで管理しない方が子どもは大きく育つ
・成功する人は「決める人」。やってみてダメでも、学びと教訓と経験が手に入る。マインドフルネスを和訳すると仏教用語の「念」。念は「今心」と書くように、今の心に意識を向けること。雑念を無理に鎮めようと思う必要はない
・偽善も積もれば善となる。無理矢理にでもいい行いをしていると幸せになる
以下、印象に残った部分を要約してみます。
・幸せな人とは、、夢や希望や強みを持ち、つながりと感謝を持ち、前向きかつ楽観的に、自分らしく生きる人。あるいは、自分を信じ、他人を信じて生きている人
・無意識のうちに能力を出し切らずに小さいままにとどまるよう社会が設計されているのかもしれない
・人は皆すごいポテンシャルを持っているが、たまたま生まれてきてこれまでに色々なことがあったせいで、ポテンシャルに蓋をしているに過ぎない(人間万能仮説)
・長期にわたって強いストレスに直面した人は、その状況から逃れようと努力する行わなくなる(学習性無力感)。日本人は「学習性働きアリ症候群」。みんな女王アリになれるのに、自分は働きアリだと思い込んでいるだけ
・各人がそれぞれの興味分野で、日本のトップ2000位に入れば、日本人全員が女王アリ級になれる。自分の土俵で戦って第一人者でいい
・仏教における悟りは「本来の万能な自分に気づくこと」
・実は性格というのは、これまでの行いの集大成。たくさんのいいことや嫌なことの結果として、今の性格が現われ出ている
・人は美しく完全な部分より何か問題を秘めた部分いなぜか目が向いてしまう(認知的不協和)。何か自分の身に危機が訪れた際、それを回避するための機能
・他人は自分を移す鏡(心理学用語の投影)。他人の嫌いな箇所は自分自身の嫌いな箇所、他人の好きな箇所は自分自身の好きな箇所。他人に対し嫌いだと思った特徴は、自分が気になってしょうがない特徴。無意識のうちに鼻についたり不愉快に感じたりしている
・嫌いな人、苦手の人との出来事であなたは成長しているはず。嫌な人は、あなたを女王アリに成長させるための試練やヒントのために現れた
・幸せの4つの因子とそれを現す言葉
やってみよう:自己実現と成長の因子
ありがとう:つながりと感謝の因子
なんとかなる:前向きと楽観の因子
ありのままに:独立と自分らしさの因子
・心的要因は非地位財(地位として相対的に比較することが困難なものやこと)。外的要因は地位財(金、物品、地位のようい相対的に比較できるものやこと)。地位財による幸福は長続きしない
・自己受容と幸せの間には強い相関関係がある
・人間はまず自立した自己を確立してから、他人のことも思いやる利他的な自己へと成長する。利己的な人より利他的な人の方が明らかに幸せ度が高い傾向がある
・会話はポジティブ+助言を心がければ、ネガティブ表現なしに成り立つ。人格は変えなくてもいいが、相手に応じて表現は工夫した方がいい
・社員を幸せにしている経営の経営者は、社員に任せ、社員に伸び伸びとやらせている。子育ても同じで管理しない方が子どもは大きく育つ
・成功する人は「決める人」。やってみてダメでも、学びと教訓と経験が手に入る。マインドフルネスを和訳すると仏教用語の「念」。念は「今心」と書くように、今の心に意識を向けること。雑念を無理に鎮めようと思う必要はない
・偽善も積もれば善となる。無理矢理にでもいい行いをしていると幸せになる