実戦・日本語の作文技術 (朝日文庫) (日本語) 文庫 – 1994/9/1
本多 勝一
(著)
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本の長さ302ページ
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言語日本語
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出版社朝日新聞社
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発売日1994/9/1
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ISBN-104022610530
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ISBN-13978-4022610539
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.5
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月9日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
前作に引き続き新しい技術を教える――わけではなく前作で教えた技術を用いて例文を添削する内容になっている。前作の技術をじっくりと復習したい人にお誂え向きだけれど、前作をじっくりと再読すれば十分に復習し得ると個人的に思うので星は四つに。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2009年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は練習帳です。教科書は、前著の『
新装版 日本語の作文技術
』。
文章の上達には2つの掟に抑えれば良いとの指摘は前著のとおり。
・修飾の順序
・句読点の打ち方(特に読点)
読んでわかったつもりでも、書いてみて気づくことがあります。
是非、試してみましょう。納得するまで、書いて考えてみましょう。
練習帳が欲しいかたはどうぞ。
文章の上達には2つの掟に抑えれば良いとの指摘は前著のとおり。
・修飾の順序
・句読点の打ち方(特に読点)
読んでわかったつもりでも、書いてみて気づくことがあります。
是非、試してみましょう。納得するまで、書いて考えてみましょう。
練習帳が欲しいかたはどうぞ。
2003年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、評価の高い『日本語の作文技術』の続編です。「〈前編〉実践・日本語の作文技術」と「〈後編〉日本語をめぐる『国語』的状況」に大きく分かれていて、前編は前著の重要ポイントの確認とその具体的適用を示し、後編で日本語論とも言うべき日本語に関する興味深い考察がなされている。
前編の内容は、前著『日本語の作文技術』を読めば十分であるとの印象を受けたが、裁判の判決文を分かやすい日本語に変換してみせるなど、優れた分析も多い。
後編は、作文技術とは直接のつながりはないものだけれども、力が入っている文なのでとても面白いし、指摘も妥当なものが多いと感じた。おそらく意見は分かれるだろうから、批判的な眼で読み進めてみるのも良いだろう。
優れた内容であるが、前編の部分は前著で十分であると感じたし、後編の部分は「作文技術」と題する本書の守備範囲からは越えていると思われる。本書のこうした構成上の問題は「はじめに」でことわりを入れているので、目を通してから購入されてはいかがだろうか(もちろん前著を読んだ上で)。
前編の内容は、前著『日本語の作文技術』を読めば十分であるとの印象を受けたが、裁判の判決文を分かやすい日本語に変換してみせるなど、優れた分析も多い。
後編は、作文技術とは直接のつながりはないものだけれども、力が入っている文なのでとても面白いし、指摘も妥当なものが多いと感じた。おそらく意見は分かれるだろうから、批判的な眼で読み進めてみるのも良いだろう。
優れた内容であるが、前編の部分は前著で十分であると感じたし、後編の部分は「作文技術」と題する本書の守備範囲からは越えていると思われる。本書のこうした構成上の問題は「はじめに」でことわりを入れているので、目を通してから購入されてはいかがだろうか(もちろん前著を読んだ上で)。
2014年1月10日に日本でレビュー済み
前著『日本語の作文技術』(朝日文庫)の続編として出版された本です。前著を読んだ人が作文技術の復習をしたり、応用や実践・実戦をするための参考になります。
「わかりやすい」ための作文技術の初歩的かつ中心的部分は「語順」と「句読点」にあり、これらの中でもさらに核心となるのは「読点」です。
■日本語の語順の基本原則は以下の通りです。
1. 述部(動詞・形容詞・形容動詞)が最後にきます。
2. 形容する詞句が先にきます。
3. 長い修飾語ほど先に。
4. 句を先に。
■テンの二大原則は以下の通りです。
1. 長い修飾語が二つ以上あるときその境界にテンをうちます(長い修飾語の原則)。
2. 語順が逆になったときにテンをうちます(逆順の原則)。
■また、思想の最小単位をしめすときにテンをうちます(思想のテン)。
これらがつかいこなせるようになるだけで、ともかく一定レベル以上の文章になります。
応用編として参考になるのが事実の記述の仕方です。たとえば、ABCDEの五つの事実があったとすると、一番おもしろい事実(たとえばD)をくわしく具体的に書きます。のこったABCEの四つについては、Dを補強する形でつかいます。全体で100の説明をするとしたら、その内容の80は一つのことだけを書き、のこりの20で四つのものを軽く書きます。
また、書き出しの工夫として、読者をひきつけるためには途中の説明はしないで、興味のある部分をいきなり書く、すぐに現場に入るのがよいと述べています。
本多勝一氏の作文技術には、わかりやすい日本語を書くための原則が単純明快にしめされているので、ほかの著者の関連著書よりも、まず第一に、この作文技術あるいは原則を徹底的に勉強し訓練するのがよいでしょう。
「わかりやすい」ための作文技術の初歩的かつ中心的部分は「語順」と「句読点」にあり、これらの中でもさらに核心となるのは「読点」です。
■日本語の語順の基本原則は以下の通りです。
1. 述部(動詞・形容詞・形容動詞)が最後にきます。
2. 形容する詞句が先にきます。
3. 長い修飾語ほど先に。
4. 句を先に。
■テンの二大原則は以下の通りです。
1. 長い修飾語が二つ以上あるときその境界にテンをうちます(長い修飾語の原則)。
2. 語順が逆になったときにテンをうちます(逆順の原則)。
■また、思想の最小単位をしめすときにテンをうちます(思想のテン)。
これらがつかいこなせるようになるだけで、ともかく一定レベル以上の文章になります。
応用編として参考になるのが事実の記述の仕方です。たとえば、ABCDEの五つの事実があったとすると、一番おもしろい事実(たとえばD)をくわしく具体的に書きます。のこったABCEの四つについては、Dを補強する形でつかいます。全体で100の説明をするとしたら、その内容の80は一つのことだけを書き、のこりの20で四つのものを軽く書きます。
また、書き出しの工夫として、読者をひきつけるためには途中の説明はしないで、興味のある部分をいきなり書く、すぐに現場に入るのがよいと述べています。
本多勝一氏の作文技術には、わかりやすい日本語を書くための原則が単純明快にしめされているので、ほかの著者の関連著書よりも、まず第一に、この作文技術あるいは原則を徹底的に勉強し訓練するのがよいでしょう。